高見沢俊彦トークショー ＴＯＫＹＯ ＧＵＩＴＡＲ ＳＨＯＷ ２０１３

ＴＯＫＹＯ　ＧＵＩＴＡＲ　ＳＨＯＷ　２０１３　
２０１３．６．２９（土）　　　　ベルサール渋谷ガーデン　イベントホール

高見沢俊彦トークショー　１６：４０～１７：０５　　フェンダーショーケース・ステージ

１５：４０から整理券配布。１５：５０まで２５０名を越えたら抽選。
抽選になったのかどうかは、よく分からないが、２５０名近くはいたと思う。
その後、入場番号が書かれたカードを引いて、番号順に並んで時間になったら会場へ。

ステージには、高見沢さんのフェンダーのギターが何本か並んでいる。
ギターのことは詳しくないので、並んでいるのを見て、テレキャスターだって、そんな感じ。
ライブで使用しているのもあった。
そのギターを紹介してくれるという流れ。
相手の方がフェンダーの方なので、詳しくて高見沢さんが「詳しいね、僕いらないじゃない」なんてことも。

テレキャスターはあまり好きではなく、使っていなかったが、闘牛で骨折した時に、弦が抑えられなくて音が出ない。
そんな時、テレキャスターは出たので、そこから使うようになって嵌ったと。
そう言えば、その頃にそんな話をしていたことを思い出した。

『ブルーフラワー』
Ｆｌｏｗｅｒｓツアーのチケットなどに登場したギター。
実際にも似たペイントのギターとベースが登場していたのだが、これはかなり古いモデルで人前に出るのは初めて。
模様は布は貼ってありその上から塗装（？）しているのでヒビや剥がれがあるそうだ。
だからライブでは使えないので、レコーディング専門。
今日は人前に出られて、ギターも喜んでいると。
「よかったな」って、本当にギターに話し掛ける高見沢さん。
ギターへの優しい思いも見られた。

オールド繋がりで、と次が
『５８年のストラトキャスター』と『６１年ストラトキャスター』
ネックを見ながら「削ってあります？」と聞かれて「前に持っていた人が」と。
どちらかはネックを取り換えているようで、それで音が変わるらしい。
かなり使い込んであり「ギタリスト（ミュージシャンだったかな）のギターですねー」と。

『ジャズマスター』
（だったと思うけれど、違うギターだったかも）
ライブでも使っている、黒（と思っていた）と赤っぽい茶色のピックガードのギター。
色合いがちょっと変わっている。
ボディが黒に見えるけれど、黒じゃない。（焦げ茶だったようだ）
家具に使っている木。

『ジミヘンモデルの白いギター』
ネットで購入した。
裏にはジミヘンのシルエットの画像が付いている。
値段はそんなに高くなかった。
ネックが太いのか、ボディの近くの所では、弦が抑えられず焦った。
ということは、ライブで使って気が付いたのかな？
左利き用だから、違うのか。
でも、ジミヘンが演奏しているのを見たら、指が長い！という結論に？

『スワロフスキーギター』
ピックガードの方にびっしりとスワロフスキーが付いている、ライブでお馴染みのギター。
司会の方が、ライブの時、照明が当たるとキラキラととても綺麗だったと。
この製作には３年かかったそうで、何より、スワロフスキーが取れないように、接着剤から考えたとか。
一つ一つ手作業で貼りつけたそうだ。
高見沢さんも「ひとつも取れないし、いいおろしが出来る」って。
何おろすの、ピックおろし？

今注文しているギターもあるそうだが、注文が厳しくてなかなか出来ないらしい。
今度作っている工房に行ってみたいと２人で盛り上がる。
実現するのかな。アメリカのどこか？

最後に、ソロのアルバム「雷神」が完成したことを告げ、「７月３１日発売なのでよろしく」と。
その後には、ソロツアーもあります。


こういうイベントは撮影禁止が普通なのだが、始めの会場を撮っている人は多く自分も。
始まる前にその案内があるかと思ったら何もない。
高見沢さんを撮っている人がたくさんいるから、いいのだろうかと自分もカメラを出して構えた途端に、トンと肩を叩かれた。
端にいたので、すぐ隣に係の人がいて「撮影禁止」の紙を申し訳なさそうに見せられた。
やっぱり駄目なのだとカメラを仕舞う。
でも、その注意が届かない真ん中の人たちは撮り続けているという。
と、かなりたってから司会の方が「始めに言えばよかったんですが、このイベントは撮影禁止なんです」と。
それに対して高見沢さんは、
「でも、ずっと撮っているよね。これでもかって撮っているよね。もういいよ、撮っても」
「高見沢さんがそうおっしゃるなら」と撮影ＯＫになった。
優しい高見沢さんのお言葉で、やっと安心して写真が撮れた。
上手く撮れなかったけど。