10位 タマホーム
6位 ギャツビー
1位 SoftBank
<奥野教授のヒットCM分析>
マンダム・ギャツビーのCMに木村拓哉が登場したのは
2006年の8月からですから
もう4年目になります。
この間、木村拓哉は、ナチョラル・ブリーチカラーや
バイオコア・デオドラント、ムービングラバー
ボディペーパーなどのCMに出演し
あの美貌と踊りの才能を、十分に発揮して
高い反応を獲得してきました。
しかし、今年の3月頃から放送された
ボディペーパーのCMは、7月度のトップテンの9位に
ランクインしたのですが
放送と反応の時間差が、気になりました。
ところが、今回のスゴ落ちスクラブのCMでは
早い反応が得られたようです。
9月度のマンダム・ギャツビーのCMでは
2作品が放送され、すべてに反応があり
トップテンの6位にランクされました。
反応が高かったのは、新作の「木村拓哉と岩尾望:変身」編
ここでアピールしているのは、
ギャツビー・スゴ落ちスクラブという洗顔剤で
お笑いコンビ、フットボールアワーの岩尾望が
これで顔を洗うと、なんと木村拓哉に変身してしまうというもの。
しかも30秒系では、岩尾望が、スタッフと共に確認して
「嘘でも嬉しいです」と呟くというオチがついて
岩尾望のキャラクターまでが、伝わってきます。
そして、もう1作品は、7月度に反応が高かった
ボディペーパーをアピールする「木村拓哉:野球部」編でした。
これらのCMの支持層分布を見ると
女性が、やや多かったのですが
男性では、ティーンズと20代、40代の層が中心。
女性では、39歳以下と40代主婦の支持が、中心でした。
また、好感要因では
出演者・キャラクター、ユーモラス、セクシー、ストーリー展開に
高い反応が、ありました。
マンダム・ギャツビーのCMは、
木村拓哉をどう扱うかで、反応が変わってくるのが当然ですが
今回のように、変身の対象として扱うというのは
これまでにないユニークなアイディアと言えるのではないでしょうか。
10月度前期の銘柄別CM高感度、トップテンは
1位 ソフトバンクモバイル
2位 ギャツビー
8位 カップヌードル・カレー
こちらの方の、分析も楽しみです。
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