『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.1752 初秋の風に誘われて・・・

=六十里越街道・西川町側未走破部へ=

初秋の風がそよ吹く良く晴れたとある先日…山の神様に呼ばれて、古道へ行ってまいりました~

今回訪れましたのは、先々月にクラブイベントで走りました出羽の路“六十里越街道”です
前回、そしてその前先遣隊としてUゴロウさんと訪れた際に、走破できなかった西川町から始まる未走破の古道部分です

まずは旧R112号線沿い本道寺入り口に車をデポし、スタートを切りました

1㎞弱で“本道寺口之宮湯殿山神社”へ到着、単独行の無事を祈り再スタート

スタートから4㎞程の古道部分は舗装化されており、一旦R112本線へ出ます。

月山湖道の駅を越え、砂子関トンネルを抜け、月山沢トンネル入り口手前にて左折すると画像の地点です…いよいよ真の古道部分へ突入です

いきなり、現世とは一線を画した様な古道独特の世界へ導かれます…
…と同時に乗って登れない激坂が続き、月山沢トンネルの上部を越えて弓張平へ向います
夏の名残が色濃く残っており、大量のやぶ蚊やブユにつきまとわれるハメに

1㎞程の乗ったり・押したりが続くと“一本木茶屋跡”へ到着しました

ここまで、そこそこ標高を稼ぐも、一旦下り大淀大明神へ到着です

心地良いシングルの下りも終盤に入ると、一気に視界が開け暫くジープロードが続きます気温は高いながら、この季節特有の青く遠い空の色にススキの穂…自然はすっかり秋の気配です

時に、なんとも情緒豊かな木製の橋が存在したり…古道ムード抜群です

今回は時間に余裕が無く林道でパスしてしまった為、上方からの画ですが…“四ッ谷山ノ神”を含む、かつて四ッ谷集落があったと伝えられる地域です

ここら辺は古道と平行して林道が走ってます…今回は途中からまた古道へ

インナー×ローギヤで辛うじて乗って行けるキツい登りが延々と続きます。
“し”の字に育った木々達が、更なる古道ムードをかもし出してくれます

そして、出発より丁度1時間(距離10.5㎞)今回のゴール目標地点である“弓張茶屋跡”へ到着しました

もう少し先へ行くと…“追分石”がありました。
ここから3㎞程古道・舗装を走り継いで行くと、先遣隊でのスタート地点でした“志津温泉”上部の石跳川橋へ至ります。
今回の事前調査で、近年メディアで紹介されている“六十越街道古道部分”の距離は、およそ50㎞(オフロード区間だけでも40㎞超え)に及ぶ事が判明しました

日の短くなる晩秋に、この全線走破を決行予定でいますが…想像するに、休憩含み最低10時間は必要な行程ですので…念の為ライトが必要になりそうです
後半もまた舗装路になるので、おそらく大きなトラブルが無ければ、山道のナイトランは避けられるかと思いますが(苦笑)

どちらにしても、これまで走破して来た中でもスケール最大の古道ライドとなること間違い無しです
完走できた時のことを妄想すると、今から頬がゆるんできちゃいます(笑)。

参加ご予定の皆さん、行程的にもコース的にも景色的にも…全てにおいて超級古道レベルである本道、これまでに無い充実感が味わえますよ~




帰路は旧R112号を延々下って来ました。
その途中に見つけた(始めに、上を越えた月山沢トンネルの西側にある)“山神社”…地図上では、ここから若干短縮できるコースが延びている様です
往路・帰路併せて23㎞・時間にして1時間半程の下調べライドでした~
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