木村さんが、泣いたのもわかる気がする。
私の感想ですから、捉え方も間違っているかもしれない。
感じ方も違うかもしれません。
若いころは、ロックが好きで、
ライブにも時々行っていたのですが
結婚してからは、なかなか聴く機会も無くて・・・
それが、木村さんのファンになり、
木村さんのワッツを聴くようになって
昔の気持ちが蘇りました。
そして、木村さんとロックが好きという気持ちを
共有できることに、嬉しさも感じていました。
都会では、満席のところもあるようですが
今日の観客は、10人ほど。
その中で、女性は3人。
終わった後、鼻をすすっている男性も、いらっしゃいました。
(こちらでは、宣伝もしていないような気がします)
以下、ネタばれ有ると思います。
10代からロックを始めて30年間
売れることを夢見続けてきた男たちの、ドキュメンタリーです。
感動を押し付けるのではなく
淡々と、でも熱く見ているものに伝わってきます。
彼らのサクセスストーリーではなくて
現実を追った映画。
ヨーロッパツアーに出るものの
たくさんのトラブル続きで、客も入らない・・
ANVILとして収入は得られないけど
喜びは得られる。
人生設計の基盤は、バンド。
大好きなロックをやり続けて、夢を追い続けるけれど
現実の生活もあるわけで。
そのあたりが切なくなって
売れてほしいと応援もしたくなりました。
新作のレコーディングも追いますが
その地の荒涼たる寒々とした風景が
彼らの熱い想いと対照的に映りました。
その風景が、彼らの行く末を暗示しているような・・・
レコーディングで、大ゲンカをした2人。
その後の和解のシーン。
「俺たちは、兄弟であり恋人なんだ・・」
(あれ?違うかな?)
この涙の和解にも、ジーンときました。
強い絆を感じます。
日本にも来日しているのですね。
loud parkにも、参加している。
満員の熱狂した観客の中での演奏シーンは
感動しましたね。
凄く幸せそうで、あの瞬間のために
ロックをやり続けているんだなと思いました。
2人の人生そのものが、ストーリーとなって
見る者に感動を与えてくれます。
東京の街角を歩く姿も出てきます。
ちらりと、木村さんの看板が無いかと思ってしまった私は
やっぱり、木村さんファンです。すみません。
最後の満員の観客の中で演奏する姿を見たり
現在14枚目のアルバムを制作中の文字に
ホッとし、嬉しくなりました。
映画館には、ANVILの映画オリジナルTシャツも売っていましたが、
木村さんが欲しかったロックTではないですね。
ミリオン座は、名古屋駅から近かったので助かりました。
昔、このあたりの会社に、OLとして
勤めていたなぁなんて、懐かしく思いました。
そして、最後にご褒美が。
帰りの地下鉄の車両には、SoftBankのSMAPが
いたんです。
扉の外の両脇に、木村さんを見つけた時は
嬉しくなっちゃった。
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