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CM INDEX

今週も、2009年9月度のトップテンで
 10位 タマホーム 
  6位 ギャツビー
  1位 SoftBank

<奥野教授のヒットCM分析>

 マンダム・ギャツビーのCMに木村拓哉が登場したのは
 2006年の8月からですから
 もう4年目になります。
  
 この間、木村拓哉は、ナチョラル・ブリーチカラーや
 バイオコア・デオドラント、ムービングラバー
 ボディペーパーなどのCMに出演し
 あの美貌と踊りの才能を、十分に発揮して
 高い反応を獲得してきました。

 しかし、今年の3月頃から放送された
 ボディペーパーのCMは、7月度のトップテンの9位に
 ランクインしたのですが
 放送と反応の時間差が、気になりました。

 ところが、今回のスゴ落ちスクラブのCMでは
 早い反応が得られたようです。
 9月度のマンダム・ギャツビーのCMでは
 2作品が放送され、すべてに反応があり
 トップテンの6位にランクされました。

 反応が高かったのは、新作の「木村拓哉と岩尾望:変身」編
 ここでアピールしているのは、
 ギャツビー・スゴ落ちスクラブという洗顔剤で
 お笑いコンビ、フットボールアワーの岩尾望が
 これで顔を洗うと、なんと木村拓哉に変身してしまうというもの。
 
 しかも30秒系では、岩尾望が、スタッフと共に確認して
 「嘘でも嬉しいです」と呟くというオチがついて
 岩尾望のキャラクターまでが、伝わってきます。

 そして、もう1作品は、7月度に反応が高かった
 ボディペーパーをアピールする「木村拓哉:野球部」編でした。

 これらのCMの支持層分布を見ると
 女性が、やや多かったのですが
 男性では、ティーンズと20代、40代の層が中心。
 女性では、39歳以下と40代主婦の支持が、中心でした。

 また、好感要因では
 出演者・キャラクター、ユーモラス、セクシー、ストーリー展開に
 高い反応が、ありました。

 マンダム・ギャツビーのCMは、
 木村拓哉をどう扱うかで、反応が変わってくるのが当然ですが
 今回のように、変身の対象として扱うというのは
 これまでにないユニークなアイディアと言えるのではないでしょうか。


10月度前期の銘柄別CM高感度、トップテンは

 1位  ソフトバンクモバイル
 2位  ギャツビー
 8位  カップヌードル・カレー

こちらの方の、分析も楽しみです。


 
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