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Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

2025年ドイツ修養の旅2日目◆初めての朝~フランク散歩~ボノボとの出会い~ICEでハンブルクへ!

ドイツに来て、2日目の朝です。

時差ボケもあって、朝4時には元気に起きてしまいました。

5年ぶりのドイツ、その初めての朝はあいにくの雨。

でも、そんなに寒くはないかな?! 日本と同じくらい?

1日目に泊まったホテルはフランクフルト中央駅すぐのホテルです。

一応、四つ星ホテルです(なので中は立派です)。

四つ星ホテルの廊下はやっぱり豪華ですね。

お部屋も広くて、エレガントでした。

でも、お値段はとてもリーズナブルなんです。

ここ、とってもいいなぁ~~。

ドイツ最初の朝は、フランクフルト中央駅で「朝ごはん」の調達です。

駅ナカのお店で、好きなものを買って食べればいいかな、と。

ホテルの朝食って高いですからね、、、

こっちの方が安いし、自分の食べたいものが食べられますからね。

学生たちも、色々と見て、朝食をゲットしていました。

フランクフルト市内を散策しながら、フランクフルト動物園を目指します。

日本では見られないボノボさんたちに会うために!!

フランクフルトは、ドイツを代表する金融の街。

高層ビルが立ち並ぶエリアで、パシャ📷!

「ユーロ(€)」のモニュメントが派手で印象的です。

そして、レーマー広場へ!!

ここは、僕が1998年に初めてドイツに来た時に、一番最初に向かった場所。

ここに来ると、当時の思い出がよみがえります。

今の学生と同じくらいの年齢の頃、ここに来て、とても心細くて、母親に国際電話したことを覚えています。

あれから27年の月日が流れ、今もこうしてレーマー広場に来られることを少し嬉しく思いました。

ここが僕のドイツの原風景になっています。

そして、フランクフルト大聖堂へ。

カテドラルですね。

ここもささっとですが、中に入って見てみました。

この日は、讃美歌を歌う様子も見られました。

パイプオルガンの素敵な音色にしばしうっとり。

何かのリハーサルみたいなことをやっていたっぽいです。

神秘的な世界に入り込んだかのような感覚になりました。

フランクフルト動物園に到着!

5年前の2020年もここから修養の旅が始まりました。

今回もここからが旅のはじまりです。

日本では会うことのできないボノボさんたちに会いにいきます。

ボノボになりきる学生たちです(笑)

ボノボは、チンパンジー以上の知能をもつ動物で、人間に最も近い生物と言われています。

ボノボさんたち、いました!

今回もこのボノボさんたちをじっくり見ることができました。

ボノボは、コミュニケーションを豊かにとることのできる動物さんです。

動物って言うのがためらわれるほど、人間っぽさを感じます。

いや、人間もまた動物なんだ、と思わされるというか。

ボノボさんたちは「」を使います。

手を使い、声を上げ、仲間たちと多様なコミュニケーションを取ります。

もちろん僕らが見ていることにも気づいています。

気づきがあるんです。

僕が見ていると、母親ボノボが近づいてきました。

赤ちゃんボノボを抱いているのが分かります。

親子関係の原点をここで見ることができます。

手をつかって、そして、ネギを食べています。

ネギをむしって、パクパクと食べるんですね。

人間と同じように、手を使って、ネギを食べるんです。

左のボノボさんの膝の上に赤ちゃんボノボがいます。

赤ちゃんにキスをする母親ボノボの様子も見ることができました。

右のボノボもおそらくは母親ボノボで、「ママ友」って感じでした。

そんなボノボを見ていたら、中高生くらいの軍団がやってきました。

言葉を聞いていると、ドイツ語でも英語でもない言葉を話していました。

どこから来たの?と尋ねると、ウクライナから来た、と教えてくれました。

何年前に来たの?というと、3年くらい前に、ということでした。

年齢的には、13歳の子たちでした。

ウクライナから(きっと)逃れてきた中学生たちでした。

学生たちとも仲良くなり、こんな素敵な一枚を撮ることができました。

ニュースでは毎日のように「ウクライナ」の話を聞きますが、こうやって本当のウクライナの子どもたちと出会えた、というのはすごく大きな貴重な経験になったように思います。

