協議会の会議、午後2時~
「伊賀のほんまもん協議会」ってなんや?という方のために、1/8付け毎日Web記事(再掲になりますが)より
【食・見つめて:伊賀・熊野の取り組み/6止 伊賀のほんまもん協議会発足5年 /三重
◇観光客増へ官民でPR--協議会長・鹿野さんに聞く
伊賀牛、地酒に米、ブドウ……。伊賀地域には全国に誇れる特産品が少なくないが、その知名度は決して高くないのが実情だ。官民協同で特産品をPRし、観光客誘致を目指そうと、「伊賀のほんまもん協議会」が04年に発足して間もなく5年を迎える。協議会長のウェルサンピア伊賀顧問、鹿野俊介さん(65)に取り組みなどを聞いた。【伝田賢史】
--協議会を立ち上げたきっかけは。
伊賀県民局から伊賀産品の消費拡大について相談を受け、具体的なプランを検討する会合を開いてきました。協議会の立ち上げにあたり、県職員にも「県のセールスマンになってほしい」とお願いしました。従来も単発的な販促イベントはやってきましたが、多くは一過性のもの。消費者にとっては県の支援があることが「伊賀ブランドは偽物じゃない」という担保になるわけです。04年10月に大阪駅前の百貨店で伊賀米の販促イベントを初めて行い、大盛況でした。
--今までの活動内容は。
現在は伊賀、名張市内の事業者や行政関係者ら26人が委員となり、県内外での販促イベントに取り組んでいるほか、伊賀産の食材を使用している店や、地域の酒蔵を紹介する観光パンフレット作製などをしてきました。県の予算は06年度いっぱいで付かなくなりましたが、昨年11月末には伊勢市のおかげ横丁で「ほんまもんまつり」を開きました。上野天神祭の「鬼行列」などの郷土芸能紹介、組みひも体験や物産市などで盛況でした。
--会長に就いたきっかけは。
私は99年の4月に、サンピア伊賀の支配人として大阪から転勤してきました。来てびっくりしたのが、サンピアが伊賀の人に敷居の高い施設になっていたこと。地元との交流があまりなかったのです。これではいけないと思い、伊賀の魅力を探し歩き、大阪時代の顧客を招いては伊賀中を案内したのです。市内のイベントにも人を出して協力する活動などを通じ、地元との交流もできてきた。00年に発足した「伊賀ブランドづくり実現の会」でも役員を務めていたことから声がかかり、引き受けました。
--今後の抱負は。
現在は、伊賀への観光客が生鮮品や重い土産品を持ち歩かなくてすむよう、カタログで選べる簡単な配送プランの立ち上げを計画中
です。今のお客さんは、良いものがあると分かれば現地まで足を運んできます。そこで「伊賀にはこんな良いところがある」と知ってもらい、観光客の増加につなげたいですね。=おわり
〔伊賀版〕
毎日新聞 2009年1月8日 地方版】
その会議に行ってきます。
「伊賀のほんまもん協議会」ってなんや?という方のために、1/8付け毎日Web記事(再掲になりますが)より
【食・見つめて:伊賀・熊野の取り組み/6止 伊賀のほんまもん協議会発足5年 /三重
◇観光客増へ官民でPR--協議会長・鹿野さんに聞く
伊賀牛、地酒に米、ブドウ……。伊賀地域には全国に誇れる特産品が少なくないが、その知名度は決して高くないのが実情だ。官民協同で特産品をPRし、観光客誘致を目指そうと、「伊賀のほんまもん協議会」が04年に発足して間もなく5年を迎える。協議会長のウェルサンピア伊賀顧問、鹿野俊介さん(65)に取り組みなどを聞いた。【伝田賢史】
--協議会を立ち上げたきっかけは。
伊賀県民局から伊賀産品の消費拡大について相談を受け、具体的なプランを検討する会合を開いてきました。協議会の立ち上げにあたり、県職員にも「県のセールスマンになってほしい」とお願いしました。従来も単発的な販促イベントはやってきましたが、多くは一過性のもの。消費者にとっては県の支援があることが「伊賀ブランドは偽物じゃない」という担保になるわけです。04年10月に大阪駅前の百貨店で伊賀米の販促イベントを初めて行い、大盛況でした。
--今までの活動内容は。
現在は伊賀、名張市内の事業者や行政関係者ら26人が委員となり、県内外での販促イベントに取り組んでいるほか、伊賀産の食材を使用している店や、地域の酒蔵を紹介する観光パンフレット作製などをしてきました。県の予算は06年度いっぱいで付かなくなりましたが、昨年11月末には伊勢市のおかげ横丁で「ほんまもんまつり」を開きました。上野天神祭の「鬼行列」などの郷土芸能紹介、組みひも体験や物産市などで盛況でした。
--会長に就いたきっかけは。
私は99年の4月に、サンピア伊賀の支配人として大阪から転勤してきました。来てびっくりしたのが、サンピアが伊賀の人に敷居の高い施設になっていたこと。地元との交流があまりなかったのです。これではいけないと思い、伊賀の魅力を探し歩き、大阪時代の顧客を招いては伊賀中を案内したのです。市内のイベントにも人を出して協力する活動などを通じ、地元との交流もできてきた。00年に発足した「伊賀ブランドづくり実現の会」でも役員を務めていたことから声がかかり、引き受けました。
--今後の抱負は。
現在は、伊賀への観光客が生鮮品や重い土産品を持ち歩かなくてすむよう、カタログで選べる簡単な配送プランの立ち上げを計画中
です。今のお客さんは、良いものがあると分かれば現地まで足を運んできます。そこで「伊賀にはこんな良いところがある」と知ってもらい、観光客の増加につなげたいですね。=おわり
〔伊賀版〕
毎日新聞 2009年1月8日 地方版】
その会議に行ってきます。