本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

愛書家川柳

2011年01月17日 | そのほかの趣味

どうもどうも。
電子書籍端末のどれが自分に向いているか判断がつかず、
考慮条件としてはやっぱり中身の充実でしょうと各電子書籍ストアを覗くたび、
「検索条件に当てはまるものはありません」という素っ気ない結果に打ちひしがれる桜雪です。

各端末の電子書籍ストア。数多くの書籍を揃えていると宣伝していても、
まだまだボーイズラブと時代小説と官能小説とライトなベストセラー本ばかりだもんなあ。
これでは決めかねるのです。
部数の伸びない専門書とか、持ち運びが大変な図鑑とか、
復刊ドットコムでリクエストしたままどうにもならない絶版本とか、
電子書籍になってくれたら、きっと狂喜乱舞するのに…。
(あと、増刷しない雑誌のバックナンバーとか。
実は「クウネル」を収集しているのですが、
古本屋でのものすごい偶然の出会いに賭けているのですよ)

紙の本と電子書籍。それぞれに利点があるので、
どちらかにつぶされることなく、伸ばしあってほしい…。
愛書家の願いであります。
という訳で、この間思いついた、本にまつわる川柳。

<絶版に なっては困ると 買い急ぎ>

別に今すぐ読む訳じゃないんだけど…。
最近出版不況だから、売れ筋じゃないとすぐ入手困難になっちゃうから…。
などと、自分に言い訳してはとりあえずその本を買う。
そして積読…。手元にあるだけで安心してしまうんだよな。

<探しつつ 別の出会いに 流されて>

読みたい本リストを用意したからと言って、目移りしない訳ではない。
作者名や出版社を辿って行くうちに、新たな興味がわいて、
当初の予定とは全く違う本を買ってしまったり…。
まあ、予期しない遭遇から世界が広がることもあるし、とまた言い訳。

<貸した本 返せと言えず 買い直す>

読んでなくても返してほしいと言いそびれたまま月日がたち、
貸した相手とも疎遠になって今更どうすることもできないが、
それでも失われた本のことは忘れられなかったりするもの。
その悔しさから逃れるには、もう同じ本を買い直すしかない。勿体ないけど。

<古本屋 ベストセラーの 叩き売り>

売れた本ほど市場に流れるものとはいえ、
ブームが去った後、古本屋に同じ題名がずらりと並び、しかも100円だったりすると…。
過去の残骸を見ているようで、物悲しい気持ちになる。
まあ、定価で買えず断念した単行本も混ざっているので見逃せないのだが。

<顧みる 乱読の日々 悔いは無し>

“人生は短く、この本を読めばあの本は読めない”とラスキンも言っているのだから、
もっと系統立てて読書をするべきだったろうかと考えてみたが、
その時々の気分に応じた乱読でも、積み重なってきたものが自分の一部になっているはずである。
だから後悔なんてしない。これからも心の赴くままに、読む、読む、読む。


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土曜日、夫と久々にブックオフへ行きました。
本当は年末年始の出費や灯油代がたたって金欠だったのだけれど…。
目の前に掘り出し物があるのだから、誘惑に抗えないではないか!
他で節約しようと誓いつつ、数冊の本を選んだところ…
夫がマンガ本を何十冊も大人買いしておりました。
相変わらずあの思い切りの良さは真似できない…。



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