奈良交通バスで十津川村役場BSを降りて少し南へ、国道168号線に沿って十津川村役場の南隣にある「道の駅・十津川郷」。1階では地元の物産を販売していて、その2階は蕎麦屋になっています。店内はテーブル席と窓ぎわの小上がり。この窓からは十津川の清流が望めます。
ここは十津川産の蕎麦を使ったいわゆる「二八そば」。やや白っぽい蕎麦は香りもくっきりしていて美味しい。つゆの味は関西風のやや甘めのもの。今回は「なめこ蕎麦」にしてみたが、繊細な味わいの蕎麦に茸はベストマッチですね。
残念なことに、以前は田舎風で素朴な十割そばを頂くことができたのだが、今はメニューから落ちているようです。しかも、蕎麦湯の提供も無くなったとのこと。蕎麦湯こそ蕎麦屋の愉しみなのになぁ…どうやら、経営者が変わって営業方針を変えたみたいですね。
このお店、場所が場所だけに酒類を置いていないのも困るところ。確かにここには車で来るお客さんが大多数なのでしょうが、ワタシのようなバスで訪れる客もあるっちゅうのに…酒のない蕎麦屋っというのもなぁ…今や車社会の過疎地では仕方のないことなんでしょう。
この道の駅には無料の足湯があって、マイカーで来る観光客の格好の休憩場所になっています。バスを待つ間の時間つぶしにも重宝です。こんなことができるのはバス旅の特権ですね。
- 営業時間:11:00~14:00
- 定休日:無休
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