役者が演技をする時
2つのタイプがあるときいたことがあります
一つは、仮面を付けるみたいに
自分がキャラクターの中に入っていくアプローチ法
「この人はこういう人だ。こういう設定だ。」
ということを理解して
やや客観的にキャラクターの中に入って
演じていくやり方だと思う
もう一つは逆に
自分の中に、演じるキャラクターを入れるやり方
有名な俳優だったら
例えば樹木希林なら
どんな役を演じていても、樹木希林にしか見えないみたいに
個性派俳優さんに多いタイプなんだけど
自分の器の中に、演じるキャラクターを入れ
そのキャラクターが感じていることを
あたかも自分が感じているように表現する
役者とキャラクターが一体化していて
演技はとても自然
宝塚のお芝居を観ていて
宝塚の男役スターさん達は
みんな前者の
仮面を付けて演じているな、と思いました
お芝居も「スタイル」で見せるタイプで
例えば戦闘シーンに
リアリティとか
ナチュラルさはあまりなく
「私たちは今、戦争してますよ~」と
バレエが踊りで戦いを表現するように
華麗に、美しく見せて、魅せています
歌舞伎なんかも同じ
スタイルのお芝居
宝塚の男役スターさん達は
男らしい歩き方や立ち居振る舞い、仕草を見せるけど
リアルな男性とは遠い
あくまで美しく華麗
男の仮面を被って
男性のキャラクターを
絵を描くように
バレエを踊るように表現していると感じました
さてさて、先日観た
宝塚のベルばらに
1人、明らかに周りの男役スターさんとは違う方がいらっしゃいました
男っぷりが実にナチュラルなのです
低い声も自然
歩き方も自然
「あれ?男性ホルモン注射してる?」
と思うくらい
リアルな男性に見えました(←失礼だな~)
スタイルのお芝居とは違います
リアリズムのお芝居
宝塚の男役スターさんたちは
仮面の隙間から時々チラチラと見える
「女性」が
また面白いのですが
彼女は隙がない
最初から仮面などない
全身が男性になっているよう
彼女は男の仮面を被っているのではなく
自分の中に男性のキャラクターを入れて
自分自身と一体化させて見せてくれいるように見えました
「宝塚の男役スターはみんな仮面を付けるタイプ」
と、私は思っていましたが
もしかしたら、彼女以外にも
ナチュラルな男っぷりを見せてくれる男役さんは
たくさんいるのかも
これからはそういう所も注目して
お芝居見ていきたいと思いました
2つのタイプがあるときいたことがあります
一つは、仮面を付けるみたいに
自分がキャラクターの中に入っていくアプローチ法
「この人はこういう人だ。こういう設定だ。」
ということを理解して
やや客観的にキャラクターの中に入って
演じていくやり方だと思う
もう一つは逆に
自分の中に、演じるキャラクターを入れるやり方
有名な俳優だったら
例えば樹木希林なら
どんな役を演じていても、樹木希林にしか見えないみたいに
個性派俳優さんに多いタイプなんだけど
自分の器の中に、演じるキャラクターを入れ
そのキャラクターが感じていることを
あたかも自分が感じているように表現する
役者とキャラクターが一体化していて
演技はとても自然
宝塚のお芝居を観ていて
宝塚の男役スターさん達は
みんな前者の
仮面を付けて演じているな、と思いました
お芝居も「スタイル」で見せるタイプで
例えば戦闘シーンに
リアリティとか
ナチュラルさはあまりなく
「私たちは今、戦争してますよ~」と
バレエが踊りで戦いを表現するように
華麗に、美しく見せて、魅せています
歌舞伎なんかも同じ
スタイルのお芝居
宝塚の男役スターさん達は
男らしい歩き方や立ち居振る舞い、仕草を見せるけど
リアルな男性とは遠い
あくまで美しく華麗
男の仮面を被って
男性のキャラクターを
絵を描くように
バレエを踊るように表現していると感じました
さてさて、先日観た
宝塚のベルばらに
1人、明らかに周りの男役スターさんとは違う方がいらっしゃいました
男っぷりが実にナチュラルなのです
低い声も自然
歩き方も自然
「あれ?男性ホルモン注射してる?」
と思うくらい
リアルな男性に見えました(←失礼だな~)
スタイルのお芝居とは違います
リアリズムのお芝居
宝塚の男役スターさんたちは
仮面の隙間から時々チラチラと見える
「女性」が
また面白いのですが
彼女は隙がない
最初から仮面などない
全身が男性になっているよう
彼女は男の仮面を被っているのではなく
自分の中に男性のキャラクターを入れて
自分自身と一体化させて見せてくれいるように見えました
「宝塚の男役スターはみんな仮面を付けるタイプ」
と、私は思っていましたが
もしかしたら、彼女以外にも
ナチュラルな男っぷりを見せてくれる男役さんは
たくさんいるのかも
これからはそういう所も注目して
お芝居見ていきたいと思いました