まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

ピンクベルR(ベルコ、4号機)

2017-01-26 22:49:48 | パチスロ4号機

※※(以前にもお願いを致しましたが)記事中、記載ミスや勘違い、誤植などに
お気づきの方は、
「非公開コメ」と明記の上、そっと指摘して頂けると有難いです…










今回は、2001年(平成13年)にベルコから登場した
4号機「ピンクベルR」(TYPE-B+AT)を回顧したい。
(同社初のAT機能搭載機)



(ボーナス確率表)




(払い出し表)




東京・町田「PIA(ピア)町田」地下フロアで実戦経験アリ。
駅に近い側の自動ドア付近、景品カウンター前の円形シマに、
5台くらい置いてあったのを覚えている。初遭遇時、「何か
風変りな台で面白そうだな」と直感して、思わず着席した。

(同じ町田の「シルクロード・アネックス」に設置アリ、
との情報をコメントにて頂いた。私自身は、残念ながら
シルアネに足を踏み入れた経験が無いが。あの界隈では、
小野路町の「出玉王福助」に、シオラー30や現金機の
Fクイーンなど目当てに、通った時期がある。)


当時、ピア町田の地下は、美麗(バルテック)、大江戸桜吹雪2(平和)、
エキゾースト(同)、ニューパルサーT(山佐)、M771(同)、花火
(アルゼ)、大花火(同)、スピード
チェイサー(岡崎)、銀河伝説R
(テクノコーシン)
などお目当ての台が幾つもあって、本機のみを集中
して打っていた訳では無い。基本的な流れは、エスカレーター前の円形
シマに並んだ美麗をメインで打って、調子が悪いと近くの大江戸桜吹雪、
それでもダメなら他の機種へ…という立ち回りだった。そうした流れで、
本機の円形シマにも、たびたび足を延ばした格好だ。






(当時、PIA町田で使用したロボカード)


※その他、PIA町田で打った思い出のスロ(抜粋)
・ビッグボーダー(テクノコーシン)⇒最上階
・キス(パイオニア)⇒地下か1F
・バッドボーイ(ダイドー)⇒地下。攻略が雑誌に載る前、ヒラで打った
・カウントダウンファイアー(サミー)⇒最上階(新装にて大勝ち)
・吉宗(大都技研)⇒地下にズラッと並んでいたイメージ
・大繁盛本舗(オーイズミ)⇒地下。かなりお気に入り。溝の口、向ヶ丘遊園でも実戦。
・ランボー怒りのパチスロ(オリンピア)⇒地下。5号機だが郷愁を覚える。新百合でも実戦。




本機はREG非搭載のBタイプ。「ボーナス」と呼べるものは、ビッグボーナス
(大きなピンクベル、「アステカ」チックな上下二段の黒丸ベルの2種類)と
「ベルチャンス」という名のATのみ。但し、ビッグはJACゲームが1回きりで、
しかも小役が揃わず1G目にジャックインする為、獲得出玉は120枚程しかない
(変則押しだと中段リプテンとなってハズシ自体できない)。出玉的に見れば、
完全に「バケ」扱いである。それでも、投資セーブに欠かせない存在だった上、
ビッグ終了後はAT突入チャンスがアップする為、獲得枚数こそ少ないが重要な
役だった。


一方、本機のメイン役といえるATは、通常時のスイカ(ベルっぽいフォルム)
成立時が発動契機となる。スイカが揃うと、リール右の上段デジタルが作動。
ここに「ー7ー」が出れば、最初の関門クリアとなる(「ーーー」はハズレ)。
「ー7ー」出現後は、「カウントダウン7」と呼ばれるチャンス演出に発展。
「ー6ー」⇒「-5ー」⇒…と1ゲーム減る毎に効果音が鳴るが(レバオン後、
高音⇒低音の順で)、カウントダウン中に効果音が止めば(鳴らないと)、
AT当選となる。当選後、継続ゲーム数抽選に移り、33、111、222、333、
444、555、666、777、888、999の何れかのG数(計10通り)を表示。
大半は33Gだったが、デジタルが一段派手なBGMになって長く回転すると、
プレミアATの3桁ゲーム確定。111、或いは222⇒333⇒と内部決定された
ゲーム数まで昇格していく。この辺りの流れは、後に登場した爆裂AT機
「スーパービンゴ」を実戦した方なら、容易にイメージが沸くと思う。


ATに入ると、通常6択の押し順があって成立時の1/6でしか揃わない
スイカ(ベルっぽい形)を、デジタルで完全ナビする(ベルチャンス)。
後は、ナビ通りに打つだけで、1G辺り約6枚のペースでコインが増加。
最低の33Gで約200枚。111Gだと660枚。555Gなら3300枚となる。
最大の999Gが来れば6000枚と、一撃爆裂の潜在能力を秘めていた。
さらに、所定のゲーム数を消化すると、1G目にAT抽選演出が行われ、
当選すればATの連チャンとなる。抽選で外れても、カウントダウン7
演出に突入して当選⇒連チャンのパターンもアリ。3桁の連チャンなら、
ウハウハである。まぁ、私自身は33Gばかり続く「ショボショボ」の
連ばかりだったから、あまり大きな事は言えない。なお、AT消化中に
ビッグを引いた場合でも、ビッグ消化後にATは再開される。


