ワッツ

今日は、ＣＭのお話から。

「キャプテンの歌うシリーズのＣＭが好きです。
　ああいう歌って、撮影の現場で、いきなり覚えるんですか？
　それとも、前もってＣＤなどを渡されるんですか？」の質問。

ん？木村さん、声が少し荒れてるね。
お疲れ？（ここだけかな？）

「最近、歌うシリーズが続いているけど
　結構、張り切ってやっているんですよ。
　撮影自体は、物凄く真面目にやっているんで。
　その真面目にやっているものが、リアクションとして
　あれ面白いなと言われると、ギャップが僕は楽しいです。

　歌は、仮ボーカルみたいなのが届くけど
　ＣＭの現場で、振付の確認をしながら覚えてます。
　移動中の車の中で、聴いていたらおかしいでしょ？
　首都高乗っている最中に『カレーのコロチャ～♪』って
　おかしいでしょ？」

確かに、車からカップヌードルのＣＭの歌が
大音量で聞こえたら、おかしいですね。
そして、その車に木村さんが乗っていたとしたら
想像すると、笑っちゃいます。

「ガンズが１２月に来日します。
　でも、その時期は忙しいスケジュールの予定なんだよね。
　今回は、我慢かな。」

１２月は、ドラマとかの撮影が無くても、
忙しいスケジュールですもんね。
映画があるとなると、いろいろ大変なんでしょうね。
あれとか、あれは無くてもいいから
個人のお仕事に集中していける環境だといいな、なんて
勝手なことも考えてしまいます。

「カレーコロチャーのＣＭで共演している
　女性ダンサーさんは、このためだけに
　ドバイから来てます。
　ドバイで、普段からベリーダンスをしている
　プロのダンサーです。
　あの踊りのためだけに来たの、凄くない～」

「ダンスの部分で、いかにもインドの方たちがやるような
　首をカクカクさせるフリをやっているんですけども
　首の動きは本物ですよね。
　練習したんですか？」の質問。

「この質問が、たくさん来ているんですけど
　割と得意なんです。
　スイッチを押してくれたのは、マイケルですけども。

　現場で、黒田監督が『これ出来るかな？』と
　心配だったらしいです。
　センターの一番前の木村が、出来なかったらどうするんだという
　空気が流れていたんですけど。
　首をクククっとやってみたら
　『あっ出来るじゃん』という話になって
　すぐ撮影に入りました。」

時々、いろんな場面で披露していますもんね。
木村さんは、体が柔らかいから
凄く柔軟なダンスを見せてくれています。

「歌は、ちゃんと最終的に録らないといけないので
　そのまんまのセットの中で
　俺一人で歌うんですよ。
　凄い真面目に歌ってるんですよ。
　何度も『カレーのコロチャ♪』って。
　あの歌別撮りの空間が、一番恥ずかしい。」

この歌うシリーズをＣＤにしてプレゼントしてくれないかなぁ。
そしたら、もっともっとカップヌードルを買いますよ。

「キャプテンは、ロックに詳しいですよね。
　ワッツは、くだらない話が盛り沢山で（笑）
　それを、楽しみに聞いてますが
　部分的にちょっと出てくる音楽の話も楽しみです。」とのメッセージ。

「どっちがいいんですか？
　でも、まだ先がありました。
　キャプテンは、どうやってロックに詳しくなりましたか？

　１７歳ぐらいだと、嵌るのに、ちょうどいい年齢。
　僕が、嵌り出したのは、中学生の後半ぐらいかな。
　友達に教えてもらったり
　英語の授業の始まりに、先生が毎回
　ビリー・ジョエルとか洋楽をかけてくれて
　英語の歌詞を配ってくれて、授業を進めてくれたので
　きっかけの一つだったと思う。

　ロックということで、『なんじゃこれ？』となったのが
　アクシアのカセットテープのＣＭでした。
　ボンジョビが出てきたときに、『ボンジョビってなんぞや？』
　という感じになて聞き始めた。

