Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

OXYMORPHONN◆OPERATION: NO PLAN 飯田成一が最狂のバンドで脳天KICK!

ZI:KILLやCRAZEのファン(元ファン)の皆さん!!!

(それにラウドロックやパンクやハードコアが好きな皆さん)

もう、既に知っている人ばかりだとは思いますが…

あのMr.Bassmanこと、"飯田成一"が遂に遂に戻ってきました!!

SEIICHI is BACK at last!

遂に遂に"成ちゃん"が、とんでもないモンスターバンドとなって再びデビューしたんです!

そのバンドの名前こそ…

OXYMORPHONN
(オキシモルフォン)

であります。

オフィシャルHPはこちら

もう、まずはこのバンドが最初に公開したPVをご覧ください!(爆音注意!)

カッコいいでしょ~~~(n*´ω`*n)

この曲は本作6曲目に収録されている「XANNY」という曲です。

この曲を聴いた瞬間、「成ちゃん、遂に、これだけのバンドを創り上げたか!」って、泣きそうになりました。はるかはるか昔から成ちゃんのことを応援してきた僕的には、最初のイントロだけで、「遂に…」って思いました。

僕的には、圧倒的な存在感を醸し出すボーカルのVictorに、目が奪われました。なんて刺々しいボーカルなんだ…って。成ちゃんは、ZI:KILLがインディーズの頃からラウドでパンキッシュな音楽やスタイルが好きだった、ってどこかの雑誌で(それこそ僕が中学生の時に)読みました(32年くらい前…)。ZI:KILLやCRAZEも最高にかっこよかったけど、それとはまた違う世界観を持ったBassmanだと思っていました。

あれから30年以上の月日を経て、遂に遂に「飯田成一」が理想?とする(と思われる)最狂のバンドを引っ提げて、この2021年、アルバムデビューを果たしたというわけです!

ちなみに、CRAZE以降、成ちゃんは「中田バンド」「The Heavenly Curve」「VEZ」というバンドでも演奏していました。

2007年4月に書いた「中田バンド」の記事はこちら
2007年4月のThe Heavenly Curveのライブレポはこちら
2010年には『BUBKA』という雑誌で単独インタビューに応じました
2012年4月に書いた「VEZ」の記事はこちら

この「The Heavenly Curve」と「VEZ」の後、色々と「噂」はありつつも、本格的なバンドとしての活動は(僕が知る限り)なかったと思います。なので、本当に本当に「待望」の<活動再開>なんです! 


【OPERATION: NO PLAN】

80‘s,90’sのPUNK、MIXTUREをルーツとして、ニュースクールのラウド音を取り入れながらも、時代に流されない普遍的な音作りを追求する超絶バンドのデビューアルバム。 リーダーのSeiichi(Ba)がZI:KILL、CRAZE、vezで活動後、HIROMITSU(Gt)と共に立ち上げる。HIROMITSU(Gt)をはじめ、Victor (Vo)、Ryuto(Dr)の各メンバーはそれぞれが複数のバンドで腕を磨き、人気、実績と実力を兼ね備えた精鋭が揃った新時代バンド「OXYMORPHONN」(オキシモルフォン) の誕生である!彼らのデビューアルバム「OPERATION:NO PLAN」(オペレーション ノー プラン)が3/31(水)にリリース。
「OPERATION:NO PLAN」とはバンドとしてのミッションを意味し、彼らが様々な方向性を検討したうえで、やはり最終的に自分達は、いつも勢いのある、「良い意味での見切り発車感を大切にしていきたい」という思いを表している。アルバムのリード曲となる「FIRE」はメロディアスな中に荒々しさが垣間見れる、OXYMORPHONNのインパクトを感じるに相応しい1曲となっている。 

引用元はこちら


keiの全曲コメント

01. KILL THE MAGIC

レコードをかけたかのようなノイズで始まり、Victorの「Kill the magic」という囁きで始まる轟音爆裂のキラーソングで幕を開けます。80年代のハードコア感もありながら、サビは今のラウドロックっぽいキャッチーさもある印象的な楽曲であります。サビ後のVictorのシャウトはちょっと凄いかも!? 展開もめまぐるしいです。まさに「一曲目」っていう曲で、サビの「オオオーオーオー」が頭から離れない。後半にはブラストビートも入り、「カオスさ」炸裂です。最初のイントロのギター、かつての「BUG(kyoちゃんがボーカルのバンド!)」っぽかったな!?

