お節介なサラリーマン

将を射んと欲すれば

ちょいと助平でお人良しの中年男がいました。
女性に対しては、大変晩熟て純情さはバカがつくほどです。

この中年男がとある会社に勤務する女性が気になるらしく、
何かにつけて、その女性の気を惹こうととして周辺をぶらついてました。
(ちょとしたストーカー行為?)

その女性は、子供もご主人もいるれっきとした人妻。
子供の休みの日に出勤になり、子供づれで仕事をしていたある日。

その中年男は、意を決して、差し入れをしました。
「食後か、おやつにでも食べてください」

子供も好きな食べ物だったようです。笑顔で「ありがとう!」と答えました。
その中年男が立ち去った後、子供は敏感に察知しました。

「今の人、お母さんのボーイフレンド?」
「何を、バカなこと言ってんだい、この子は、もうしょうがいないねぇ」

その日の仕事を終えて帰ろうとしてる子連れの女性の車の前を
歩いて通りかかった中年男に子供が気づき、手を振りました。
中年男も気づき、手を振り返しました。

その女性は、その時は、その中年男に気づかなかったようですが・・・。

さて、この中年男は差し入れによって、馬を射たのでしょうか?

この物語、筆者の妄想によるフィクションです。念のため。

コメント一覧

白落天
七志乃さん>
どうもしませんよ{バイバイ}
芥川賞・直木賞の発表のニュースをみて、
純情中年を主人公に何か書いてみようかな?・・・なんてね。
電車男みたいなコミックですが・・・(笑)
七志乃
どうしたの、何かあったの。
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