『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.2063 古道日和なり・・・

~秋を満喫!!黄昏グルメ古道ツーリング~
10月最後を締め括る日曜日の昨日は、古道隊5名(鉄男さん・YS木さん・H塚さん・M片さん・M)にて、出羽の古道と秋を堪能してまいりました
標高の低い里山では紅葉も見頃のイイ感じであり、趣きのある古道を更に引き立たせていました…



今回はゆっくりめの7:30amに、道の駅にしかわをスタート
国道を5㎞ほど走って古道起点の本道寺へ到着した頃には、既にひと汗かいてUPも完了です


更に3㎞ほど舗装のHCを終えると、土路面の古道の始まりです


ここでの気温は7℃でしたが、無風状態のおかげで、森の中は温かな空気が流れていました


はじめのピーク地点は“一本木茶屋跡”…かなり息を乱しているハズなのですが、みんな何故か笑顔です(笑)


旅情ムード満点の木製の橋に、ついつい郷愁をそそられてしまいます


枯れ落ちた紅葉の落ち葉に、ブナの木のトンネル…贅沢な時間です


時折り、ポツポツと雨が落ちた時もありましたが…古道日和の天候でした


今回の目的は、これまで見つけられなかった細かい部分も辿っての全線走破です。


少々時間を要してしまいましたが…迷いながら探しに探して、弓張平から志津間の、長~く続く石畳区間も無事に発見できました。
H塚さんを虜にしてしまった(笑)約200年前に作られた石畳の道です


石碑群と呼ばれる地点にて小休止…この後のシングルを抜けると暫く舗装路を進みます。
今回は予定どおり、石跳川橋から大岫峠(標高1,140m)までの、乗車率がガクンと落ちる区間はカットし、そのまま旧R112経由で湯殿山分岐へ…

デジカメが不調になり、恐縮ながらここからはケータイカメラの画像です


湯殿山ホテル前にて少し長めの休憩を入れ、せっかくなので(笑)地の具がたくさん入ったきのこ汁で冷えたお腹を満たしました。心まで少しHOTになり一石二鳥


この日、登坂乗車率一等賞でしたYS木さん…さすがチャレンジボーイです


今回の峠行はゴアテックスシューズ使用率100%、多少の水場もヘッチャラです


11月になると手すりが撤去されてしまう一本橋…ここも良い趣きのポイントです


細越峠では10数名のパーティーがいらっしゃって満席状態でしたので、暫く下った護摩壇石にて休憩を入れました。
そして、長い桃源郷の下りを終えると田麦俣です。
昨年の全線走破時には臨時休業で食せなかった“ななかまど亭”さんにて…


今回は無事、美味しいお蕎麦に舌鼓を打つ事ができました~
蕎麦の残りが3食分でしたので、H塚さんとM片さんは冷うどんの大盛りをッ


食べ終わって間も無くながら、また激坂の道が続きます。
ここの古道部分も、初めて通るルートでした。
大盛りを食したおふたりと鉄男さんから、リバースの言葉が…(笑)


塞の神峠へ到着すると、残る峠はあとひとつのみ


上の峠から下ると、大日坊~注連寺~新山神社…と歴史の重みを体感しながら進むコースです…画像は注連寺にて

このあとは最終激登坂区間が続き、最後の峠へと向かいます。


足を攣らせつつ、十王峠(標高500m)へ到着…後方に雄大な月山を望み


十王峠からは松根まで、下り基調のシングルやダブトラが長~く続きます
微妙に渋いテクニックを要求されるポイントですね…

八幡神社を経て松根からは、フラットな舗装路・ジープロードを2㎞ほど行くと…


ゴールの“弘法の渡し”です
メカトラのため八幡神社から車デポ地へ直接戻った鉄男さんと付き添いのYS木さんを除き3名でゴール
スタートから8時間半(休憩含む)、距離46㎞(オフロード区間30㎞)の長旅…初全線走破のH塚さん&M片さん、無事の全線制覇おめでとうございました

時刻は4:00pm過ぎ…夕暮れ時の風光明媚な風景も相まって、旅情ムードもピークに達し…感極まる思いでした。

そのあと八幡神社へ戻り、回収車のふたりと合流し、お約束のFREEで乾杯
全員無事の完走を称え合いながら、感無量の瞬間でした

途中の大岫峠区間をパスしたおかげで昨年よりは時間的に短縮でき、コース的にも美味しいとこ取り…と言った感じでした。
毎年この紅葉の季節、恒例のイベントとして定着しそうです

古道隊メンバーの皆さん、今回もたいへんお疲れ様でした~m(_ _)m
素晴らしい半日を共有することができ、今年もイイ思い出になりました


その場に居なくても、豪い存在感を発揮する(笑)B君は相変らず不在ですので…
最後は、途中昼食を取ったお店の自販機での、気になるドリンクネタで









誰かが言ってました…「浴びてみたいねぇ…“愛のスコール”をッと(笑)
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