お節介なサラリーマン

雀の泣き声

会社の帰り、家の近くの交差点に差し掛かったら、
雀が二羽、公孫樹の枝から、チュンチュン鳴きながら低空飛行し、
時々車の合間をぬって、路上に降りては鳴いている。

右折レーンのセンターラインよりに小さく黒く少し盛り上がってるものが
見えた。

まさかなぁと思いつつ、一旦帰宅し、ほうきとちりとりを持って引き返した。
近づいてみると、雀が交通事故にあったらしく、半身が轢かれて出血してた。
見るからに、事故にあったばかりのようだった。

息はなさそうだったが、ぺちゃんこになる前にと思い、ちりとりですくい、
公孫樹の根本に置いてあげた。埋めてあげた方がよかったかなぁ。
鳴いてる二羽にゆっくり別れを告げさせてあげようと思った。
その後、二羽の雀がどうしたかは分からないが、

間違いなく、事故にあった親か子か友達かを救出しようとしていたのだった。

チュンチュン聞こえたあの声は鳴いているのでなくて、泣いているのだった。

天寿をまっとうできなかった雀の冥福を祈って、合掌。

コメント一覧

白落天
風見達磨さん>
悲鳴は大袈裟でしたかね。調子に乗りすぎました。
中国の故事の「<太>断腸の思い</太>」のいわれを思い出してました。
風見達磨
悲鳴とな?(笑)鳥語が解るかも。しばらくは鳥さんに注意だね。
白落天
風見達磨さん>
泣きましたぁ?
意外かもしれませんが、
小生いつもと異なる情景を結構察知するんですよ。
雀じゃなくて、ヒヨドリだったかもしれません。
近所の叔母さんも「随分、鳥の鳴き声がするなぁ」と感じてたそうです。
実は、翌朝も悲鳴にも似た泣き声が響き渡ってました。
風見達磨
泣かせるねえ!!F君、こんなに繊細な心を持ってるじゃないの!!(笑)
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