
今季は「もう、無理かなぁ…」と半ば諦めかけていました“出羽街道中山越え”…今朝ほど、無事に走破してまいりました

前回訪れた時は、例年より早い雪に阻まれ断念し敢え無く退散して来たのですが…


…と思い立つも、今朝も今朝で、大崎市に入った辺りから雨が降って来てしまい「今日もダメかぁ」と現地まで向かってみると、とりあえず小康状態になったので、いつものとおり「せっかくだから、行ける所まで!!」とスタートを切ってしまいました

今回の旅の始まりは…風光明媚な鳴子温泉下を抜けて間も無くに位置する“尿前の関”です









今朝方は、小雨模様でムード満点の古道日和(苦笑)…リベンジ心を胸に、これまた長~い階段が続く小深沢入口へと歩を進めます



そのあと一度、古道がそのまま新道となり今に至る国道を少々走ります。






「陸奥より出羽に通ずるこの街道中、鳴子村には各所に坂沢があり、歩渡りのおおい難所が続いていた」と古記にも記されている様です。








後半は道幅の広い落ち葉の絨毯道が長く続くルートを心地よく進むと…楽しいひと時はいつもアッと言う間…国道へ抜けました。
画像はありませんがそこは、毎年春に開催している鍋越ロードツーリングの際に通過する、山形県との県境前後にある登坂車線でした。そこから500mほどで…

こちらもすっかり冬支度が済んでおり、ただ冬を待つばかり…と言った少し儚げな印象を漂わせていました。
気温3℃…写真を撮って小休止していると、静かに降り続いていた雨が、いつの間にかミゾレへと姿を変えていました。
ドライであれば復路も古道を…と考えていましたが、目標を無事達成した事もあり迷わず国道ルートを選択し帰路へと着きました。
●距離:片道10km●所要時間:2時間 この時季にはピッタリの小旅行でした。
整備が行き届き過ぎておりMTBで走って面白い、と言ったコースではありませんでしたが…十二分に古道ムードを満喫する事ができ、峠の旅人気分を気軽に(!?)味わう事のできるコースである事を確認できました。
何よりも、年に何度も通る国道47号沿いに、こんなに長く古道が残っている事を今頃知り嬉しいやら恥ずかしいやら…そして、その存在があまり知られていない事が勿体無く思えた…そんな旅でした

復路の癒しの数々

そして、12月1日開催予定・蕎麦ツアーコース上にかかるレインボウ



