まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

1990年代・芸能人パチンコインタビュー(その6)

2012-03-21 01:03:26 | 90年代・芸能人パチンコインタビュー

1994年(平成6年)、某民放のゴールデンタイムに放映された「パチンコ特集番組」より。

 

「有名人が教えるパチンコ必勝術」

(ナレーター:広川太一郎)

 

ナレーション「天下の大御所、北島三郎さんの秘蔵っ子、そう、松原のぶえさんです。」

 

インタビュー室に特設された「フィーバークイーンII」を打つ松原さん。回転するドラムを見ながら、「リーチが来ないじゃんか~」とつぶやく。

 

ナレーション「さて、ズバリお聞きします。パチンコの魅力は?」

松原「自分が自分でなくなっているのが、すごく面白いなと思うんですよね。普段、人に向かって『バカヤロー!』とか『ふざけんじゃねーよ!』とか、絶対に言わないんです、私ね。でも、台に向かって、結構言っているんですよ。(打っていて)出なかったりとかするでしょ。で、例えば、リーチが来るのに全然揃わない時に、『ナメてんじゃねえよ!』とか言ってるんです、自分でね(笑)。それが、私にとってはストレス解消になっているような気がして。」

 

ナレーション「相当アツくなるタイプのようですね~。」

(Fクイーンのリーチをハズし、「ウワーン!」と泣き真似をする松原さんのカットが入る。)

松原「3万円つぎ込んじゃって、あー、もう出ないと思って帰る時って、ありますよね。でも、私の場合は、よく『今日は全然出ないや。』って思っても、パチンコ屋さんの蛍の光が流れ始めると、いきなり出ちゃったりしますから。それで、連続で出ちゃったりするもんですから、結構負けていても、割とプラスにして帰るって感じですかね。だから、最終的に今まで大負けしても、まぁ、2万円位ですかね。」

 

ナレーション「必勝法は?」

松原「1000円分の玉で、座った台で何回リーチがかかるか、ですよね。1回も掛からなかったら、やっぱりヤメますね。それと、人が沢山つぎ込んでいたら、そこに座った方が、それだけ(デジタルが)回転していますから…って、何かスゴイ専門的になっちゃったけど(笑)。回転してると思うんですよ。だから、私はその方が、全然人の座っていない所に座るよりは、確率は絶対良いんじゃないかな、と思うんですよね。」

ナレーション「なるほど、意外とチャッカリ派なんだ。」


当時から、演歌歌手でパチンコ好きの方は多かったように記憶する。「嫁に来ないか」の新沼謙治さんなどは、かつては生粋の「一発台フリーク」だったし、「下町育ち」の笹みどりさんも、演歌界きってのパチンコ好きとして知られる。。松原さんも、このインタビュー収録当時、既にキャリア15年以上の「ベテランパチンカー」だったはずだ。

ただ、必勝法のくだりでは、「リーチが良く掛かる台」とか「人が沢山つぎ込んだ台」など、確率論的に全く根拠がないモノを挙げている。まぁ、それでも、最大の負け額が2万で、プラス収支で帰る事が多かったのだから、松原さんにとっては立派な「攻略法」だったのだろう。ギャンブルは、「結果」が全てである。

松原さんの公式HPを覗くと、プロフィールの趣味欄には「レコード鑑賞、アウトドア(キャンプ・釣り)」とある。もう、パチンコは打っておられないのだろうか。まぁ、かくいう私も、近年の液晶一辺倒のパチンコに嫌気がさし、ハンドルから手を放して久しい。一発台が復活すれば、目の色を変えてホールに飛び込むのだが…。