無事に生まれたかの様に見えたJr.でしたが、どうも元気が無い、ぐったりしてる。
やや体重が軽めだったため、先生が赤ちゃん専門医がいる日赤病院に連絡してくれて、救急車で搬送。
そこで下された診断は「横隔膜ヘルニア」。
レントゲン写真を見せてもらって頭の中が真っ白になった…
つまり、循環器系と消化器系の内臓を仕切っている横隔膜に穴が開いていて、本来下部に納まっているはずの胃や腸が胸のところに入り込んでいる!
その為、左肺が完全に潰れ、心臓が右側に押しやられている状態。
お弁当箱をぶんぶん振り回すとご飯が寄っちゃって、おかず入れに入り込んじゃう事ありますよね。あんな具合です。
急遽、県立こども医療センターに搬送。
即手術。中身を全部詰め直して…
手術は無事成功しましたが、なんせ、2,500グラムの赤ちゃんですから、何度も生死の境をさまよいました。
自発呼吸が出来ない為、人工呼吸器を2ヶ月間もつけていたり、感染症をおこしたり…
数ヶ月の間は本当に戦いの連続でした。
そんなJr.も今は高校生。
あの時のことが信じられない位、丈夫に育ってくれました。
お腹には「ドラえもんのポケット」ぐらいの大きな傷跡が残っていますが、それは彼の勲章だと思っています。
今、陸上をやっています。
うちのDNAからは信じられない程のアスリートになりました。
そして、明日、横浜マラソン10キロコースを走る事になりました!
彼を生かしてくれ、支えて下さった方達に、感謝の気持ちを込めて彼の走りを捧げたいと思います。
親バカですけど(照)
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