メールの力

今朝、９時３６分に友達から届いたメール。

【拡散希望】富士市近郊の方々へ。明日、日曜日。
静岡県富士交流プラザ（旧富士文化センター）前、芝生場にて、
東日本大地震救援物資の寄付を募ります。
時間は９：３０～１６：００です。
阪神大震災の際は、ゴミ同然のようなものが送られ迷惑にもなりました。
そのため、今回は富士市役所・富士市社協ご指導の下、
救援物資の限定をさせて頂きます。
１．保存食・・・カップ麺等のお湯で作れるもののみ。
２．飲料水、ジュース・・・ペットボトル入りのもののみ。
３．赤ちゃんに関する用品・・・オムツ・粉ミルクのみ。
上記３つの収集になります。
もちろん未使用、未開封のものでお願い致します。
富士市役所、社協の協力のもと、随時被災地に届けていきます。
ご協力よろしくお願い致します。
まわしてくれー　
----ＥＮＤ----

こういうメールが私のところに来ても、転送しませんが、
一応、裏づけだけは取ろうと思い、現場に行きました。
９時４５分頃でしたが、若者が３人位で、段ボール箱を組んでました。

市役所に勤務する友人に写メールで、事実確認してみると、
市役所はノータッチでした。勝手に寄付を募ってたらまずいと思い、
早速、交流プラザの職員に連絡とってくれて、
若者たちに事情を聞いてもらった結果を電話連絡してくれました。
結果は、若者たちは芝生の広場の使用許可も取っていて、
善意の行為のようだとのことでした。
「止めろ」とも言えないので静観するとのことでした。

私と同様にこのメールを訝しがって、市役所に数件の照会もあったようです。

純粋に「何かしてあげたい」との思いで、この行動になったようですが、
メールが転送される間に、”市役所や社協のご指導の下”との文言が
追加されていったようです。

でも、メールの力ってすごいですね。
結構な物資が集まったようです。よしわら夢祭人さんのブログに
そのようなコメントがありました。

それによると、自ら車で届けに行くようなことが書かれてましたが、
ボランティアや個人の車両の被災地への乗り入れ許可は出ないようです。

善意の救援物資がその目的を果たせるようにできるか否かは
辻元衆議院議員（災害ボランティア担当の首相補佐官就任）に
かかってくるようですね。

私は、吉原本宿で始めた募金の方に協力させていただきました。
富士市役所では、１４日から募金を受け付けるようです。
協力の仕方は、個人個人の判断に任せましょう。