金沢駅から「城下町かなざわ周遊バス」をはじめ、一般の路線バスで橋場町BSを降り、南東の方へ少し歩いたところ、ここに金沢三茶屋街のひとつ、「ひがし茶屋街」があります。
この懐華樓はこの「ひがし」に残る、今でも「一見さんお断り」を守るほんまもんのお茶屋(旧越濱)でありながら、昼間は施設見学とセットで甘味をいただける和カフェとして一般開放しています。建物は「ひがし」の創設当時から残る茶屋建築で、金沢市内でもっとも大きな部類だそう。
茶屋建築は上階が座敷となるので1階より2階の方が天井の高いことと、通りに面して高欄と張り出しの縁側を持っているのが特徴。
受付で見学料込みのお茶代を支払ってから先に見学です。輪島塗の階段で2階に上がり、他の団体さんに交じって建物の由緒のほか、お茶屋での遊び方、しきたりなどの説明を受ける。
それからお座敷の見学なんだが、中でも金の畳の茶室は絢爛豪華。千利休がこれを見たら怒りに打ち震えるやろな。和カフェは1階。囲炉裏席、掘りこたつ席合わせて50席ぐらいかな。弁殻格子から柔らかい光が差し込んでくる落ち着いた空間で、ワタシたちは囲炉裏席に座りました。
注文は黄金ぜんざい(1,800円・入館料込み)と、妻殿は季節のぜんざい(1,300円・入館料込み)。このふたつの違いは黄金が入っているか否かだけ。それほど待つことなく運ばれてきました。 蓋を開けると…ウワァ!金や!金箔パラパラなんてもんやない。お善哉全体に金箔一枚がはらりと被さって光り輝いている…豪華です。 ひと思いにこの金ピカに箸を突きたててバラバラに…なんかお大尽になった気分よりも、罪悪感の方が勝るなぁ…やはり貧乏性ですね。 お善哉は小豆の風合いが感じられる上品な仕上がりで、三色の白玉が程良い口当たりを醸しています。ただし塩昆布は付いていません。残念。 お善哉単品で金付なら1,300円、金なしで800円。これを高いと考えるか安いと考えるか…やっぱり高いんやろな。でも、貴重な経験をさせてもらえ…っとと考えれば悪くは無いですね。懐華樓
昼総合点★★☆☆☆ 2.9 <script src="http://tabelog.com/badge/google_badge?rcd=17001373&user_id=100698" type="text/javascript" charset="utf-8"></script>
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