やすこです。
今年は「節電」という言葉を日々聞いたり見たりしていますね。
私の職場もあちこち電気が消えていたり、自宅勤務が実施されていたりと
昨年と比べてかなり電力使用量をカットに励んでいます。
とはいえ、暑い
毎日アイスや冷たい大人の飲み物 を買ってしまい、
私の体重とお金はカットにならない気がします。。。
今年になって感じるのは、日本人が夏を快適に過ごすための先人の知恵の素晴らしさ
日本人は五感で「涼」を味わうのがとても上手なんですね。
風鈴のちりんちり~んという音や水の音、すだれや緑の植物のカーテン、
そして夏にぜひ着て出かけたい、浴衣。
ほかにも寝ござというものは、通気性もよく、またござの匂いには安眠効果があるそうです。
(これも先日のワークの時に参加いただいた方に教えていただきました。)
日本の素敵な文化を見直して、心豊かに夏をすごしたいものですね。
さて、昨日は有料老人ホーム介護フロアでのアートセラピーの日。
アートセラピーは五感のセラピーともいいます。
今回はシニアのみなさんにアートで涼しく、そして心地よさを味わっていただこうと、
「海」をテーマにワークをしてきました。
名付けて「ゆらゆら体操」でスタート。
体を波のように動かしながら「ゆらゆら~ ゆらゆら~」と声をだします。
最初ポカーンとされている方もいらっしゃいましたが、そのうち面白くなってきたのか、
一緒にゆらゆら~ゆらゆら~とやっていただきました。
あ、でもこれ、ちゃんとした科学的根拠にもとづいた体操でもあるんですよ。
体を実際にゆるめながら、声をだすことでさらに脳もリラックスするのです。
そしてとにかく面白い。笑ってるうちに緊張もほぐれてきます。
なにやら隣のテーブルが騒がしいとおもったら大きな波がおこってました。
サポーター達が、体を張って「ざぶーん」と波を演出しておりました。
こちらのテーブルも負けずに、両手をあげて「ざぶーん」とみなさんで波をつくります。
心地よいどころか、その場はいつのまにか大賑わいです。
笑顔と笑い声が響いています。
そして今回はテーブルに敷いた一枚のロール紙に、水彩絵の具と筆でのびのびと波を描いていきました。
最初はみなさん戸惑われてる様子でしたが、サポーターや職員さんも加わってどんどん波を描くうちに、
スルスル~っと筆を走らせ、そしてまた一筆と描いていらっしゃいました。
男性参加者のMさんは、「オレは芸術というものは苦手なんだよ」といってあまり気の乗らないようでしたが、
そのうち「案外おもしろいものだなぁ」といって筆を軽く振ってしずくを飛ばしてみたり、
ご出身の秋田の海を描いたりと、いつのまにか目の前には青や黄色の色が広がっていました。
真っ白な紙面に、筆を入れるってシニアの方にとっては、すごくすごく勇気のいることなんです。
通常、うまくかけるか、失敗しないかを不安に思われる方が多く、筆を置いてしまったり、
「私はいいわ」といって手を出されない方もいます。
不安をできるだけ少なくして、興味を持ってもらい、筆を持ってもらう環境をつくるのが、私たちの役目です。
私たちはそんな方々のそばに寄り添い、お声をかけながらその一筆がでるのを一緒に待つのです。
そうして生まれたまっ白い紙の上にぱっと広がる、色彩の線やしずく、にじみのなんとも美しいこと。
心にすっと染み入っていくのを私も感じていました。
そしてたっぷり波の描画を楽しんだら、そのままの勢いでうちわに涼しげな海を描いていきました。
一筆にこめて力強く表現されるかた、水彩のにじみを楽しんでいらっしゃる方、
なぜか顔を描いて「これは自分よ」といってまわりに笑いを与えられていた方。
一人一人違う表情の海が表れていきます。
どれもが美しく、みているだけで涼しげなうちわの完成です。
私も職場でマイうちわを持って、8月を涼しく過ごします。
みなさんもぜひ!!
