GB(グランドバンクス)の三角フラッグを掲げていた船首のフラッグ用のポールが風でへし折れました。
木製のポールの下部にステンレスパイプがセットされていて、それをステイのソケットに差し込んで
ボルトで固定されます。
(参考写真)
ちょうどステンレスパイプの通しボルト辺りでへし折れていました。
まずは、ステンレスパイプの中に折れて残った木片を抜き取ります。単純なことなんですが、道具もなく大変でした。
それから木製ポールを長さを決めて切り詰め、ステンレスパイプに挿入できるようにカッターナイフで削り出して行きます。
これもろくな道具がなく、のこぎりとカッターだけで作業を進めました。(涙)
※ステンレスパイプと折れて中に残ってしまっていた木片です。
※気が遠くなりながら、ひたすらカッターで削ってゆきます。デカい鉛筆を削る要領ですかね!(笑)
※先端の黒い部分がパイプの内径なので、そこに到達するまで削り倒します。親指が痛い!
ちょうどパイプの長さでポールに金切りノコで切り目を入れてそこから先を細くします。
※少し削ってはパイプを合わせの作業を繰り返し。
※夜はどんどん更けてゆきます。
※だいぶ入ってきた!
※このあたりまで来ると「同芯度」が気になり始めます。
くるくる回してブレをチェックしながら偏らないように削ってゆきます。
※削る量を細かくして丁寧にサイズを合わせます。
※もうすぐです。角を整えながら削り進めます。
※やっと入った!テーブルの上は削り粉の山。所要時間3時間余り!
同芯度もそれどほブレずに何とか完成! 今日はここまで.....!へとへとです。
あとは接着剤を塗布して挿入し、通しボルト用の穴を電ドルであけたら完成で、
仕上げにウレタンニスを塗布したら終了です。
※ばっちりです。
※ 旗をなびかせてクルージングしたいですね!
※ 仮につけてみました。
MF記