「黒い河」 G・M・フォード 新潮文庫
BLACK RIVER 三川基好・訳
手抜き工事が、ほんの小さい地震で病院を崩れさせ63人の犠牲者を出す。
指示をした黒幕はロシア人ギャングのニコラス・バラギュラ。
バラギュラの片腕として働くミハイル・イワノフの知恵もあり、始めの裁判では無罪を勝ち取る。
それは本来秘密になっている陪審員を買収していたからだ。
ノンフィクション作家のフランク・コーソは、バラギュラの悪事を暴く本を執筆中で、裁判の傍聴を許される。
カメラマンのメグ・ドアティは、この事件を取材していて瀕死の重傷を負う。
メグはフランクの元恋人で、フランクはその原因を探ろうとする。
フランクの行動を邪魔に思うバラギュラは、コーソにも殺し屋を差し向ける。
絵に描いたような悪人。
殺し屋と金で全てが解決出来ると思っている。
誰もが分かっているが、それを法では裁けないジレンマ。
現実に向き合って、遮二無二突き進む主人公のパワーが凄い。
かなりハードボイルド部分も多い。
しかし、裁判の面白さもある。
陪審員を探り出すことや、その調査などサスペンスとしても楽しめる。
しかし、誰もがお金、お金なのだ。
BLACK RIVER 三川基好・訳
手抜き工事が、ほんの小さい地震で病院を崩れさせ63人の犠牲者を出す。
指示をした黒幕はロシア人ギャングのニコラス・バラギュラ。
バラギュラの片腕として働くミハイル・イワノフの知恵もあり、始めの裁判では無罪を勝ち取る。
それは本来秘密になっている陪審員を買収していたからだ。
ノンフィクション作家のフランク・コーソは、バラギュラの悪事を暴く本を執筆中で、裁判の傍聴を許される。
カメラマンのメグ・ドアティは、この事件を取材していて瀕死の重傷を負う。
メグはフランクの元恋人で、フランクはその原因を探ろうとする。
フランクの行動を邪魔に思うバラギュラは、コーソにも殺し屋を差し向ける。
絵に描いたような悪人。
殺し屋と金で全てが解決出来ると思っている。
誰もが分かっているが、それを法では裁けないジレンマ。
現実に向き合って、遮二無二突き進む主人公のパワーが凄い。
かなりハードボイルド部分も多い。
しかし、裁判の面白さもある。
陪審員を探り出すことや、その調査などサスペンスとしても楽しめる。
しかし、誰もがお金、お金なのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます