ブクログより
私が湊かなえの本を読むとは思ったことがなかった。
けれど新聞の広告欄で見た今回の本は、山がテーマであるらしい。と言うことで初めて手にした湊かなえである。
短編集でそれぞれ、山の題名がついている。
妙高・火打・槍が岳・利尻・白馬など、それぞれの山をそれぞれ事情を抱えた女性が登る。
しかしその事情が不倫を抱えていたり、離婚を切り出されている女性だったり、恋人と別れることになったり、と深刻すぎて、山にのめり込めない、というかそういう問題を山に持ち込まないで欲しい。
山は一時でも下界、世俗を忘れさせてくれる非日常的なものだと思うし、純粋に山を楽しみながら歩きたい私は、全く共感できない。
また出てくるほとんどの女性に共感できず、好意を持てないのはどうしてだろう。
生々しすぎるのかな、女むき出しというか。同性として嫌なもの見ちゃったな、という感じ。
でも最後まで読んじゃった。
山女日記 / 湊かなえ
★☆☆☆☆
では、今回の感想は申し訳なかったですね。
まあ感じ方は人それぞれだと思いますので、
気にせずに読んでみてください。
山では込み入った話をしたり、難しいことを
ごちゃごちゃ考えたりしませんよね。
そういうこと忘れに行くんですよね。
話を聞いていると私も読む気がしないかも
私山へ行ってきて後悔したこと一度もないので たぶん 山で遊んでいる時間が楽しいんだと思う。
暗い気持ちでは山は歩かないよ。