前へ(畑仕事とお出かけ写真日記です)

映画

「ザ・ムーン」
無音のなかで始まった、静かな映画でした。
こういうものに興味のない人には、退屈かもしれません。
ナレーションがあるわけでもなく、作った映像もなく
宇宙飛行士だった人たちの、インタビュー形式で構成されていました。
実際に宇宙へ飛び立った方々の言葉なので、リアルで説得力があります。
NASAの秘蔵映像もあり、興味深く美しい映像でした。
打ち上げシーンの映像は、素晴らしいです。


そもそも月に降り立ったこと自体が嘘という記事も見たことがありましたが
それを否定する映画でもありました。
「誰もこの足跡を消すことは出来ない」と。

1969年に、初めて人類が月面に降り立ってから、40年過ぎました。
あの頃のアポロ計画で、12人が月に降りて以来、月に降りていないことが
捏造とされる原因の1つなのでしょうか。

でも、宇宙飛行士の方の言葉には、説得力がありました。
「(月面での)一人の人間にとっては、小さな一歩だが
  人類にとっては大きな飛躍だ」
人類の夢と希望を実現させた、アポロ計画。
熱い情熱を感じましたね。
でも、送り出す家族は心配でたまらなかったでしょうね。

丸い地平線に見えていた地球が、やがて球体に見えるようになります。
宇宙飛行士たちも、その宇宙の景色に感動していました。
一度、この目で直接、青く美しい丸い地球を見たいものです。

地球に36億人、月に2人、宇宙船に1人。
不思議な現実。
月は、静かな白い砂漠のようでしたね。
初めて月面に着陸船が降り立った時の、宇宙センター(かな?)の
人たちの表情が印象的です。
みんな安堵の微笑みと、静かな歓喜。
あまりにも緊張した後の喜びは、静かに静かに深く広がるのですね。

試合中の野球場にまで、ニュースが流れ、場内は歓喜に沸きます。
日本でも、テレビ中継され、なんとなく見ていた記憶があります。
遠い世界の出来事として。

人類の大きな偉業として、世界中で歓迎されますが
「月を歩いた男」として、それが一生ついて回ると、飛行士の方が
仰ってました。

そして、今の地球への警鐘もあります。
今、地球に生きていられることは幸せ~と。
大切なことばも多くありましたので、もう1度、ゆっくり見返したい映画です。
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