伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

突然ですが、フクラソウとは

2008-01-20 23:10:18 | みなさんにおしらせと独り言
「フクラソウ」=「冬青(そよご)」のことでした。

当ブログ19年12月31日で、お正月用によく使われているみたいですが、と書きました。
いろいろ調べてみたら、「冬青」という植物で、秋から冬にかけて赤い実ができます。その、冬に赤い実ができたものを「フクラソウ」と呼んでいるようです。(伊賀地方独特の言い方なのかもしれません。通称はフクラシバらしいので)
成長の過程を見ることができますので、こちらをどうぞ⇒ソヨゴ(モチノキ科)

「そよぐ」という言葉を何気無く使っていますが、漢字を調べてみると実は
「戦ぐ」と書くんですね。「戦ぐ」とは、『風に吹かれて草や木の葉などがかすかに音をたてて揺れ動く』さまを表しているそうです。
まさか、この「冬青」を見て「戦」という言葉は浮かんできませんでしたが、意味を知ると納得してしまうものですね。

そういえば、公民館に勤務していた頃「草木染め」のサークル活動を担当していました。(現在も公民館では活動中ですが)その時、「冬青染め」をした記憶が蘇ってきました。
『冬青染め・・・ 
冬青は葉がいのち!葉を蒸らしてはいけません。できるだけその場で液出しをしたいぐらい新鮮な葉を使います。枝等には色素はありません。液出しをして一週間放置していればワインの色と香りがしてきます。それが染め時の合図です。』そんなお話を聞いて、染を楽しんでいたものです。

まちづくり研修 in 出石 その3

2008-01-20 00:44:18 | 町づくりって楽しいかも!
出石のまちづくりの経過の中で、最初は

・町民による全額寄付という形で「出石城隅櫓(すみやぐら)復元」(2300万円)が行われ、その後、観光協会の改組をして、会員を広く一般募集し400名の会員で新しい観光協会が発足しました。

その後
・観光案内所がオープンして「まちなか観光ガイド」事業を始めました。
今では年間1,300件の利用があり、4~5名のガイドが1回2時間2,500円で「まちなか」をガイドしています。



今回の研修では、時間に限りがありましたので、1時間という制約された時間の中で駆け足でしたが「出石のまちなみ」を見学させていただきました。
とても面白いガイドさんで、ここほ是非!という見所を案内していただきました。




出石そば「かたなや」さん。残念ながら定休日でしたので、外観だけですが。なかなか面白い外観でした。


本陣鶴屋」さん。

・出石のまちなみは、平成19年12月4日に「重要伝統的建築物郡保存地区」に選定されました。

・先人たちの知恵のお陰である出石のまちなみを景観保存していくということに、住民たちの中で、異論を唱える人はほとんどいなかったそうです。
・古いものをいかに保存していくかを住民自らが考え、工夫して景観形成しているまちなみを観光につなげていきたい、という意識がかなり高いようでした。
・個々人が自主的にクーラーの室外機を隠す工夫や車庫なども大工さんと相談しながらまちなみに配慮したものにしていました。


これはゴミ箱ですが、周りの風景にマッチするように置かれていました。