Three Views Of A Secret

イチロー批判に対して

先日こんな記事を見かけました。
      ↓
【お決まり批判も矛先一人に】

 イチローについてはさらに過激な意見もある。米大手ネットワークCBS(9日付)は、「マリナーズはイチローが打線にいない方がいいチームだ」などと報じた。

 今季マリナーズは開幕から6勝2敗で首位として好スタートを切ったが、胃潰瘍で出遅れたイチローが復帰してから10勝14敗と負け越している。例年だと5月には負けがこみ、球宴前に事実上のシーズンが終わる戦いを続けている。

 「イチローは大リーグの中でもケタ外れの選手だ。しかし、イチローが合流すると開幕後の戦いぶりがグチャグチャになった。若手が力を出せなくなり、投手たちにも影響が出ている。マリナーズは今季から勝利への工夫をしてきたが、イチローが戻った途端、すべて消失してしまった。イチローがシアトルに来てからチームがよかったのは最初の年だけだ」(CBS)

 この手の選手批判は近年、マリナーズが不調になる度にお決まりのように巻き起こっているものだが、年々その矛先はイチロー一人に向き始めている。今年こそは地元ファンを喜ばせる戦いをしないと、さらにその矛先は鋭さを増し、シアトルのスーパースターですらかわしきれなくなる可能性もある。



と、こんなことが載っていましたよ。
冗談じゃない!

マリナーズが2002年から弱くなった本当の原因は、その当時の指揮官ルー・ピネラ監督とされています。
ルー・ピネラ監督は1992年から2002年まで長くマリナーズの監督を務めました。
そして後任のハーグローブ監督とイチローとの間には確執があったとされ、監督のほうが確か解任されたと思います。

しかし、実際はイチロー曰く『ピネラ監督は、球団のお金で良いバッターばかりを揃えようとしていた。
2001年の球団の成績は、監督の采配ではなく、良い選手の力によるもの。

一方ピッチャーや若手の育成などに関しては興味がないようで、全くしていなかったためトレードなどで良いバッターが球団を離れてしまい、残ったのは新人や弱いピッチャーばかりで球団が良い選手を揃えようとしても、すでに金も残っていないという状態。
ピネラ監督のやり方をしていたらどこの球団だって潰れてしまうだろうと思っていた。
そのツケがハーグローブ監督に廻ってきてしまったという感じでかわいそうですね』みたいなことを言っていたと思います。

ピネラ監督はカブスで福留起用でも問題になっていましたよね。


しかし成績が良いからと言って、良い監督というわけではないと言っているが、ピネラ監督時代だけは確かに3度地区優勝をしているんですよね・・・。
だから歴代マリナーズのベスト9で歴代監督でピネラ監督が選ばれていましたね・・・いったいどうなんでしょう?

それでもマリナーズの2002年からの成績不振は、いいピッチャー、いいバッターの不在、若手育成を怠ったためであり、イチローに不振の原因を擦り付けるのはオカシイですよね!
(イチロー自身もマリナーズとの契約更新の条件でいい選手を揃えることを挙げていましたね)

イチローはチームが不振のときでも着実に、一歩づつヒットを打ってきているのに。
そのヒットが点数に結びつかないという理由だけで、チームから外せというのは、本当に馬鹿馬鹿しい!
開幕戦のデータだけで、どうのこうの言うのも、言いがかりですよね。

イチロー頑張れー
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「色々なこと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事