ジャニーズJr.のピンクのウインドブレーカーを着てくれていた子たちが
いっぱい控室っていう訳ではないんですけど
座ってくれていて、
『この人たちは、僕は初めて会うんだなぁ。』みたいな感じで
その横通っていったら、何人かが
『あ、本物だ』とか言って、
本物だと言われました。(笑)
『キムタクだ』とか言って、Jr.の子達に。
『正義の味方はあてにならない』(BGM)
ステージ上がる前に、トイレ行っておこうかなぁと思って
トイレ行ったんですよ。
なんか落ち着かねえなと思って、小だったんですけど
大の部屋、俺入って、用を足そうかなと思ってたら、
ガシャンガシャンと何人かが入ってきて、
『ね、SMAP今日来たよね。』
『さっき、草くん見ちゃった』とか言って
男の子、自慢してたんですよ。Jr.の子が。
『草くんもいたけど、キムタクいたよ。』とかいう話を
俺、同じトイレの空間の中に、俺、扉の中にいるんだけどこれ
『うわ~出づれえなぁ~』とか思って
『早く出て行かねえかな』って思いながら
一応やり過ごして、トイレから出ていったら
またそのJr.の、誰がねさっきトイレに来たかは分かんないんですけど
『おはようございます』と言われて、
『ああ、おはようございます』って言ったら、
Jr.の子達からするとね、距離やっぱ結構あると思うんですよ。
SMAP話づれえなみたいな。
なんか空気は感じましたね。
だってHey!Sey!JUMPとか入ってきた時は
Jr.の子たち、イキイキしてたからね。(笑)
『あ!Hey!Sey!JUMP来た』みたいな感じで。
SMAPだと、『うわ・・ス・ス・ス・SMAPだ』みたいな。(笑)
キ・キ・キ・生キム・・生タクみたいな感じになってましたね。
ま、実際に会場に行かせていただいて、
人の気持ちが集まってる凄く良い集いだなと思ったんですけど。
でも、ちょっと一つだけね、疑問が湧いた事があったんですよ。
僕らが、ステージの上に立っているという、
遠くの方で並んでくれている皆からも、
僕らの姿が見えるようにってことでのステージだったんですけど、
そのね募金箱が、ステージの下にあったんですよ。
募金をしてくれる人達を、ステージ上から見下ろす感じになってたんですね。
それがちょっとね、なんかなぁというふうになってきて、
ほんで、いきなり降りました、ステージから。
だって、階段あるんだもん。
募金箱の方に行ける階段があったから
スタスタスタって降りてって、
ピンクのウインドブレーカーを着たJr.の皆の横に立たせてもらって。
スタッフとか関係者の人達は
『何やってんだよ!』な感じになってましたけど。
募金してくれている人達を、なんで上から見なくちゃいけないんだろうと思って
やっぱ同じ目線で、マイクは、
だって、その距離になれば、マイクは必要ない訳だし、
一人一人の目を見て、『ありがとうございます』って
ちゃんと言いたいなと思って、勝手にすいません。
やっちゃいました。
あの日、うちら事務所側もそうでしたし、
来てくれた皆も、ほんとに良い顔で、その笑顔で満腹になりましたね。
やあマジで楽しかった!
我々SMAPで『笑顔のゲンキ』」
同じ事務所とはいえ、Jr.の子たちからすれば
SMAPは、もう雲の上ぐらいの遠い存在なんでしょうね。
両親が、SMAPと同じぐらいか、もしかしたら年下もいるかもしれません。
『本物だ』は、一般人と同じ気持ちですね。
ステージから降りる事は、警備上は大変かもしれないけれど
来てくれる人と同じ目線で、その人たちの目を見てお礼が言いたい、
本当に木村さんらしい行動だと思います。
「で、Marching Jの3日目
4月3日の日曜日、何かそういう集まって来てくれた人たち、
並んでず~と奥の方で、歩みを待ってくれてる人達に
なんかねえかなぁと思って、これも進行上、全く無かったんですけど
こんなたくさんジャニーズのグループが、
今、このステージ上に揃ってんだから、何か歌やれって言って(笑)
どんな部活の先輩だよって感じだったんですけど。
超無茶ぶりして、『Hey!Sey!JUMPね歌っちゃえ。
その代わり、オケ無いよ一切。もうアカペラだよ。』と言ったら、
『ほんとですか?