02. PAINT IT BAD

いきなりオシャレなイギリスのHIP HOP調のイントロで「え?」ってなりますが、演奏が始まれば、もう爆獣暴動ロック。静と動が交互に押し寄せてくるイマドキのラウドロックのスタイルですね。若干、マキシマムザホルモンっぽい感じも?! また、ボーカルの声的には、マンウィズアミッションみたいな?! かつての「SEIICHI感」はないですね。ノイジーでわりと凝ったギターのリフがすごく気持ちよいです。ところどころに入るピッキングハーモニックスも気持ちいいです🎵 

03. WARNING

これまた、どこかの映画のサントラっぽい始まり方をしています。一曲一曲凝っているなぁって思わされますね。こちらもまたミドルテンポの妖しい感じでスリリングに展開していく楽曲。Aメロのクリアトーンのカッティングが気持ちよいです。そして、ラウドなBメロへと流れていきます。そして、キャッチーで盛り上がれそうなサビのメロディーへ、と。どこか、結城さんのSixthにも通じるような…😢 この曲、海外で聴いたら、絶対日本人のバンドだって思わない…。それくらい洋楽ロックっぽさを感じます。せいちゃん、こういうのやりたかったんだろうなぁって…。でも、ボーカルはあの狼さんに…。3:00あたりの不気味な静かなところがめっちゃカッコいいです。とにかく展開が激しくて激しくて…。

04. MOLLY feat.YOSHIYA(RADIOTS)

ここに来て、RADIOTSのYOSHIYAさんをフューチャリングした超ヘビー&ハードな曲へ。これまた、ラウドでハードなナンバーを…。何気にツーバスドコドコが入っていて嬉しくなりますね。この曲も、「洋楽っぽさ」がすごくあって、オシャレで、クールで、ハードで…。サビ後のイントロのスピードメタルっぽさもまたスリリング。いや~、狂暴だ…。あと、ギターの入れ方がとっても今風で、すごく勉強になりました。ガッガッガっって。それにしても、サビはどの曲もすっごく聴きやすい! ただし、それ以外はむっちゃマニアック…💦 やっぱりイメージ的にはラウドで狂暴なマンウィズアミッションだなぁ…(あるいは、パンクなワンオク?!)

05. MAKE YOUSELF

またまた映画のサントラみたいなSEが入り、そこからラウドでゴリゴリのリフへ。マキシマムザホルモンみたいなAメロで、ラップ調のシャウトが響き、そして、メロウでラウドでキャッチーなサビへ。裏で流れるストリングスがすごく綺麗で優雅で、そこもまたこだわりなのかな!?、と。映画で使えそうなサウンド。また、Victorのシャウト~デスボもすっごく生き生きとしていてカッコいいです。中盤は、どこかレッチリ感もあって、きっとD'ERLANGERの哲ちゃん、この曲好きだろうなぁって…。

06. XANNY faet. NOKS(Amp Lifier) , AJ(NYF)

妖しいシンセ音から、一気にトンネルの中を潜り抜けるかのように入り込むイントロ。こちらもまたフューチャリング系で、ラップがすごく印象的です。この曲、実はかなり前からPVで公開されている曲で、ファンならもうお馴染みの曲かも。オキシの代表作、ですよね。これはもう、動画を見て、聴いて、感じて頂けたら、、、と!!(上に動画を出しています)

07. ALIVE

ラウドな曲だけど、このアルバムの中では大人しい方?! …いや、そうでもないか…。ジャングルビートっぽいドラムの音がすごく気持ちいいミクスチャー系のラウドロックサウンドがとっても気持ちよいです。サビのコードも結構凝ってて、どこかZIGGYを感じるというかなんというか…。Alive is hard way. I don't wanna think about everything about it  allっていう歌詞が素敵だなぁって思いました。そう、Aliveって、hard wayだなぁって。。。

08. WAKE UP

女性の会話の音から始まり、緊張感漂うイントロに続いて、Victorの激しい歌&シャウトが入ってきます。これはすごく緊張感が続く曲だな…。I wake up next to youっていうサビのところはむっちゃキャッチーでノリノリです。スネアドラムの音に何かかぶせているような…。音でもいっぱい遊んでいて、ワクワクさせられます。この曲も展開が激しくて、静と動が交互に迫ってきます。そして、最後は東欧のパンクサウンドみたいな感じで終わります🎵

