見てきました。
う~ん感想を書くのが難しい。
今まで、見てきたことのない映画。
好きか嫌いで言ったら、あまり好きでない部類。
(あ~言っちゃった・・・)
木村さんが出ているから
一生懸命ついていこうとする映画です。
以下、ネタばれあります。
見ていて終始、痛くて苦しくて、目も背けたくなる。
唯一癒されたのは、Shitaoとリリの場面でした。
リリがShitaoに寄り添うようになるとは知らなかったので
ボロボロに傷つくShitaoに、リリが戻ってきてくれて
抱きしめてくれた時は、少し救われました。
Shitaoが再生するシーンは、
美しかった!
息をのんで見ていました。
監督が、
「Shitaoは、もう一度産道を通って生まれてくる」と
仰ったのが、分かるような
生まれる苦しみをも分かるようなシーンでした。
雨に浄化されて、大自然の中で成すがままの姿で
横たわるShitaoは、美しかった・・・
でも、あの雨の中で何を思っていたのか。
自身のこれからの人生も
背負った運命も、理解していたのだろうかと、ふと考えました。
激痛に耐えるシーンで
Shitaoは、棒切れを銜えて、その痛みに耐えるのですが
それは、なんとなく木村さんのアイディアかなと感じましたが
やはりそうでしたね。
でも、なんで人々の痛みを引き受け続けられるのだろう・・
苦しみ・痛みの連続は、私には耐えられないけど。
そんな心の強靭的な強さを持ちながらも
恐怖に怯える。
「怖い」と吐露する。
凄い裕福な家庭で育った筈なのに
フィリピンでは、孤児の子どもたちのために動き
香港では、貧しい傷ついた人々を助け続ける。
備わった不思議な力故に
その力が、彼を突き動かすのかな?
クラインが、最後Shitaoを助け
抱きかかえてくれますが、そのラストにホッとしました。
でも、これからはShitaoは、もう痛みから解放されるのか。
父のもとへと帰り、普通の生活を送れるのか・・・
なんの暗示もなく終わりましたね。
(わたしが理解できなかっただけ?)
まだ、よくわからない。
また見てきます。
聖書も途中まで、昔一度読んだきり。
今までの人生で、読んで来た本が、あまりにも少ない。
こんな私には、この映画の全てを語るには、難しい。
ただ、1時間54分が、あっという間。
木村さんの台詞は、少ないけれど
体全体で伝えてくれる迫真の演技と、存在感でした。
リリとのシーンは、少年のような純粋な美しさ。
もっと見たいと思わせるShitaoでした。
そしてボロボロのShitaoを見た後で
FLIX JAPANの美しい木村さんに
心底癒されました。
あ~木村さんは、生きているって感じたの。
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