

今日は雨の一日でした。そんな中、昨日ご紹介のHR29er号をお引き取り頂きましたK様…雨の中、誠にありがとうございました

雨音は古道のしらべ(笑)…ついつい今季の古道行を振り返ってしまいます(笑)












ここの謂われもそうですが、悲しい伝説が多く残る悲哀の古道なんですね。

濃茶色の木に黒いインクで記された所々にある道標ですが、インクが落ちて解読不明な箇所もあり…ここでは道が分からなくなり、たまたま玄関先で佇んでいたお婆さんに道を尋ね、無事古道に復帰する事ができました









その昔、この山で捕まえた鷹を将軍(徳川家光とされる)に献上した所、将軍はその鷹をえらく喜んで、その捕まえた山の名前を「日本国」にしたという。他にも古代の柵に因むもの、崇峻天皇の皇子・蜂子皇子に因むものなど諸説がある…数々の伝説が残るロマンたっぷりな山でした





















今回のルートも芭蕉が歩いた細道とされていますが、出羽仙台街道ほどおおやけになっていない雰囲気があり、今では歩く人も少ないようです。
舗装路が大半を占めるコースですが、いにしえの趣を残す集落も多く、以前から気になっていた日本国へも登る事ができ(本来徒歩で登るべきでしたが、登山口と下山口がかなり離れており今回は失礼してしまいました)、今回も善き古道を辿る旅路となりました