09. FIRE

オキシの無限の可能性を感じる楽曲…かも。最初の出だし(tiny dark. that's still shine on my heart. but now Fire in me…)ってところは、もうこれ、欧州のポップスでしょ…!? しかも、発音がちょっと尋常じゃない…。Victorは、アメリカのアトランタに10年住んでいて、それから日本に来た人みたい(参考元はこちら)。更に、Victorのお父さんはオーストラリア人とイタリア人のハーフらしいです(参考元はこちら)。なるほどねー。この曲の最初の「tiny dark」の発音がもうネイティブそのものだもん…。このまま最後までこういう感じなら、欧米のポップスに負けない曲になりそうなんですが…(以下自粛)

10. FEAR

最後のこのFEARもまた「名曲」ですよ。英米ロックのシングル曲みたいな…。少しオリエンティックな(シタールっぽい)ギターのアルペジオがとっても美しいです。ライブでも本編ラストに演奏しそうな感じ?! そして、ゲストに我らが高木フトシのラップ?が出てきます。どことなく、映画の最後のエンドロールみたいな感じもする曲で、素敵な一曲になっています。あるいは、次のアルバムの予告編…なのかもしれませんね。もっともっとエスニックな感じなラウドロックになっていくのかも!?…

***

という感じの一枚でした!!

10年代以降のラウドロックを聴いている人からすれば、「おお、こういう感じか~」ってなるだろうし、また、せいちゃんファンからすると、「なんじゃこりゃ!?」ってなるようにも思います…。

海外のラウドロックの流れと、日本のラウドロック(ミクスチャー系)の流れをうまく合わせたバンドサウンドって感じかな…。ワンオクやマキシマムザホルモンやマンウィズアミッションをよりガレージ系にした感じ? ないしは、そういう系のロックに「飯田成一スピリッツ」を加えた感じ??!!

でも、オキシの歴史はいよいよこれから始まる、という感じですかね。なんかもうホントに「未知数」のバンドって感じがします。この作品自体、とんでもなく凄いんですけど、でも、ここが「スタートライン」って感じがするんです。今後、年齢差の激しい(?!)このバンドがどう化けるのか、どう進化するのか、どう変身するのか。今からもう、すっごく楽しみです。

この時代のSEIICHIファンの人にこそ、オキシの爆裂サウンドを聴いてほしいですね~。

むっちゃ、カッコいいから!!!

Amazonでもすぐに買えます!!

ダウンロードも!!

高木さんファンはこの曲からチェック!!


ちなみに…

オキシモルフォンってそもそも何だって話なんですけど…

こんな文章がありました。

「オキシコドンの代謝物はノルオキシコドン,オキシモルフォンなどが知られている。主代謝物であるノルオキシコドンに有意な活性はなく,オキシモルフォンはオキシコドンの約14倍の鎮痛効果があるがさらに代謝されるため,その血中濃度は極めて低い。代謝物の排泄経路である腎機能の低下時においても影響はほとんどない」(引用元はこちら

じゃ、そのオキシコドンって何だって話なんですけど…。調べると、「オピオイド鎮痛剤」って出てくるんです。

オピオイド鎮痛剤とは何かというと…

「オピオイドとは中枢神経や末梢神経にあるオピオイド受容体への作用により、モルヒネの様な作用をあらわす物質の総称で、オピオイド受容体にはμ(ミュー)、δ(デルタ)、κ(カッパ)という種類がある。μのオピオイド受容体は鎮痛作用に最も関与するとされ、オピオイドの中でもモルヒネ、オキシコドン、フェンタニルなどはμ受容体に対して強い作用をあらわし、脊髄(脊髄後角におけるオピオイドの鎮痛作用がよく研究されている)をはじめとして脳、末梢神経などのμ受容体への作用などにより鎮痛効果をあわらす。本剤はオピオイド鎮痛薬の中でも医療用麻薬として取り扱われる薬剤であり、モルヒネ、オキシコドン、フェンタニル、メサドンなどがこれに該当する。本剤は強い鎮痛作用により、各種がんや(中等度から高度の)慢性疼痛などに対する疼痛緩和などで使用される。本剤は特に内臓痛などに対して有用とされる反面、注意すべき副作用もあり、その中でも頻度が高いものとして吐き気・嘔吐、便秘、眠気、幻覚、呼吸抑制、排尿障害などがある。また本剤は内服薬のほか、貼付剤、坐剤、注射剤などの剤形が存在し、一般的に、用途、患者の嚥下能力、体質などを考慮した上で選択される。」(引用元はこちら

モルヒネのような作用をもつ鎮痛剤…

おおお、、、💦、、、

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