先の22日(水)の富士落語会第82回お座敷寄席について書きます。
円楽さんの公演は後日、改めて書きます。
出演は二つ目の林家彦丸さん。
ロゼシアターの富士落語会に師匠の林家正雀さんの前座として
富士に来たことはあるんだそうですが、お座敷寄席は初出演との由。
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出囃子もめくりもないお座敷で、落語通がずらりと並ぶ客席は
演者にとってみれば、修行の場みたいなものでしょうから少し緊張気味でした。
マクラもそこそこに本編に入りました。演目は「垂乳根」
通常のオチの「よって件の如しか・・・」まで演じてくれました。
丁寧な語りと所作は、古今亭菊之丞師匠を彷彿とさせるものがありました。
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一席目が終えて、ちょいと中座して電話してたら噺が始まってて、
花魁・喜瀬川が登場したので、「五人廻し」が聞けるかと思いましたが、
二席目は「お見立て」でした。
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二席とも女性が主な役回りの噺でしたが、見た目からして、
与太郎噺よりも、似合ってるんじゃないかと思いました。
正雀師匠は怪談噺・芝居噺を得意としてますから、
いつかその辺の大ネタを聞けるんじゃないかと楽しみにしたいと思います。
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お色直しをして、事務局と話す姿は、普通の若者です
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