つれづれ日記

~認知症に備えて~
(H26/11/21geocitiesから"goo"に引越)
(写真はクリックすると大きくなる)

逆川緑地を歩いた

2018-03-07 16:38:05 | ウォーキング
 本日は北寄りの風があって空気が冷たく、最高気温は6.5℃(平年11.1℃)と真冬並み以上の寒さとなった(平年の最高気温の最低値は1月下旬の8.7℃)。

 日差しは今日までで、明日、明後日は雨が予想されており、このところとみに脚が弱ってきていているのを自覚して、1年ぶりの逆川緑地を歩いてきた(前回はこちら)。

 14時半前に家を出て、逆川緑地をぐるっと回って所所で観察・写真を撮って、50分ほどで帰宅した。時に10m/sほどの強めの風があってか、人出は僅かで10人程度も遭わなかった。手は冷たかったが、太陽の光のお陰で体は心地よい暖かさだった。
  
(上の写真は左より、赤い実をつけているアオキ、逆川を泳ぐ鯉を小門橋の上から見る、ツグミ)

  
(上の写真は左より、ウメ、ヤブツバキ、自然ふれあいの池脇で見たコブハクショウのつがい)

  
(上の写真は左より、笠原水道の水源にある竜頭共用栓、水神橋南が池を泳ぐメスのオカヨシガモ、その池の脇にいたダイサギ)

(上の写真は上記ガモのいた池を泳ぐニシキゴイ等)

今年初めての運動ー逆川緑地ウォーキング

2017-01-11 17:29:13 | ウォーキング
 本日友人からゴルフのお誘いがあった。年に何回かお誘いを受け、今まで欠席したことがなかったが、昨年12月の時は一旦お受けしたが、結局直前になってお断りした。その時は、腰から、左大腿から左向う脛まで痛くて堪らなかったからであった
 しかし、今はその痛みは引いて、従前の状態に戻っていたので、本日のゴルフのお誘いを二つ返事でお受けした。それにしても、運動はおろか歩くこともしていない毎日を過ごしているので、ゴルフ用に体を動かしておこうと、本日、意を決して近くの逆川緑地を歩いてきた。

 14:50頃家を出て、約1時間逆川緑地を、北端の「本郷橋」から南の端の「塩橋」まで一周した。さすがこの時期、公園内は犬を連れて来ている人、ウォーキングをしている僅かな人出で閑散と寒々していた。

 それでも、逆川には鯉が泳いでおり、公園内にヤブツバキの花(サザンカを除いて唯一の花だった)が咲いていて目を和ましてくれた。
 
 自然ふれあいの池の北側で、それまであった子ども遊具を撤去して、新しい設備を設置する工事が行われていた。今は、基礎の四角い穴が掘られていた。工事の人に聞くと、やはり今までの物が老朽化したので、事故などが起こることを防止するための新設で、今度は幼児用と児童用のものができるようだ。工事期間は3月15日までを予定している、と。
 

 歩いたので、身体は少し暖かくなったが、手は冷たかった。本日の水戸気象台観測の最高気温は10.3℃(平年9.0℃)だった。

久しぶりのウォーキング

2016-10-13 15:01:10 | ウォーキング
 本日も一昨日童謡朝からどんよりとした曇り空で、日差しは全くなかった。昨日の日差しと暖かさがうそのようで、このシーズンでは最高気温は最低の16.1℃(平年21.3℃)となった。一昨日の18.5℃も下回った。

 今日は早目の10時過ぎのブランチを摂って昼から、久しぶりの(前回はこちら)今年4回目の逆川緑地をウォーキングしてきた。

 緑地をペットのトイレと心得ているのか、50歳代と思しき女性が犬をつれていて歩道の脇の芝生に糞をさせていた(あるいはするのをじっと見ていた)。芝生は時には子供たちがは裸足でしゃぎ、寝ころんだりして遊んでいるが、このように尿や糞をさせてよいものだろうか?? 病気の恐れはなのだろうか?
 また、芝生の上では60~70歳代の男性がグラウンドゴルフの練習をしていた。色の異なる5つのボールを30メートルほど離れた2つの目標の間を行ったり来たり往復でやっていた。いかがなものか。民度の低い人がまだまだ目につく。残念なことだ。

  
写真は左から、すでに盛りを超えていたようなコスモス、コスモスのクローズアップ、水戸市の市の鳥のハクセキレイ

  
写真は左から、笠原水源近くにあったギンモクセイ、「浴徳泉」碑、笠原水源に移設された「竜頭共用栓」

  
写真は左から、水辺に憩うカルガモ、水戸光圀公が建てた茶亭「漱石所」跡でここでしばしば曲水宴を催したという、逆川緑地東側少し高台にある休憩所

啓蟄の日に逆川緑地をウォーキング

2016-03-05 16:13:30 | ウォーキング
 今日は二十四節気の「啓蟄」。「大地が温まって冬籠りをしていた虫が這い出る」の意を示す。『暦便覧』には、「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されている。

