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こんにちは 山口です。
昨日、塩津社長と一緒に神戸まで出かけ
『建築士定期講習』を受けてきました。
これは平成20年に施行された
「新建築士法」により規定された講習で、
建築士事務所に所属する一級、二級、木造建築士は3年毎に講習を受けなくてはならなくなりました
目的は頻繁に改正されていく
「建築基準法」の知識の更新や技術の高度化に対応していくためだそうです。
講習は朝の9時半から夕方18時前まで丸1日かけてびっしり行われるのですが、テキストは210ページもあります
そして最後の1時間は修了考査という名のテストがあり、それに合格しないともう一度講習を受けなくてはならないのです
よって、講習の内容はテストに合格することのみが目的となってしまうので、テキストの中身をはしょって早口で説明するだけで新しくなった法令の解説と言うよりはテスト対策にアンダーラインを引くところの説明みたいになってしまってます・・・
特に後半は詳しく解説を聞いてみたい内容だったのに、「時間の都合で省きます」ばかりでした・・・
この講習の費用は 15,750円もするのですがはたして意味があるのか? と思ってしまいます。
さらにこれから3年ごとにこの講習を受けなくてはならないのかと思うとぞっとしますね
修了考査もテキストを参照してもいいのですが、微妙な問題ばかりで悩んでいると時間がぎりぎりになりとても焦りました
隣の席の社長も焦っていたようです
面白かったのは、お昼ご飯に入ったラーメン屋さんが建築士でいっぱいだったこと
相席だった向かいの席で「チャンポン麺」を食べてたおじさんも講習のテストでは苦戦したでしょう
それからこんな講習が始まったり、いろいろ法規制が厳しくなったのは全て平成17年の
『マンション構造計算偽造問題』がきっかけなのですが、
テキストには「構造計算書偽造問題」としか書かれてないのに、数人の講師の方すべてが「姉歯事件」とか「姉歯問題」という言い方をされていたことも気になりました
とにかく昨日はとても疲れた一日でしたが、講習も受けた事だしまた新しい気持ちで建築士としての責任と自覚をもって頑張っていきたいと思いました
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