今年は「節電」という言葉を日々聞いたり見たりしていますね。
私の職場もあちこち電気が消えていたり、自宅勤務が実施されていたりと
昨年と比べてかなり電力使用量をカットに励んでいます。
とはいえ、暑い
毎日アイスや冷たい大人の飲み物 を買ってしまい、
私の体重とお金はカットにならない気がします。。。
今年になって感じるのは、日本人が夏を快適に過ごすための先人の知恵の素晴らしさ
日本人は五感で「涼」を味わうのがとても上手なんですね。
風鈴のちりんちり~んという音や水の音、すだれや緑の植物のカーテン、
そして夏にぜひ着て出かけたい、浴衣。
ほかにも寝ござというものは、通気性もよく、またござの匂いには安眠効果があるそうです。
(これも先日のワークの時に参加いただいた方に教えていただきました。)
日本の素敵な文化を見直して、心豊かに夏をすごしたいものですね。
さて、昨日は有料老人ホーム介護フロアでのアートセラピーの日。
アートセラピーは五感のセラピーともいいます。
今回はシニアのみなさんにアートで涼しく、そして心地よさを味わっていただこうと、
「海」をテーマにワークをしてきました。
名付けて「ゆらゆら体操」でスタート。
体を波のように動かしながら「ゆらゆら~ ゆらゆら~」と声をだします。
最初ポカーンとされている方もいらっしゃいましたが、そのうち面白くなってきたのか、
一緒にゆらゆら~ゆらゆら~とやっていただきました。
あ、でもこれ、ちゃんとした科学的根拠にもとづいた体操でもあるんですよ。
体を実際にゆるめながら、声をだすことでさらに脳もリラックスするのです。
そしてとにかく面白い。笑ってるうちに緊張もほぐれてきます。
なにやら隣のテーブルが騒がしいとおもったら大きな波がおこってました。
サポーター達が、体を張って「ざぶーん」と波を演出しておりました。
こちらのテーブルも負けずに、両手をあげて「ざぶーん」とみなさんで波をつくります。
心地よいどころか、その場はいつのまにか大賑わいです。
笑顔と笑い声が響いています。
そして今回はテーブルに敷いた一枚のロール紙に、水彩絵の具と筆でのびのびと波を描いていきました。
最初はみなさん戸惑われてる様子でしたが、サポーターや職員さんも加わってどんどん波を描くうちに、
スルスル~っと筆を走らせ、そしてまた一筆と描いていらっしゃいました。
男性参加者のMさんは、「オレは芸術というものは苦手なんだよ」といってあまり気の乗らないようでしたが、
そのうち「案外おもしろいものだなぁ」といって筆を軽く振ってしずくを飛ばしてみたり、
ご出身の秋田の海を描いたりと、いつのまにか目の前には青や黄色の色が広がっていました。
真っ白な紙面に、筆を入れるってシニアの方にとっては、すごくすごく勇気のいることなんです。
通常、うまくかけるか、失敗しないかを不安に思われる方が多く、筆を置いてしまったり、
「私はいいわ」といって手を出されない方もいます。
不安をできるだけ少なくして、興味を持ってもらい、筆を持ってもらう環境をつくるのが、私たちの役目です。
私たちはそんな方々のそばに寄り添い、お声をかけながらその一筆がでるのを一緒に待つのです。
そうして生まれたまっ白い紙の上にぱっと広がる、色彩の線やしずく、にじみのなんとも美しいこと。
心にすっと染み入っていくのを私も感じていました。
そしてたっぷり波の描画を楽しんだら、そのままの勢いでうちわに涼しげな海を描いていきました。
一筆にこめて力強く表現されるかた、水彩のにじみを楽しんでいらっしゃる方、
なぜか顔を描いて「これは自分よ」といってまわりに笑いを与えられていた方。
一人一人違う表情の海が表れていきます。
どれもが美しく、みているだけで涼しげなうちわの完成です。
私も職場でマイうちわを持って、8月を涼しく過ごします。
みなさんもぜひ!!
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