走る少年

つい昨日の事。

Ｊｒ.宛に通知が来ました。

「あなたは先の『ハマピック』にて優秀なる成績を修めましたので、１０月に行なわれる全国障害者体育大会（わか杉国体）の横浜市代表に内定致しました。」

ですと。

Ｊｒ.は軽度の知的障害を持っており、現在は市立の特別支援学校に通っています。

その事については、追々記していこうと思っています。

本格的に長距離のトレーニングを始めたのはちょうど１年前くらいかな。

友達に誘われてチームに参加し、毎週土日に走り込んでいます。

チームメイトや先輩達から良い刺激を貰い、徐々にですが記録を伸ばしております。うちの家系のどこにそんなＤＮＡが隠れていたのかわからんのですが、親の欲目抜きにしても結構早い！

この１年間で大きな大会にもいくつか参加しました。（１０Ｋレースです。）

横浜マラソン（男子７１位／３４７１名）→過去の携帯ブログ②参照

東京マラソン（男子４６位、障害者の部で５位）

特に東京マラソンではＪｒ.の参加してるチームで２~５位を占めました！

さて、お話は戻りますが、

ＧＷの最終日、国体の選考会も兼ねて行なわれたハマピック（障害者スポーツ大会）。

大雨の最悪なコンディションの中、Ｊｒ.は１，５００ｍと８００ｍの２種目に参加。

決してベストではないタイムではありましたが、皆条件は同じです。

今年は国体に行きたいって一心で頑張りました。

１０月には秋田県の空の下、思いっきり走って欲しいものです。

親としては、息子が秋の東北旅行をプレゼントしてくれたと思っております。

孝行息子だね。（きりたんぽ、ハタハタ、しょっつる…）

パパと呼ばれなくなった日…

最近の事はすぐ忘れるのに、昔の事はやたら鮮明に思い出す。

これって老化？

ドタちゃんがある瞬間から「パパ」から「お父さん」に切り替えた日。

今から１０ン年前、もうすぐ幼稚園って頃の日曜の夕方。

まだちっちゃかったドタちゃんが「パパ、公園いってくるネッ」って家の前の坂を駆け上がって行ったと思いなせぇ。

しばらくして、夕焼けをバックに女の子が「オトウ…サーン！」って駆け下りてきた。

なに、うちのムスメ？違う子が帰って来たのかと思った。

それ以来、「パパ」とは一切呼ばなくなってしまった。

聞いたら「もう幼稚園だから。」というだけ。

ずい分大きくなってからその時の事を聞いたら、どうも公園で近所の小学生のお姉ちゃん達に脅かされたらしい。

「幼稚園でパパって言うと押入れに入れられちゃうんだよ！」

それで青くなって自分で直したらしい。

いきおいムキになって、よそのおばちゃんに

「あら、いいわね、パパと一緒？」と言われて

「ちがうよッ！この人パパじゃないよッ！」

って言い返して変な顔されてた訳です。

そんなドタちゃんも現在就職活動中で苦労しているようです。

パ…いや、お父さんとしても何とかしてやりたいものの、こればっかりは自分の力で乗り切らねばね。

うちのスタッフ達もみんな頑張ってるよ。