それぞれの出演者のコメントを頂いた後に、
『え~はいそれでは、次の現場に移動するんで、みなさん撤収・移動
お願いします!』という声が流れて、
そのカメラマンの肩から、バっとカメラを下ろして
『よし!じゃあ片づけようか』となった時に、
チラッと僕に、ふっと目線がきて
ようは、その次の撮影現場のワンシーン目が、終わったら
僕、クランクアップじゃないですか。
次はだから自分がアップするんだ、っていう感じの時に、
そのカメラマンが、『そろそろっすね』って言ったんですよ。
で、自分がその時、こう照れ隠しもあって、
『はい?何がですか?』って感じで言ったら
『いや、またまたそう風に言って』とか言って。
ま、2人で笑いあったんですけど。
うん、何かスタッフもそういう風に思ってくれてるっていうのが
また、ちょっと嬉しかったし、うん。
なんか、その瞬間のためにやってきた訳でもないんだけど、全く。
なんだけど、クランクアップの瞬間は、なんかこう
どの作品やらせてもらっても、そうなんですけど
なんか特別な時間が、流れますね。うん。
でね、あの~今回凄いビックリしたのが、自分のクランクアップの瞬間に
花束を福沢監督・ジャイさんから頂いて
『ありがとうございました』って。
『ありがとうございました!』ってこう、ば~とスタッフ見まわしたんですよ。
手あげて。
『ありがとうございます!』って。
で、パッと見たら、その日全然撮影入っていないですよ。共演者の越冬隊が
(拍手の音)パチパチ
『おめでとうございます』って言って、
『大将、おめでとうございます!』ってみたいな感じで、来てくれてて。
『なんだ、お前ら来てたのかよ!』みたいなサプライズが有ったりとかして。
うん・・
そんで、また帰ろうかなぁと思って、こう花束を抱えて歩いてたら
あとから遅れて、緒形直人さんが息切らしながら
『ハアハア・・来ちゃった!』って言って(笑)
お疲れ様のワインとか手土産に持ってきてくれたりとかして
『いや~もうおめでとう!』と、ハグして。
うん。
共演者の香川さんも、香川さんがその日あの、
たまたま地方の方にいらっしゃって、で、わざわざ香川さんが僕に
メールを送ってくれたんですけど。
そのねメールの文章がね、ホントに、あの香川さんのメールの一文を
ここで紹介していいのか不安なんですが、うん。
『最高のチームに別れを告げなきゃいけないのは、哀しいけど
この友情を抱えて、我々はまた前に進んでいきましょう。』
というメールがきて。
ほんとに香川さんらしいなとも思うし、嬉しかったですね。うん。
ま、このメールをくれたね○○なんですけど、
もうこのメンバーでバスケする事は無いんだろうなぁっていう
辛いかもしんないけど、それは、今のメンバーでバスケ出来たっていう思いを
ちゃんと持って抱いて、うん、高校に進学したら
きっとまた良い出会いがあると思うし。
で、良い出会いがあったとしても、それをしっかり持っとけば
そのメンバーに、また会った時に、
『久々にやっちゃう?』みたいな事で
きっとまた楽しいバスケが出来ると思うし、うん。
それだけは、あの、
俺も、持ち続けたいと思うし、○○も、しっかりね持って
前に進んでください。
○○ちゃんへは、この曲もプレゼントします。
ま、ざっと意味を言うと、一日一日を延ばさないで生きようぜ!っていうね
ことです。
いきましょう。
U2で
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「南極大陸」のクランクアップの事、やっと木村さんの口からも聞けました。
凄く良い現場だったことが、感じられます。
木村さんは、たくさんの共演者の方々、スタッフさんに愛されているなぁ・・
時間的な事、寒さ・暑さとの戦い、過酷な現場だったと思うのですが
それを共に戦い抜いた戦友たちとの時間は
また木村さんの宝物になりましたね。
いつも、クランクアップの事を聞くと、こちらまでが感慨深くなります。
その様子は、メイキングにも入ると思うけれど、
同じ時間・思いを共有してきた方たちの大切な物なんでしょうね。
出張ビストロのように、私たちにも、少しだけお裾分けをくださいね。
木村さん、みなさん、本当にお疲れさまでした。
「南極大陸」が、とてもとても楽しみです。
大切に受け取らせてもらいます。
「東京FMをキーステーションに全国38局ネットでお送りしてます
木村拓哉のワッツ、
ここで、あのコーナーにいきます。
グランドラインの財宝。
みなさん、人それぞれ人生があって、人生の数だけ冒険がある。
つうことは、みんなそれぞれ自分が普段生きてる中で見つけた財宝が
あるはずだ。
そちらを、リスナーのみなさんから教えてもらい紹介していこうって
コーナーなんですけど、こちらきてます。
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僕のグランドラインは、自分の部屋から半径300m以内に
休日の活動を、すべてが揃う事?なんだこれ?
う~ん、歯医者があって、眼科があって、接骨院があって
鍼灸院があって、猫カフェがあって、弁当屋があるっていうね、
これ、だから28歳の○○の活動を紹介されただけじゃないかなぁと
思いますけど。
ま、それが、○○にとっては、グランドラインだと。
財宝というよりも、あの、ほんとに休日のラインですよね、これ。
この○○の。うん。
え~これ凄い事書いてありますよ、チラッと。
ちなみに、先週の土曜日に鍼灸院で足裏の鍼を、先生が抜き忘れてました。
っていうね、これそんな鍼灸院、行っていいんだろうかと思いますけど。
だって、足裏の鍼ってさ、確実にこれ駄目じゃないですか。
まだこう背中とか、肩のおき鍼だったらいいと思うんですけど
足の裏の鍼を、先生が抜き忘れる鍼灸院って、
これ、どうですかね・・
確かにあの自分ちの傍に、あの~ほんとに自分のライフスタイルに合う
ライフラインが揃ってるって、素晴らしいことだと思うんですが、
うん・・そうっすねぇ・・
自分ちのすぐ傍に、あってくれて嬉しいのは、
やっぱ動物病院と、あとツタヤと、コンビニ、
これ有ってくれるのは、確かに嬉しいですね。うん。
あとね、お客さんが来た時に、
『ヤベエ、ヤベエ、どうしよう・・あ、あ、寿司でもとる?』
みたいな感じになった時に、それをこう・・だから
近所だったら、尚更嬉しいんだけど、
あの~人に勧めるお寿司屋さんって、持ってるとよくないすか?
どうですか?これ。
そのお寿司屋さんも、今日どっちのカード切ろうかなっていう
3枚ぐらいカード有ったりすると、凄い自分が豊かな気持ちになりますね。
僕、ちなみに3枚持ってます。
お寿司屋さんのカード。」