3月4日。
ドイツ修養の旅、3日目。
3日目は、いよいよハンブルク方面へ!
…
朝は穏やかでした。
朝10時まで、みんな、思い思いに過ごしました。
その間、僕は、今日の分のチケットを購入しに行きました。
「ショーネスヴォッヘンエンデチケット」(Schönes-Wochenende Ticket)
このチケットがあれば、ドイツどこへでも行けます。
(ただし、ICやICEは使えません)
日本でいうところの「青春18きっぷ」といったところでしょうか。
このチケットの凄いところは、グループチケットがあるところです。
5人チケットで70€。
一人、14€で、ドイツどこへでも行けちゃうんです。
日本にも、こういうお得なチケットをもっともっと出すべきだ!って思います。
そして、11時34分のローカル電車で、ハンブルクに向かいました。
たまたまですが、乗った車両が「静かな車両」だったんです。
この静かな車両に乗ったら、静かにしなきゃいけない。
それは、つまり、この車両じゃないと、うるさい、ということ…。
日本は、いつでもどこでも、車内では超大人しくしていなければならないので、
こういう「車両」は、想像できないんじゃないかな、と…。
そして、1時間ちょっとでハンブルク中央駅に到着!
ハンブルクについたら、そのままU2(地下鉄)に乗り換えて、最寄り駅へ。
そこで、荷物を預けて、再び中央駅へ。
リューベック行きの電車の出発時間は、およそ50分後。
ということで、、、
解散して、自由行動ってことにして、、、
実に、17年ぶり?くらいに、こちらのお店へ!
昔、ハンブルクに初めて来たときに、ここで食べたんです。
おぼろげな記憶ですが、場所は間違ってない(はず)。
何を食べたのかも、覚えてませんが…
しかし、ここの「担々面」がすごかった。。。
後で、ゆっくり書きますが、ここの担々面、
「勝浦タンタンメン」みたいな味だったんです。
それと同時に、「日清カップヌードル」の味に近い味わいだったんです。
これには、もう、感動と衝撃と歓喜でいっぱいでした。
こんな美味しい担々面がこの世にあったとは、、、
日本で食べるいわゆる「担々麺」とは全然違う味わい。
陳建民さんが考案したあの担々麺とは全く異なる味わい。
麺も、スルスルモグモグタイプで、とってもよかったです。
辛さと美味しさがうまくマッチした極上の担々面でした!
***
ハンブルク中央駅からは、またまたローカル線でリューベックへ。
「アガペーの家」のガルベさんたちが僕らを待っていてくれます。
この電車の中で、ちょっとした「事件」がありました。
まぁ、命にかかわる事件ではないので、気にしなくていいんだけど、、、
どんなに安全な国であっても、その内部のシステムは何かと違うんです。
常に間違える危険性があるんです。
だから、常に何事も注意しなきゃいけないし、常に確認しなければいけない。
きっと、いい「勉強」になったんじゃないかな、と…。
(ただ、何度も言ってるけど、ちゃんと僕に確認してくれー(;;))
リューベックに到着!!
中世ヨーロッパの面影の残る北ドイツの町。
デュッセルドルフからここまでやってこられました(;;)
午後3時とあって、空は快晴。
雪の残る寒いリューベックに、温かい太陽の日差しが心地よいです。
そして、ドイツの「シンボル」でもある「ホルステン門」へ!!
いい天気なので、とてもよい写真が撮れました!
ケルン大聖堂に続いて、二つ目の「世界遺産」を見ることができました!
1477年に作られた門。
考えたら、とんでもなく古い門ですよね、、、
レンガの重さに耐えられずに、少し傾いているところが見どころ、かな。
リューベックは、どこから写真を撮っても絵になるんですよね。
そこを、学生たちが気づくかどうか、、、
なかなかあり得ない風景というか、、、
歴史的な教会とモダンな建物のコントラストも面白い。
「冬の森」というエリアがあって、ここもなかなかいい雰囲気なんです。
そして、いつもの通りにやってきました。
そう、二つ目の赤ちゃんポストのある「アガペーの家」。
興味深そうに「赤ちゃんポスト」を眺める学生たち。
やっぱり、話を聞くのと、実際に見るのとでは、全然違うって言っていました。
嬉しかったのは、別学科の学生が感動してくれたこと。
保育や福祉とは無縁の学生ですが、それゆえにか、とても心が動いたそうです。
そう、この問題は、一部の専門家だけの話じゃないんです。
リューベックの赤ちゃんポストの創設者ガルベさんと1時間ほどの対話。
学生が、「法的に問題のある赤ちゃんポストは、いろいろな批判んもあって、日本では増えません。どうしたらいいですか」と尋ねたら、
ガルベさん、「簡単よ。とっても簡単よ。赤ちゃんポストを作ればいいの。そんなに難しいものじゃないわ。そして、赤ちゃんを助けるの。そうすれば、政治家も警察も、何も言ってこないわ。命を守ったのですから」、と。
そこなんですよ、、、
問題の核心は…。
うちの学生も、頑張って、たどたどしくも、ドイツ語で話をしていました。
凄いぞ!!
こうやって見ると、ちゃんと対話しているように見えて、、、
嬉しかったなぁ、、、
そして、赤ちゃんポストの内部の見学。
リニューアルしたばかりの赤ちゃんポストで、更にコンセプチュアルになっています。
中から見ると、「船」の形をしているんです。
この船が、赤ちゃんの命を守っているんです。
赤ちゃんポストのある地下室は、地域の子どもたちのための広いお部屋。
おもちゃや玩具などがいっぱいおいてありました。
***
そして、リューベックを後にして、ハンブルクに戻りました。
その先も、いろんなアクシデントがあったりして、、、
ちょっと時間がないので、後でまた追記します。
(なんか、今回の旅は異常なまでに時間がない、、、)