しかし、質問は一問一答で記者クラブ所属の記者だけで、映像は最初の5分間だけという、逃げに徹した情けないものになるようだ。
これが国から放送免許を得ているテレビ局社長の記者会見なのか!
恥ずかしいことだ。
フジテレビにレギュラー出演しているコメンテーターどもは何も感じないのだろうか。
マトモなコメンテーターなら、こんな社長のテレビ局にはもう出演しない!と啖呵を切る。
例えば、一部週刊誌にあるように、タレントとのセックスを目的に女子アナをホテルやマンションに送り込むというのは明らかな売春斡旋罪であリ、飲み物や食べ物に薬物を仕込んで意識がなくした上で身体を奪ったとあれば、強姦罪、傷害罪も加わる。
こんな事犯の可能性が指摘されている記者会見が、記者数や質問を制限したものにしてごまかすとは言語道断である。
日経や産経に期待はしないが、朝日と毎日はどんな質問をするのだろうか。もしかしたら、最近、正義力を強めている読売が意外と鋭い追及をするかもしれない。
いずれにしても、おざなりな質問は、自社の部数をさらに減らすことになる。
フジテレビの司会が一問一答と言い放っても、無視したらいいのだ。
日本のマスメディアのチカラが試されている。
本当は、週刊文春と週刊新潮の記者たちこそ、記者会見をリードすべきであった。
いずれにしても、日本のテレビ局社長という人物の能力、資質が明らかになる。
この記者会見がくだらない記者会見になったとしても、まもなく国会が始まる。フジテレビ幹部の証人喚問は必須だろう。