今はとても性能のいいカメラが比較的手に入りやすくなり、扱いもやさしく、誰でも楽しみやすくなりました。
「数打てば当たる」的にシャッターを切っているとプロのような写真を撮れることもあります。
でも少し前の時代まではフィルムの枚数が限られていて一枚一枚をもっと慎重に、大切にフレームに収めていました。
しかも自動でピント合わせも無し、手ブレ補正なんてものも無し、連写も無し。
だから「こんな一瞬が撮れたの!?スゴイ!」という感動が大きかったと思います。
カメラがこんなに普及された現代の世の中を、かの下岡蓮杖さんは天国でどんな風に思ってらっしゃるでしょうか。。
下岡蓮杖という方は下田に生まれ、幕末から明治に生きた写真家です。(画像はフリーペーパー「下田的遊戯」最新号です。)
下田市の玉泉寺のアメリカ領事館に勤め、ハリスらを通じて西洋の文化に目覚めたそうです。
その後、横浜でアメリカの写真家ウイルソンからカメラを入手し、文久2年に写真館を開業。
鵜飼玉川、上野彦馬とともに職業写真家の先駆者とされていて、日本写真史に名を残す優秀な写真家を育てた人です。
下田小学校の校歌にも登場する下田市の誇りの人物の一人ですね。
そんな下岡蓮杖さん、最近は味のあるキャラクター「蓮じい」としてちょくちょく見かけるようになりました。
公式ホームページもあるんです!(下記アドレス)
皆さんから下田の写真を募集していて蓮じいからコメントも入るそうです。^^
いろんな企画があるようですが、今回は10/1~11/15までが募集期間の「写真コンテスト」をご紹介します。
テーマは 「光と影と情けの下田写真語り」
「情け」というのがポイントですね。。。
下田の風景にどう「情け」を盛り込むか。。
ちなみに最優秀賞は賞金3万円!、下田市長賞 1万円など多数♪
ぜひ皆さん、カメラを持って下田に “自慢の一枚” を撮りに来てください!
くわしくは
http://renji.jp
写真コンテスト詳細はこちら http://renji.jp