このように勝敗のカギを握るATだが、先述の通り、ビッグ終了後は
AT突入のチャンスとなった。ビッグ後、最初に揃ったスイカからは、
「順押しorハサミ打ち」を条件に、必ずカウントダウンに突入する
仕様になっていたのだ(なお、変則打ちはスイカがよく揃うが、逆に
AT抽選を受け辛いペナルティがあり、順押しかハサミが必須だった)。
隣がビッグ後0ヤメなどしようものなら、即移動・ハイエナである。


また、ビッグ成立を示唆する存在として、「0枚役」のベルがある。
0枚が揃うと、リール右の下段デジタルが作動。大抵バラケ目だが、
3つ揃いのゾロ目になればビッグ確定。なお、本機は完全告知では
なく、リーチ目も用意されていた。ビッグ図柄の一直線型、2連の
ボーナス図柄と小役のWテンパイハズレなどが存在。


因みに、本機に関する「小ネタ」で、カウントダウンで1,2枚掛けを
すると、演出が一向に終わらない(スロガイ「オリ攻捜査一課24時」
にも掲載された。但し、AT突入率は大幅ダウンして意味なし)とか、
ATナビで左第3停止の時、NGポイントで左を押すと、10枚のスイカが
6枚のチェリーになるので要注意とか、通常時チェリーを避けて押した
方が、スイカ出現率がアップしてコイン持ちが良くなる、などがあった。


今となっては、555ゲーム以上のプレミア(ロング)ATを引けるまで、
もっと打ち込んでおけばよかったと思う。だが、当時の町田エリアは
ピアの他、ダイマツ、桃太郎、エースゾーン、バカラ、ゴードン、
レインボー、スーパースター、ガイア(2軒)、さくら屋、ひまわり(MAX)、
フジ、アルファ、バンブーといった店がひしめいており、打ちたいホールや
打ちたい台が山ほどあった(その後、コンコルドなんかも出来たな)。
ピア地下のピンクベルに執着するには、もっと強いモチベーションが
必要だったのかもしれない…。


(ベルコ「ピンクベルR」の項、了)



4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ありがとうございます (こんび)
2017-01-29 23:45:08
いやいや、私のリクエストにお応えいただいたのか(そうでなかったらすいません。。。)、ピンクベルの記事ありがとうございます!!
何とも嬉しいですヽ(≧▽≦)ノ

ピアにもあったんですね〜、知りませんでした。
なお、溝の口のエムアンドエム(パレスの二階)にも設置がありました。
ある日同じベルコのさるかに合戦に入れ替えされてしまい、とてもがっかりしたものです。(さるかに合戦は実際のスペックはともかく、ピンクベルのようには出なかった。)

出玉王福助もまた懐かしい!
私はほとんど行ったことがないですが、行く店行く店でこてんぱんにやられた時に最後によるのが福助でした。
そしてトドメを刺されるのですが笑
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Unknown (攻防の待つ)
2017-01-29 20:41:26
管理人様、ブログ更新お疲れ様です!

ピンクベル!懐かしいと言いたいところですが
、実のところ打ったことありません…

ですが、ブログ内にある小野路町はとても懐かしく思える場所です。
もう20年以上前でしょうか、小野路町のジョイフル大和に足繁く通っていた時期がありました。
お目当の機種は、フィーバーニュートロンw
以前、管理人様がクイズの中で紹介されていましたね。
私の中ではリーチのバランスがとれていまして、思い出の機種であります!

あまり記事とは関係ないお話なのですが、小野路町の懐かしさに思わずコメントしてしまいました
m(_ _)m
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Unknown (公営)
2017-01-28 17:34:18
これまた懐かしい機械ですね。
自身のTOP5に入る出玉を記録した台です。
東村山のダイナムに設置されていて
昼過ぎから閉店迄終わらず2万枚OVERの記憶です。

町田も懐かしい店紹介して頂き有難う御座います。
エースゾーンは震災の翌年位まで営業してましたね。
今は綺麗なカラオケ店になってますが。
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Unknown (Unknown)
2017-01-28 07:04:18
ATに関する解析がなく、謎のまま。
兄弟機種のワンバー1-30が沖縄ではヒットしてましたね。
ここから、良くも悪くもベルコのデジスロAT路線が始まるわけでして。
山佐のカエル、SANKYOのパワフル、クィーン。
ビスティのエヴァ、三洋の海、西陣の和風シリーズ。
ヒット機種が出てしまうと、その呪縛から逃れられないのが、この業界の悪習ですね。
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