はじめまして。
大阪担当のイトマリです。
初登場と言う事もあり、今回は簡単に私の自己紹介をさせていただきますね。
私は現在、大阪で4つの施設で高齢者の為のアートセラピーをさせていただいています。
どの施設もそれはそれは個性豊かでとても素敵な方々ばかり。
毎回、アートセラピーを楽しみにして下さっています。
そんな私もアートセラピーを通してシニアの方たちと接するようになって6年になります。
はじまりは大阪府内にあるグループホームさんから「アートセラピーをやっているならうちの施設でもやってみませんか?」と言うお誘いに対し、「いいですよ。」ととても軽い気持ちでお受けしたのきっかけでした。
それまで成人の方に対してはアートセラピーをさせていただいていたものの、高齢者は全くの初めて。
ましてや認知症に対する知識もほとんどないまま、ひとりで施設に伺いアートセラピーをさせていただきました。怖いもの知らずと言うか、そんな状態でお受けするなんて今思う自分の未熟さと無謀さに呆れてしまいそうです。
そんな状態で始めたシニアワークですからそれはそれは大変で、今でも初めてのワークの事はよく覚えています。
それは決してアートセラピーと呼べるものではなく、手作りのぬり絵を何種類か持って行き、塗って頂くと言う何ともお粗末なワークでした。
決して、ご自分からは手を出して塗ろうとされない認知症の方にどう対応していいのか分からず、私にできる事といったら笑顔。それだけでのりきった感じでした。
終わった時はどっと疲れて・・・。
こうして私のシニアデビューは決して楽しいものでも成功と呼べるものでもなくスタートしました。
それでも、今まで続けてこれたのはなんでだろう?
そのことを考えた時、私には思い出される場面があります。
まだ、私がアートセラピーを始める前の出来事です。
それは私が祖母に会うためにはじめて老人ホームと言われる場所に行った時のこと。
食堂のテレビの前に10数名の車いすに乗ったおばあちゃんたちが座っていました。
テレビは付いているけれど誰もテレビを見ていない。
みんな首はうなだれてただぼーっと地面を見ているのです。
テレビが見たくているのではなく、ただそこに座らされている。
その光景を見た時、私の中に何とも言えない悲しみと怒りにも似た気持ちが湧いてきたの覚えています。
今ならそうせざるおえない施設側の状況もよくわかります。
でも、あの時の私は「人生の最後をこんな形で終えていくなんておかしい!!」そんな気持ちで一杯でした。
あれから6年。
おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔。
施設の方の笑顔。ご家族さんの笑顔。
そして、それを支えてくれているサポーターのみんなの笑顔。
私はそれが見たくてずーっと続けてきたのかも知れません。
私の仕事は笑顔を作り出すこと。
これからも沢山の笑顔に包まれながら
大阪でシニアアートセラピーを広げていきたいと思います。
よろしく!!
大阪担当のイトマリです。
初登場と言う事もあり、今回は簡単に私の自己紹介をさせていただきますね。
私は現在、大阪で4つの施設で高齢者の為のアートセラピーをさせていただいています。
どの施設もそれはそれは個性豊かでとても素敵な方々ばかり。
毎回、アートセラピーを楽しみにして下さっています。
そんな私もアートセラピーを通してシニアの方たちと接するようになって6年になります。
はじまりは大阪府内にあるグループホームさんから「アートセラピーをやっているならうちの施設でもやってみませんか?」と言うお誘いに対し、「いいですよ。」ととても軽い気持ちでお受けしたのきっかけでした。
それまで成人の方に対してはアートセラピーをさせていただいていたものの、高齢者は全くの初めて。
ましてや認知症に対する知識もほとんどないまま、ひとりで施設に伺いアートセラピーをさせていただきました。怖いもの知らずと言うか、そんな状態でお受けするなんて今思う自分の未熟さと無謀さに呆れてしまいそうです。
そんな状態で始めたシニアワークですからそれはそれは大変で、今でも初めてのワークの事はよく覚えています。
それは決してアートセラピーと呼べるものではなく、手作りのぬり絵を何種類か持って行き、塗って頂くと言う何ともお粗末なワークでした。
決して、ご自分からは手を出して塗ろうとされない認知症の方にどう対応していいのか分からず、私にできる事といったら笑顔。それだけでのりきった感じでした。
終わった時はどっと疲れて・・・。
こうして私のシニアデビューは決して楽しいものでも成功と呼べるものでもなくスタートしました。
それでも、今まで続けてこれたのはなんでだろう?
そのことを考えた時、私には思い出される場面があります。
まだ、私がアートセラピーを始める前の出来事です。
それは私が祖母に会うためにはじめて老人ホームと言われる場所に行った時のこと。
食堂のテレビの前に10数名の車いすに乗ったおばあちゃんたちが座っていました。
テレビは付いているけれど誰もテレビを見ていない。
みんな首はうなだれてただぼーっと地面を見ているのです。
テレビが見たくているのではなく、ただそこに座らされている。
その光景を見た時、私の中に何とも言えない悲しみと怒りにも似た気持ちが湧いてきたの覚えています。
今ならそうせざるおえない施設側の状況もよくわかります。
でも、あの時の私は「人生の最後をこんな形で終えていくなんておかしい!!」そんな気持ちで一杯でした。
あれから6年。
おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔。
施設の方の笑顔。ご家族さんの笑顔。
そして、それを支えてくれているサポーターのみんなの笑顔。
私はそれが見たくてずーっと続けてきたのかも知れません。
私の仕事は笑顔を作り出すこと。
これからも沢山の笑顔に包まれながら
大阪でシニアアートセラピーを広げていきたいと思います。
よろしく!!
イトマリさんとは、何度かご一緒させて頂いたことがあります(覚えていらっしゃいますか??ハートヒーリングとか、エニアグラムとか…)
私もおじいちゃんが施設にいるので、イトマリさんの気持ちにすごく共感しました。。セラピストの皆さんのご活躍で、アートセラピーがだんだん広まっていっているのがとっても嬉しいです。
もっともっとみんなの笑顔が見たい***
よろしくお願いします♪♪♪
どうぞこれからも大阪の素敵なところを
このブログで紹介して下さいね。
楽しみにしてまーーーす。
本当に、お花見のイベントなどでも
かわいらしい笑顔が見えると嬉しいですよね。
反対につらい状況で耐えているかたがいて。
(職員さんが悲鳴をあげている施設は特に・・)
アーティストもそうですが、アートセラピストが
違った空気を送り込んでくれるのを
待っている場所は、たくさんある気がします。
初コメントが大阪の方からとうのもLOVEおおさかの
わたしとしてはとっても嬉しいです。
是非、シニアの現場にも遊びに来て下さいね。
夕喜さんのおじいさまにもアートセラピーに触れていただける日が来ますように・・・。
今日のテーマは「はなさかじいさん」
大阪の空はあいにくの曇り空ですが、
笑顔と共にぱーっと満開の桜を咲かせてきますね。
行ってきまーす。
そうですよね。
おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔があるから
がんばれちゃうんですよね。
私たちが現場(施設)にお邪魔できるのは
ほんの限られた時間ですが、
だからこそその時間を「皆さんにとって特別な時間にしたい」との思いで毎回、ワークをさせていただいています。
私たちが運ぶのは「日常の中のちょっとした特別な時間」
沢山のサポーターと共にそんな思いを大切にしながら
常に新鮮な風を一人でも多くのシニアの方にお届けしていきたいですね。