今、ウクライナで暮らすことができず、異国の地であるドイツでたくましく元気に生きる子どもたちと出会い、きっと学生たちも言葉にできないかけがえのない経験をしたことと思います。

いつか、また母国ウクライナに無事に戻れることを祈るばかりです…。

生命への畏怖なしに、人間に未来はない。

本当にその通りだなって思います。

ボノボも、人間も、同じ生命をもつ存在です。

今、ボノボだけじゃなくて、あらゆる動物が危機に瀕しています。

そんな動物を含むあらゆる生命に畏怖の念をもつことなしに、人間に未来はないと僕も思います。

ペンギンさんもいました。

ペンギンさんは、今回の旅にとってとても大切な存在なんです。

ペンギンなしに、この旅は生まれませんでした😊

ペンギンをみた学生たちも大満足だったみたいです(笑)。

ペンギンになりきっていますね。

ボノボとペンギン以外にも、たくさんの動物に出会えました。

2時間ほどこの動物園に滞在して、駅に戻ります。

時間がないので、地下鉄(Uバーン)に乗って。

一人の学生が「これって、なんですか?」と尋ねてきました。

これ、望まない妊娠や親や彼氏からの暴力等に苦しむ女性(女の子)のためのホットラインの告知です。

ドイツには、こういう女性向けのホットラインの告知があちこちにあるんです。

赤ちゃんポストだけじゃなくて、ドイツでは女性への支援のシステムが本当に充実しているんです。

日本ももっともっとこういう告知がいたるところに掲示されてほしいなと願います。

フランクフルト中央駅に戻り、昼食タイムへ。

学生たちは中央駅のレストラン(マクドナルド)に入りました。

僕はその時間を使って、ラーメン屋さんを目指します!

今回のドイツの旅、2軒目に来たのがこちら!

Nana's Ramen

という創業1年の新しいお店です。

ここにも是非来たい!と思っていたのでよかったです。

フランクフルト中央駅から徒歩で7分くらいのところにあります。

このお店では、「白湯ラーメン」が人気です。

お店の人から「白湯味噌がおススメです」と言われたので、白湯味噌を食べました。

まさかまさかの「大阪系?泡系鶏白湯風の味噌ラーメン」で、びっくりしました。

ミキサーで白湯スープをふわふわに泡状にして、作る白湯ラーメン。

鶏ベースだと思いますが、豚骨も使っているような感じもしました。

麺もまさに日本の麺!って感じで、とっても美味しかったです。

チャーシュー丼もあったんですが、ビーガン用のミニ丼があったので、こちらを頂きました。

茄子とズッキーニとお豆腐を使った「麻婆丼」。

これがまた抜群に美味しくて、感動しましたね。

さいころ型にカットされた茄子とズッキーニと豆腐がもう最高でしたね。

お世辞抜きでめっちゃ美味しかったです。

詳しくはまた後ほど、、、

そして、いよいよ修養の旅のスタートです。

2日目のこの日は、ドイツの新幹線ICEに乗って、北のハンブルクを目指します。

ドイツの新幹線ICEに乗り込みます。

この日のICEはたったの15分遅れで到着しました。

日本の新幹線はほとんど遅延しないし、数分間隔でどんどん出ていきます。

でも、こっちのICEは「遅延」が当たり前、というか、デフォルトです(苦笑)。

15分遅れなら、かなり優秀な方であります!

フランクフルトからハンブルクまでは、およそ4時間。

4時間、北上して、ドイツ2番目の大都市ハンブルクに向かいます。

ちゃんとテーブル席を(途中のゲッティンゲンで)ゲットしました。

このテーブル席を確保できるかどうかがとても重要であります。

ゲッティンゲンからハンブルクまで、このテーブル席でドイツのカードゲーム「NEU」をやって、過ごしました。

このノイ、めっちゃ面白いんです。

101をめぐる仁義なき戦い。

あっという間にハンブルク中央駅に着いちゃいます。

食堂車にも行きました。

みなさん、食堂車を満喫していました。

ここで食べるのもよし、テーブル席で食べるのもよし!

