『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.2469 原点回帰…2012八十里越(前編)

~もうひとつの桃源郷…八十里越え~
2008年、UゴロウさんとMTBで全線を走破しました新潟県~福島県に跨る“八十里越え”…4年ぶりにアタックしてまいりました
天候に恵まれた好天の秋空、気温も程よく、まさに山の神様に呼ばれた感のある古道日和の昨日(10月20日)、予定より少し遅れて7:40AM頃、5人のメンバーでスタートを切ったのでありました




八十里越えは私の古道レベルの中で唯一S級に属する超級レベルの峠道です
今回はUゴロウさん・YU-KIさん・H塚さん・M片さん・そしてMの5名によるトレイル班メンバーでの古道隊となりました。
乗車定員5名&積載ギリギリ5台と限定された事もありますが、今年始め頃の妄想時から参加表明をしてくれていたのが、この4名だったのです



まずは4.8㎞の舗装路HCアプローチを終え、出迎えてくれるのが今は無人の吉ヶ平山荘(旧小学校)です(上の画像)。
そこから緩やかな勾配で古道の始まりです




八十里越えの旅情を更に深めてくれる幾所に渡りある道標…まずは、ひとつめの馬場跡。
暫くはインナー&ローで乗って行ける程度の勾配で、快適に高度を稼いで行きます



やがてキツい押しが連続し、たどり着いたは椿尾根。遥か遠くに街並みが…。



いよいよ本格的な峠の旅へと突入し、へつり道等危険な箇所が増えます。往時は5m幅で開通していた八十里…今は自然浸食でこの様な足場が多いのです



森の中だったり、ビューポイントが多かったり、全く飽きが来ません。



スタートから3時間(まだ9㎞しか進んでない!)…“山の神”へ到着&小休止。



更に険しい道のりを進む事35分…番屋乗越(標高895m)に到着。普段のライドではあまりない押しだったり担ぎが多く、早くも全員疲労気味です。



大・中・小の沢越えに加え高巻きの迂回路多数で、更に体力を奪われます。



スタートから4時間で“火薬跡”に到着(距離:11㎞)。八十里に流れる独特な奥会津の風と、与えられた“生”を感じながら歩を進めます



そこからは一旦高度を下げ、ブナに囲まれた森の心地よい下りを堪能です



そして、昨年の新潟福島集中豪雨を物語る大崩落を目のあたりにしました…。
とんでもない量の岩石が流され、堰き止められて新たに沼ができていたり…自然の猛威と力に驚くばかりです

長く険しい八十里越…まだまだ先は長く行程の半分にも届いていませんが、とりあえず本日のレポートはここまでです…続きはまた明日
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