どれぐらいですか?どれぐらいですか?』とかって言うから
『いやいいよ、歌っちゃえよ。』とか言って、
それがまたね上手いんですよ。
ふと我に返った時に、『あれ、これ確実に俺ら、やんなきゃ駄目だよね。』っていう、
言いだしたの俺らだしね。』って話になって、
『何やる?何やる?』
果たして俺らに出来るのか、Hey!Sey!JUMPは出来たけど、
俺ら出来ねえだろっていう感じの空気が、凄い流れたんですけど、
僕が、後ろ向きになって
『世界いく?世界、世界歌おうか。』ってなって
『世界に一つだけの花』とか
『夜空、夜空、夜空いく?夜空』って言って『夜空』
いきなり、オケもないので・・
これギターとか持ってくればよかったじゃんとか
真剣に思っちゃって、何アカペラでやってんの俺ら・・とか思って。
それは、ちょっと思いましたね、あとから。
4月3日の日曜日の事なんですけど、
バックステージで面白いエピソードがあったんですよ。
先輩の岡本君に、久々に会うことが出来て、
岡本健一君、も~相変わらず、岡本健一君でしたね。
『お疲れっす』って言ったら
『元気?』みたいな感じで。
僕、3日目は、長袖のTシャツの上に半袖のTシャツを着たんですけど、
その半袖のTシャツっていうのは、サンライズで、
『そういうのは、お前らしいよな』って言ってもらえて、
『気持ちを表に出してもいいっすよね?』って言ったら、
『そうだよなぁ』って言って
結構真剣に、色んな話を一緒にしたんですよ。
これまた凄いなと思ったんですけど、
Jr.の頃だったり、スニャップだった時に
色々飯とか連れてってもらったりとか、ギター貰ったりとか、
洋服もらったりとかしてた岡本君が、目の前にいて
ちょっと斜め横を見たら、
『え?岡本・・圭人って、あ・・そうだ岡本君の・・
そうですよね、そうですよね』っていう。
要は、岡本君の息子さんが、ジャニーズの若手として
この間なんて、金八先生のねスペシャルで、熱く語ってましたけど。
『スゲエな、親子でいるよ。』なんて思ったりして。
ああ、圭人は、でも前にちっちゃい頃に会ったことあるんだよ。
実は、凄いちっちゃい頃。
圭人、絶対覚えてないと思うんですけど。
それが、今では、おいマイク持って喋ってるよとか思って。(笑)
あとね、皆は『マッチさん、マッチさん』って言いますけど
近藤さんとも、久しぶりに会って、
これまたスゲエなって事が、近藤さんに聞いて
『うわ!マジっすか?』つって、分かったんですけど、
今回、Marching Jの催しやってる間、
近隣の住民の方たちから、苦情が一切無かったんですって。
人一杯住んでるし、すぐ横は住宅街だから、
普通さ、『勘弁してくんねえか』とか、
『道邪魔だよ、通るの』とか、
ちょっとは有りそうなもんなんですけど、一件も出なかったらしいです。
『木村達、もうスケジュールで行くの?』と言われて
『はい、うちら次の現場行かせて頂きます。
ここで失礼します。』って言ったら、
近藤さんが、『あぁ、分かった分かった、じゃあ俺ちゃんと〆ておくわ。』と言って。
ちゃんと催しが終わったあとに、そのサポートしてくださった皆さんに
『俺が挨拶しとくわ』って言ってくれて、
良い先輩だなぁと、正直に思いましたね。
ジャニーズ事務所のタレントを代表した上で、
『サポートありがとうございました。』というふうに
一番最後に、ちゃんと言いにいってくれるという、
そういう先輩がいてくれてよかったなぁと思ったし、
そういう先輩にならなきゃなぁと思ったし、
改めて、本当にありがとうございました。」
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