今回は東京をモノクロで撮る不定期連載「東京瑞光日記」です。
新宿三丁目
友人とも新年会のために新宿にやってきた(一月初旬の話)。新宿東口の歩行者天国は大勢の人で賑わっている。中には一眼レフでスナップをしている人もいるので、自分も堂々とバッグから取り出した。小さなカメラ、小さなレンズの一眼レフを。
待ち合わせまで、まだ時間があるのでスナップを始める。
新宿二丁目
明治通りを更に東に進んで、新宿二丁目へやってきた。厚生年金会館にコンサートを観に行く際に、この近くは通っているが、そのものズバリな二丁目エリアに入ってきたのは今回が初めてだ。スリルと若干の怖さを感じながら、大胆にもカメラを持ったまま歩く。
少し路地に入ると、その手の店がたくさん入っている雑居ビルが建ち並んでいる。夜になるともう少しは華やぐのだろうか?冷たい風が吹くこの日の新宿、この辺りだけは不思議と風が止まっていた。
路地を出て通りを歩くと、明るい店構えの店もあった。入口にイケメン男子数名の写真が掲げられている店もある。人通りはまだ少ない。
歌舞伎町
スリルから解放され、再び新宿三丁目を歩く。飲み屋の通りを抜け、明治通りを渡って靖国通りに出て歌舞伎町へと向かう。また新たなスリルがやってきた。
靖国通りから逸れて裏道から歌舞伎町に入ると、ホストクラブが建ち並ぶエリアに出た。またイケメン写真がたくさん掲げられているが、二丁目とは勿論違う趣向で、これはホストの写真であった。
歌舞伎町は怖い町という概念があるから、写真を撮る時は周りを見回してから撮る。その筋の人が居たらカメラはしまう準備をしておく。
それでも、勢いづいた自分は、スナップを続ける。「誰かを待つ人」、「女性に会いに行く男性のための店」、「歓楽街の中にあるペットショップ」。
新宿駅東口
日が沈み始め、無事歌舞伎町スナップも済んだので、アルタの前に来てみた。人を待つ人。人と歩く人。人の多い街新宿。
アルタビジョンを見上げる。そこには嵐が映っていた。そろそろ待ち合わせ時間。
待ち合わせ場所に行く途中も、人混みをかき分けながら歩く。ふとショーウインドウを見ると、都会の中に静かな時間が流れる空間があった。それでも、表通りを忙しそうに歩く自分がいた。
(すべての写真 カメラ オリンパスE-410 レンズ オリンパスズイコーデジタル25mm F2.8)
写真やカメラについての記事は、「フリージア工房別館」にも書いていますので、よろしかったらご覧いただけると嬉しいです。
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こんにちは。参考にしていただけて光栄です。
自分もマネキンの写真はお気に入りだったのですが、だんだんおばあさんの写真が気に入ってきました。実際はネオンなどで明るい場所なんですが、白黒で撮る事によって、とても雰囲気がある一枚になったような気がします。
こんばんは。改めまして町撮りスナップの構図を参考にさせてもらいました。
最初はダントツで最後のマネキンの作品が好きでしたが後々からおばあさんとパチンコ屋の写真が凄くいいと思いました。
こういう町には白黒がよくマッチしますね。