『ゆく人 くる人』ゆく人とは旅人なり・・・SEKICYCLE・M店長のブログ

vol.4380 朝日連峰・稜線の旅その2

一昨日、YU-KIさん・mykさんのお力をお借りし決行してまいりました『朝日連峰・稜線を行く日帰りの旅』…昨日のその1からの続きとなります。
おおよそ全行程の中間地点となる寒江山まで5時間40分で歩けましたので、単純計算で約倍と考えても暗くなる前にはゴールできそうな確信が持てました。寒江山を下ると、竜門山避難小屋が視界に入って来ました。
軒先の登山道沿いに、2ヶ段々で山水を流しているバケツの中に缶ビールが
あ~、泊まって、飲んで、のんびりしていきたいな~(笑)とついつい妄想


竜門山は標識がないんですね…そして、ここは何山の山頂だったのか…未だ不明です今回メインのスマホはGPSのログ録り用にしており(もう1台のノンシムな旧式な方は専らカメラです)、できるだけ電池消耗を防ぎたく機内モードにしていた為、大朝日岳まで現在地を確認しないままの山行でした。


定かでない竜門山を下ると西朝日岳が視界に入って来ました。ここで少し空腹感を覚えたので、低木の陰に隠れて強風を避け、行動食を摂り次のピークへ


そして、西朝日岳(1,813m)に到着です。全行程のおよそ2/3を消化しました!
天候は荒らさが増し、流れ来る雲に覆われたり又視界が開けたりの繰り返し。


長かった縦走路もいよいよ終盤戦、中岳(1,812m)が見えて来ました。


中岳(遭難者の石碑が山頂だったか?)を越え、最後の山頂となる大朝日岳は雲の中。


玉砂利路面を登り詰めて行くと、大朝日岳山頂非難小屋が見えて来ました。
こちらを含め、今回早朝から歩いて通過した各非難小屋からは、人の気配を殆ど感じませんでした。やはり皆さん、お早い出発なのでしょうね…。


スタートから8時間半を経過した午後1:30丁度、最後のピークにして、縦走路の最高峰『大朝日岳(1,870m)に到着しましたが、かなりガスってます
以前に古寺鉱泉コースで登った事があり今回2回目の大朝日岳登頂となります!


少し休んでいると、瞬く間に雲が取れて視界が開けて来ました。


山の神様からのご褒美でしょうか薄っすら陽も差して来ました


こちらは鳥原山コース方面。大休止し、暫し絶景に見入ってしまいました


そして、スマホを通常モードに戻してメールチェックするとYU-KIさん・mykさんからメールが届いていました予想以上の好ペースで10:30amに登頂、昼前には下山を開始した模様です。もしかして、ゴールまで追い付かない


さて私も下山開始です。下山路は初めてとなる中ツル尾根コースを行きます。


少し下って大朝日岳を振り返りました。今回の長い行程を回想し、感慨深い思いです。このひとときを含め良いクライマックスを迎える事ができました


中ツル尾根途中の紅葉も、なかなか見応えのあるものでした
昨年歩いた越後三山終盤の滝沢尾根ほどの急傾斜ではありませんでしたが、長く歩いて来た脚にはなかなか応えますね…。
さぁ、そんな中少しペースを上げて下るも一向にお二人に追いつきません


やはりもうゴールしちゃったのかな…と思っていたら、孫兵衛平手前辺りの河原にてYU-KIさん・mykさん(ともに中ツル尾根コース大朝日岳往復)と無事に合流できましたmykさんから甘いお菓子を御馳走になり元気モリモリ(笑)


吊り橋があちらこちらに…画像は唯一、私のショットです(笑)Photo by YU-KI


中ツル尾根コース後半の残り4㎞…沢沿いを行くルートが予想以上に渋く…


何気に体力を消耗する細かいアップダウンが続く中、3人でゆっくりとゴールを目指しました。雨もポツポツ降って来ましたが、最後の吊り橋を渡って…


午後5:29、暗くなる前に無事、朝日鉱泉へゴールする事ができました体力も持ってくれ、トラブルもなく全線踏破する事ができ、感無量の瞬間です
●全行程=33.8㎞ ●所要時間=12時間29分(休憩含む) ●越えた山の数=9山
いつの日か、セオリーどおり2泊位掛けながら、ゆっくり歩きたい…思っていたとおり、いや期待を上回る素晴らしい稜線『朝日連峰縦走の旅』でした下山後YU-KIさんの運転で、まずは日帰り温泉へハイ!!速攻堕ちてしまいましたそして地元の常連さんで賑わう町外れにある中華食堂にてFREEで乾杯&スタミナ食補充完了泡滝まで長~い道のりでしたが、全てYU-KIさんの運転で恐縮ながら半分以上記憶がございません結局、泡滝到着は11:00pmでした。これまででも自分的YU-KIさん信頼度はかなり高いものでしたが、今回更にポイントアップし絶対的信頼度となりました(笑)YU-KIさんmykさん
…今回の山旅は本当に助かりました。感謝の言葉しかありませんm(__)m
長年抱えていた妄想をこうして実現できたのは、本当にお二人のお陰です
その後お互い別行動で帰路へ着きました体力の全てを出し切った山行の帰路はいつもそうですが、今回も眠気が差したら即仮眠のパターンで、最終的に店に戻ったのは翌日3:00amを回っていましたさぁ又、自転車モードに戻ります
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