室生寺 de 石楠花三昧 その1

2021-04-21 01:27:32 | 神社仏閣など
午前中に「室生山上公園 芸術の森」へ行って、自然の中のアート空間を堪能していました。
前後逆にはなりますが、公園のアートはきっと変わることはないので、改めて後日紹介。

それより、大変ですよっ
やはり、室生寺の石楠花も例年より早く咲いています…
そして、何より「今年の花はとっても綺麗 」とのこと。
ごたごた書いてないで早く見て見て って感じです(笑)。
ほぼ「石楠花(シャクナゲ)」中心です…

 「表門

  「三宝杉
樹齢およそ150~200年ほど。
ただ、室生山にはこの杉よりも樹齢の長い杉はいっぱいです。

  
室生寺一言案内」、受付横火鉢のシャクナゲ、「仁王門」。
この門、実は元禄時代に焼失、昭和40年(1965)に再建されたそう…
「仁王門」(仁王さん、艶やかで格好いいんですよ)を入ると、
 「バン字池
梵字の「バン」の形をしているとか…
難しいことはともかく、「カエル」さんの鳴き声の元気なこと!(4/19現在)
まさに「カエルの合唱 」です、これは是非現地でお聞きください。
その池の横に「鎧坂
  「鎧坂」と「金堂」とシャクナゲ
ビュースポットですね、
「今年の花は見事やねぇ」という声がそこここから聞こえてきます…

 「金堂」前、お皿のシャクナゲ

 
天神社」の前にも皿盛りの花、巨岩に彫られた「(十本腕の)軍茶利明王石仏」(グンダリミョウオウ)。
様々な災いを取り除いてくれるそう…

 「金堂」一部分です、
「鎧坂」から見えるお堂で、平安時代初期の建物です。
江戸時代に増築されているとか、金堂の屋根が追加されているのがわかるでしょうか?
内陣に安置された仏様を外から拝むための廊下のようなものが増築された、とのこと。
「蟇股」には「薬壺」が刻まれているのがかろうじて端っこに見えますが…
(家に帰ってじっくり写真と向き合って理解できました、もう一度確かめに行きたい)

さて、「本堂」(灌頂堂カンジョウドウ)、鎌倉時代(1308年)建立とのこと。
  
「本堂」に上る石段、新緑とシャクナゲの饗宴、
この本堂(灌頂堂)ではとても重要な儀式が行われると。
なので、このお堂には窓がなく、正面の「蔀戸(シドミド)」をおろすと、
お堂の中はほぼ暗闇になるのだそうです。

いよいよ、野外の五重塔としては日本最小と言われる「五重塔
弘法大師の一夜造りの塔」ともいわれ、建立時期は室生寺の創建期、
天平時代末から平安初期まで遡る…とか。
綺麗です、ただ見惚れます
  

 
「五重塔」、高さは16.22m。
この塔を背にして「本堂」屋根を上から見ました、シャクナゲとともに…


  「五重塔」と花蘇芳(ハナズオウ)とシャクナゲ

ここから先は「奥の院」への道が続きます、、、

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