『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.888 2007サイクルフェスティバルinいわき


昨日開催されました・・・猪苗代・ジンギスカップXCレース:くもり、米沢・TIOGAカップエンデューロ併催 秋の陣:上々のコンディション、鳥海山・グル~ッと1周サイクリング:快晴、『いわきクリテリウム』:雨・・・日頃の行いのせいか?4大会中、いわきだけ雨にやられました(泣ッ)
参加メンバーのリザルトは・・・アンダー(画・スタート):オヤジさん=若者に混じりながら7位 age40:武田さん=イイ走りで健闘しましたが18位 age50:鎌田さん=最終周少しだけ集団から遅れてしまい12位。そして、体調ダルダルのワタクシは・・・
              またもや2位でした…

6時間睡眠とれて現地に8:30am入りしオヤジさんのレースを観戦し、自分の出走まであと1時間あるしあまりにケダルいので20分ほど休む事に…(「普通1時間前に寝ねぇだろッ!」のお言葉が聞こえてきそうですが)。
いわきクリテはチャンプクラスが無いため今回の出走はage30(30~39歳)クラス、距離は(15周回で)18.45㎞。
そして10:55『今日は是が非でも優勝をッ!!』という、ふてぶてしいプレッシャーを自らに課せスタート。
しょっぱなから上下グリーンジャージの選手が華麗な逃げを見せてくれました。そのチームサポーターの呼び声に聞き耳を立てると…「M竹さん、そのまま逃げちゃうの?」(う~ん、どこかできいた事のある名前だなぁ…と思いましたが、少し前まで実業団でバリバリ走られてた方ですね)。本人的には遊び半分の様子見と言った所だったんでしょうけど…。
その逃げも2周ほどで吸収されたものの、関東勢中心の集団は積極的な牽きで(雨のせいもあり)常に一列棒状で、東北のレースには無い刺激的な状態。
東北勢では地元Avantiの選手や、気仙沼O野寺(兄)が前方に位置し「今日は狙って来てるのか?」と勘ぐりながら走行中…「ヘイ、ミチノク、ミチノ~ク、4・4・2バン!」と郡山CFジャージを着る外人選手の声が…。
なんだぁ?熱狂的なファンか?はたまたあまりに前に出ないもんだから、けし掛けられてるのか?…とよ~く聞いてみると「ボトル、落チソウ、落チソウダヨ!」と教えてくれてたのでした。
そう、ココのコースは石畳風な下りがコースの一部にあり、その振動でボトルがケージの上で踊っていたのでした。「サンキュー!」と、慌てて直して少し油断していると、みるみるうちに後方へ…。
今年は例年と違って周回遅れの選手を降ろさず、しかも先導&最後尾バイクがアウトラインに誘導する事も無かった為、56名もエントリー(実走は46名)しているage30クラスのレースは逃げている選手か否かも分らない場面も…。
ハイペースを維持したままアッと言う間のラスト2周回で案の定、1人逃げているのは視界に入っていたものの、その暫く先にもう1人逃げているらしい事が他チームサポーターの声から発覚(するも今日の狙いは…)。
そしていよいよラスト周回…ワタクシのただ1人の目標(狙い)ココいわきで連敗を喫している緑&黄ジャージ・元プロのW選手が、満を持して猛追開始(もちろん番手を奪取)。
異常なまでの高速で見る見るうちにその差を詰めていく…。
最終登坂を終え、ゴール前直線に入り…(昨年はココから一騎打ちとなり、僅かに先を行かれてしまいましたが)相手は腰を上げるも伸びが全く無い。それでは!とすかさず大捲りさせてもらいました(とりあえずノルマをクリア!)。
ラストにも関わらずこの直線上でも周回遅れの選手が多く見極めに迷いもありましたが、その中でもスピードの違う先行者をロックオン!
まず2番手の逃げ(おおえだRTの)選手を捕える事に成功、そして全力で踏み倒しゴール緩坂であと数mまで詰めるも一歩届かず“2位”…リザルトタイムから見るとスプリント勝負と誤解を受けそうですが、この様な展開でした。

結局、宮城クリテ終了後トレーニングしようと思いつつも、(身体的な理由から)お恥ずかしながらロードに乗ったのは4日×30㎞…。そんな具合ですから自ら動こうとする勇気や脚力はみじんもありません。
途中先頭に立たないと御批判される方もいらっしゃるかもしれませんが(まずは自分の場合、練習量がそう物語っており毎回集団にひっ着いて行くのがやっと…)、草レーサーと言えど各々が持つ脚質を発揮できる場面で、ベストな仕事を尽くす!!と言うのががワタクシの持論です。
今回、男気のある逃げ優勝を決めたチームニルス松崎選手がルーラーであり、ワタクシがスプリンターだった…そして今回は勇気溢れるルーラーに軍配が上がり、元プロ・有名選手勢が軒並み惨敗という形で幕を下ろしたのでありました。

何度体験しても、毎回毎回違った展開を味わえるロードレース。練習不足なのに悔しいですが(笑)、これだからレースは止められませんッ!!

今回参戦されたメンバーの皆様、BR‐1の厳しいレースに挑んだ練習仲間のテツさん、たいへんお疲れ様でした。終盤含め、また宜しくお願い致します!!
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