今年印象に残ったハロプロのコンサート・イベント・舞台を三つ挙げるとしたら、2/1の横浜アリーナハロプロコンサート、きらりん☆レボリューションファイナルコンサート、℃-ute 910の日イベントです。
雨の降らない星では愛せないだろう(HP 2009冬)
ハロプロコンサートは、ハロプロの歴史を凝縮した内容てんこ盛りコンサート。きら☆レボファイナルは、陳腐化したサイリウム祭もなく、演者も感動の安売りはせず最後まで笑顔で楽しいステージを目指した潔さ。910の日は、歌やダンスは勿論、トークやコントでさえ気持ちを入れて120%で見せるのだというパワフルステージ。
それぞれに共通しているのは「他に類を見ない」という存在である事。
歴史が生み出すハロプロコンサートの中身、ジャンルのバラエティさは、「現時点では」他の女性アイドルでは出せないもので、男性アイドルまで含めれば、それを持っているのはジャニーズくらいだと思います。
ここ数年の間に行われたアイドルコンサートで、きら☆レボファイナルより客層が広いものは無い筈。
[Live 2009.5] サンサンGOGO (San San GOGO) - MilkyWay
そして、910の日ほどの内容の厚さを見せるアイドルイベントも他ではないと思います。
℃-ute - 忘れたくない夏 (℃-ute Cutie Circuit 2009)
この「他に類を見ない」というのが、2010年のハロプロの生きる道だと思います。他所と同じ事をしていてはダメ。そのグループならではのオリジナリティを出していかなくては、どんどん客足は落ちていくばかりだと思います。
他所と言うのは、ハロプロ外のアイドルもそうですが、ハロプロ内でもそうあってほしい。今はまだまだ各グループ毎の違いが完全に差別化出来ていません。コンサートを観た時に、「これは○○しか出来ないな」と思わせるようなものを見せて欲しい。
そして、磨いたパフォーマンスをテレビの歌番組で魅せ、その姿を雑誌媒体にも積極的に売り込む。グラビアだけでなく、歌やダンスの写真を十代~二十代がターゲットの雑誌に掲載する。
ハロプロの売りを明確にしていく年であってほしいです。
新曲のイベントも握手に頼らず、ステージだけしか観なくても満足出来るようなものにしてほしい。握手で客を釣るのは、もう止めてほしいなと思います。
実は、今年の夏以降ハロプロのステージは良い変化を見せ始めています。℃-uteがコンサートで今までと違う方向性を少しずつ出し始め、娘。や℃-uteはアルバムイベントで有料ステージ並みの内容を見せ、真野ちゃん、さぁや、舞美、なっきいは演技面で新しい可能性を見せ始めている。
テレビでは、さゆが大健闘している。さゆに続くメンバーも出てくるかもしれない(特に、ジュンジュン、リンリン、桃子に期待をしてます)。
各メンバーが得意分野で輝いていく2010年を期待して良いですよね?
今年のステージを振り返り、暗い未来より明るい未来を描いてみました。花咲く2010年である事を願っております。
>Jasmine029さん
こんばんは。コンサートというと、ついノリノリで楽しみたいと思ってしまいがちですが、演者が真剣に何かを披露して、それを観客が固唾を呑んで見守っているというのは、とてもいい緊張感で良かったです。
メンバーもいつもとは違う雰囲気に新鮮であったと思うし、マンネリ対策としても良いですね。
2010年は更に新しい事にチャレンジするハロプロでいてほしいと思います。
>きんやさん
メロン記念日にとってハロプロ卒業というのは、更なる冒険の地への旅立ちでもある訳ですから、色んな決意を秘めてステージに立ったのでしょうね。
そして、今までの集大成を大観衆に見せる。なかなかファンが付かない時代を経験してきた苦労人ユニットだけに、後輩達も色々学ぶべきものがそこにあるように思います。
それにしても、あのコンサートはとても良いコンサートでした。観た席がファミリー席だったのが悔やまれます。
彼女達から覚悟や決意みたいな物が物凄く感じられ、気付いたら何度も(DVDで)見て来た
彼女達に惹き付けられていました。
(因みにワンダーではBerryz工房とBuonoが印象に残りました)