1967年公開のフランス映画。
監督 ロベール・アンリコ
出演 アラン・ドロン
リノ・ヴァンチュラ
ジョアンナ・シムカス
音楽 フランソワ・ド・ルーべ
約60年前の映画ですが、今観ても新鮮です。
以下Amazon.co.jpより・・・
パリ郊外の飛行クラブでインストラクターをしているマヌー(アラン・ドロン)と新型エンジンの開発に熱中する元レースカーエンジニアのローラン(リノ・ヴァンチュラ)のもとに、レティシア(ジョアンナ・シムカス)という女性が現れる。
芸術家の卵である彼女に恋心を抱くふたり。
やがて3人は、アフリカの海底に5億フランの財宝が眠っているとの話を聞き、コンゴに旅立つ。
男ふたり、女ひとりの恋愛関係、複葉機で凱旋門をくぐるマヌー、船の上でふざけあう3人、海中に沈んでいくレティシアの遺体、そして海にぽっかりと浮かぶ軍艦島。
口笛を使ったフランソワ・ド・ルーペの音楽が、名シーンの数々をいっそう忘れがたくしている。
青春映画として、友情を描いた作品として、冒険を描いた作品として、その輝きは永遠に色あせることはないだろう。
マヌー、ローラン、レティシア、まるで実在するかのように彼らと彼らの行動が愛おしくなってしまう。
ロベール・アンリコ監督の映画には、いつまでたっても大人になりきれない人間が登場し、夢追い人たちに微笑みかける。
この作品を観たのは、確か池袋か有楽町に在った二本立ての名画座でした・・・。
20歳前後の頃だったと思います。
当時の自分と彼らの生き方を重ね合わせてこんなにも自由に生きられたらいいな~などと思ったりしていました・・・。
( 結局、定年退職するまで地道にサラリーマンやってましたけど・・・笑。)
特にラストの軍艦島、フォートボヤード( Fort Boyard)でのシーンが忘れられません・・・。