　好きになったバンドについて詳しくなったりして
　そのバンドのメンバーの交友関係や
　そのバンドの憧れのバンドを遡ってみたりして
　徐々に範囲が広がった。
　入口は８０年代から入るんだけど
　聴いてくたびに７０年代に、フィードバックしていった。

　自分的に、ド嵌りしたのは
　ガンズ・ボンジョビ・モトリー・エアロ。」

木村さんの好きなロックのお話が続きましたが
ここでまたＣＭのお話へ。

「この間の土曜から、ＳｏｆｔＢａｎｋのＣＭの
　新しいバージョンが、始まりましたね。
　今回は、ＳＭＡＰ５人のＣＭなのにロケです。
　５人いっぺんにロケするのは、かなりレアですね。
　ポカリのラグビー編以来。
　ポカリのは、人から見えないように
　周りを囲ってやったが、今回は、街頭ですよ。
　こういうのは、相当やっていなかったんじゃないですか。

　実際に表参道のお店でロケをした。
　お店のお姉さんも、実際に、そのお店で働いていらっしゃる方。
　ビクターの本社に集合して、着替えをして
　黒いＳＭＡＰカーに乗りこんで、表参道店まで行って
　ロケさせてもらったんですけど。

　まだ、放送されていないけど
　車中でＳｏｆｔＢａｎｋ携帯の電波調査を街中でする
　というシリーズも撮ったんですよ。

　１台の車に５人が乗るという空間が
　メンバーとしてもレアだったので、不思議な時間でした。
　カメラマンすら乗っていない。
　運転のドライバーさんだけなので
　ドライバーさんが、気まずかったと思う。　
　凄い慎重に運転してくれました。

　ＳＭＡＰ全員での街頭ロケの話をしたので
　ＳＭＡＰ全員でＰＶをロケしたＳＨＡＫＥを。
　このロケ恥ずかしかった。」

運転手さんは、緊張したでしょうね。
ＣＭでは、黒い犬になっちゃってますけど。
木村さんが運転でもよかったのにな・・

５人でロケしたＰＶって結構ありますよね。
「青いイナズマ」のロンドンロケや
「ダイナマイト」でも、トラックの荷台で歌ってましたね。
他にもいろいろ。
「ＳＨＡＫＥ」が思い出せない・・・

「僕思うんですけど
　ＳＭＡＰ５人でロケをやる時、周りの皆さんが
　いろんなことを配慮してくださり、
　スタンバイしてくださるのは、ありがたいんですけど
　ちょっと大袈裟です。
　あまりに、いろんなことを考えてくださるので
　ＳＭＡＰごときに、あんなに配慮しなくてもいいと思います。
　用意できたら、ポンと出してくれれば
　もっとドキュメントタッチで、よりイケルんじゃないかと。

　過保護すぎですね。
　つぎは、もっと厳しくやってほしいですね。」

自由に動けば、もっと面白いものが撮れるとは思うけど
騒ぎになって、大変な事態が起きても困ります。
特に木村さんの撮影現場は、
いつも大変な騒ぎになります。
そんなことも配慮しての、ガードなんでしょうね。
ガードのこと以外にも・・・？

なんたって、木村さんは
「映像界の宝」ですから。

でね・・また、俺様とかなんとか言われちゃうしね。
５人だけでやると、役割が決まっちゃうから嫌だな～

「あっ今日は、何もポロリしていなかったね。
　あのね、近々放送になると思うけど
　スマスマに、たけしさんが来てくれました。
　個人的には、去年の２７時間テレビのタクちゃんマンの時に
　若干、掛け合いをさせていただいただけなので
　なんか緊張しました。　
　どういう風に接していいのか、さんまさんに
　メールで聞こうとしたが、
　それは、聞かなかったですけど。
　詳しいことは、また今度お話したいと思います。」

自分で、ポロリって言っちゃいましたよ。
自覚があるというか
いつも確信犯的なポロリなんですね。
木村さんが、伝えられる範囲でポロリしてくれる
その気持ちが、可愛らしく、そして優しくて
嬉しいですね。