ある病院で・・・

ある病院で・・・

予約ではなかったので、できるだけ込まないような時間に、と考えて行ってみた。
けれど、駐車場はいつものようにいっぱいで「やっぱり」と。

待合室に入ると、思った通りのかなりの人数。
中には花粉症のため？目を赤くした人や、マスクをした人で、
花粉症なんだろうな・・とか考えながら、待ち時間を覚悟しつつケイタイに目をやる。

そのうち、○○さん、と診察室から先生の声。
すると、待合室にいた５人ほどが一斉に立ち上がった。
んん！ケイタイを持つ手も一瞬止まった。

・・・あぁ、そうなんだ、家族が中にいるんだ・・・

ワンちゃんかニャンちゃんか分からなかったけど、
診察室にいたのは瀕死の「家族」だったんだ・・・

15分ほどしてからだろうか、診察室から出てきた人達の顔を見ることは出来なかった。。。