より自然循環にあった方法で土に働きかける取り組みとして、病害虫にやられない元気でおいしい野菜を作るため「健康な土つくり」について体験しました。(参加者はエコ農業、特別栽培実践農家)
〈健康な土作りの基本〉
1)畑をきれいにする
2)土壌水をきれいにする
3)病原菌や腐敗した有機物を入れない(堆肥や野菜の残渣)
4)生の有機物は好気的に分解してから深耕する ・・・・etc
〈病気の土で出来た野菜はどうなるのか?〉
1)まずい 香りがない
2)病気や害虫が多い
3)収穫後痛みやすく腐りやすい
4)腐ると悪臭がする(健康な土で作った野菜は永く腐らない)
5)干ばつや長雨など天候異変に弱い
6)生育が貧弱で手間がかかる
7)土が硬くなり雑草が増える ・・・etc
〈実践)実際の堆肥つくり【モミガラ堆肥】
堆肥つくりの基本を学習
「堆肥レシピ」を基に材料を集める(モミガラ6 落ち葉1 コメヌカ2 鶏ふん2 壁土2の5種類)
堆肥つくり仕込みの確認
堆肥の配合比率で材料を軽い順で重ねていく
下から隣に切り替えして移動する
水分率60パーセントを目標によくもみ切り返すを繰り返す
〈発酵管理〉およそ9ヶ月
1)温度管理 60度以上を維持する
2)水分管理 60パーセントを維持する
3)臭気管理 悪臭腐敗臭がなく無臭か発酵臭にする
4)ハエがやってこない。コーヒー色がよい堆肥
せなりー農園として、「微生物や土壌生物」そしてその畑に生えている植物(作物と雑草)をりんごにも自然に無理なく取り入れ、健康な土作りを推進していきます。
今年に入ってまだ除草1回のせなりー園(慣行3~4回目終了)。除草は7~8センチ残すと背丈があまり伸びない。