二階建ての快速電車ともすれ違いました。

この電車には、金曜日に乗ることになりますね。

そしてそして、

Hamburg

に到着です!!

4時間のICE、とっても快適であっという間でした。

ハンブルク中央駅です。

そうそう、これがハンブルク中央駅!!

たくさんの人が溢れかえっていました。

ホテルは、ハンブルク中央駅から徒歩で5分くらいのところにあります。

このホテル、ネットでは酷評されていますが、そんなに悪くないです。

海外の旅に慣れていないと、びっくりすることだらけでしょうけど。

でも、このホテル、駅チカで、リーズナブルで、お部屋も広くて、快適です。

(最初心配してましたが、予想以上にいいホテル(ペンション)で驚きでした。スタッフさんもみんないい感じで、素朴で、フレンドリーでした。トイレは共同ですが、そのトイレは綺麗ですし、エレベーターがないのも、若者たちには何の問題もありません。星の数とホテルの満足度って相関しないんですよね、、、)

ホテルにチェックインして、街に繰り出すと、、、

すっかり夕暮れ時になっていました。

僕的には「5年ぶりにハンブルクにまた戻ってこられた!」っていう気持ちです。

コロナパンデミックで、5年間、ドイツに行けないまま時が過ぎていきました。

ここに来ないと、ハンブルクに来たとはいえない場所に行きました。

ディズニーランド・シー好きの3人なので、大興奮でしたね。

「いつまでもここで見ていられる」って何度もつぶやいていました。

まだ時差ボケもあるだろうに、夜のハンブルクを楽しんでいました。

この場所は、かつて僕も恩師と一緒に来た場所でもあります。

いつか、僕なしで、この場所にまた来られる日を期待しています。

そして、市庁舎へ!!!

やっぱり圧倒的に美しくて荘厳でエレガントであります。

この市庁舎も、ハンブルクの絶対的ホットスポットです。

ね、いい感じでしょ?!

若い時にこういう「ザ・ヨーロピアンな世界」に触れるのって、すごく大事だよなぁ…って。

が、そのためにも、それなりの予備知識というか、予備経験がないとダメだろうなぁとも思いました。

「ディズニーの世界が好き」っていうのもまた一つの予備経験になりますね。

ホント、ロマンティックで素敵な場所であります。

で、夜ご飯は、僕が大好きなこのお店へ!

ここは、ハンブルク中央駅近くにある大人気のレストランです。

僕は「漁師のシュニッツェル」みたいなものを食べました。

干しエビ?みたいなのが付いているシュニッツェルで、面白かったです。

こういうシュニッツェルもあるのか!!!みたいな。

こちらは、学生が食べた海老のグリル料理です。

この海老、美味しかったなぁ~~(n*´ω`*n)

ぷりぷりの海老のグリルで、味はドイツ風でした!

贅沢なチーズサラダも食べました。

学生たちが「チーズが濃厚すぎる~」と叫んでいたのが印象的でした。

国が違えば、味も違います。

その「違う味」に触れるのもまた、若い時に必要な経験だと思います。

自分が「美味しい」と思わない料理にハマる経験もしてほしいものです。

あと、「こっちの料理は、脂っぽいけど、味が弱い(塩味が足りない)」って言っていました。

そう、まさにこっちの料理は、油多め、味薄目、なんですよね。

日本の料理しか触れていないと、この辺、驚くポイントなんだろうなぁって。

そんなこんなで、長い長い一日が終わりました。

2日目からすごく濃厚な旅になっているなぁって思います。

僕は5年ぶりのドイツをとっても楽しんでいます。

ドイツ語は、ちょっとまだ出てきにくいかなぁ、、、💦

リスニングはまあまあですが、とにかく口からドイツ語が出てきません、、、

早く慣れるといいんだけど、、、

3日目は、午前中にキリスト教系の保育園に行って、午後はシュテルニパルクの保育園と赤ちゃんポストを訪問してきます。

今回の旅の「学びの日」になりますね。

おりがみの実践演習?もあるので、どうなるか、不安ですが、楽しみです。

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