 そこで、春を探しに今年2度目の逆川緑地を歩いて来た。しかし、今年始めて2月4日に歩いた時と、一部を除き、大して変わっているところは見られなかった。
  
(左端から、コブハクチョウ、ツグミ、セグロセキレイ。コブハクショウは足が羽の間から飛び出していて異常なのかと思って、しばらく見ていたが、そのうち正常に戻ったように見えた)

  
(サクラの状態は、ほとんどは左端のように全く固い芽だったが、数本は中央(ヨウコウザクラの札が付いていた)のように少し膨らみかけたものがあり、また1本のみ右端写真のよう大分膨らんだものもあった。サクラの種類によって違っているようだった)

  
(写真左端は、地面に落ちた木の実から根が伸びている(右側の皮のはがれている2つ)のが観察された、中央はウメの花でほとんどの枝には白い花だが、一部のわずかの枝には紅い花がついて源平ウメのようだった、右端はヤブツバキ)

本日は午前中わずかに1.4時間程度の日差しがあったが、基本的に一日中曇で北東よりの風もあり、最高気温は10.3℃(平年10.8℃)で歩き初めは少々肌寒く感じた。でもそれも、歩いているうちに暖かくなった。

春のような天気に誘われ今年初のウォーキング

2016-02-04 12:24:18 | ウォーキング
 今日は立春。暦の上では春となった。朝起きて外に出ると、風はなく日差しいっぱいの穏やかな天気だった。南の空には青空に白く旧暦12月26日の月齢25ほどの月が浮かんでいた。


 春を探しに逆川緑地に今年初めてウォーキングをしに出かけた。9時から10時頃までの約1時間、南→北→南へと一周してきた。季節がらか、人出は少なく遭った人は少数だった。見つけた春はわずかで、日差しいっぱいなるも9時~10時頃はまだ空気は冷たく春は先のようだった。
  
(逆川緑地、ウメとだけ札にあったが八重寒江と思う、ヤブツバキ)
  
(コブハクチョウ、ツグミ、ヒヨドリ)
 
(カルガモ、コイ)

 帰宅後、いつものメニューのブランチを摂った。

今年3回目の逆川緑地ウォーキング

2015-09-29 19:12:32 | ウォーキング
 今日もまた朝から良い天気に恵まれた。こんな日は外に出て運動をすべきなのだが、生来の、そして歳をとるごとに増す、面倒くさがり屋のために、心が揺れたが、以前貰っていた友人のサジェスチョンを思い出して2月28日4月22日以来、本日今年3回目の逆川緑地を歩いた。
 15:50少し前に家を出て、所々で写真を撮りながら、16:45帰宅とおよそ1時間、約4kmを歩いた。

(上の写真左から、「笠原水源」への道脇の「野鳥たちの森」入口、そこから北に向かい「いきものたちの広場」、そこの「自然ふれあいの池」にいた番らしき白鳥のペア、小門橋を渡って逆川の左岸へうつり「ピクニック広場」脇のコスモス)


(上の写真左から、「水の遊び場」で見つけた水戸市の鳥ハクセキレイ、「水の遊び場」の噴水、「いきものたちの広場」から南へ水神橋へ向かう歩道)

久しぶりのウォーキング

2015-09-21 16:35:44 | ウォーキング
 今日は久しぶりに3-4km歩いた。天気が良く、現在「萩まつり」中の偕楽園界わいをある歩いたが、結構人出はあった。何で月曜日なのに、と思ったが、どうやらシルバーウィークで、本日は「敬老の日」の由。小生の知る限り、9月15日が敬老の日だったのに、・・・。

 13時過ぎに車で、当初は歩いて行こうと考えたが、食材の買物をしようと思い直したので、車で出かけた。D51駐車場は満車だったので、桜山第一駐車場に車を停めて、「梅桜橋」を渡って南門から偕楽園に入った。櫟門へ上る道には曼珠沙華の赤い花が咲いていた。最近見たことはなく、珍しかった。


 偕楽園の南側を歩いて見晴広場辺りにある萩の花を撮った。花はもう遅かったように痛んでいたが、近くの人に聞くと、雨が降ったのでそのせいではないか、とのことだった。そこから振り返って、西の方角にある好文亭を見た。今日は月曜日だったが、国民の祝祭日で好文亭は開いていて、人影が見えた。
   

 東門から出て、東湖神社と常盤神社にお参りし、千波湖畔に出るため偕楽橋を渡るが、その上から東の空を見ると、青空の中に上弦の月が見えた。


 千波湖畔では多くの親子連れや二人連れが楽しんでいた。水戸黄門像のそばを通って、県道水戸神栖線(旧6号線)の下を横切る隧道を通って、月池橋を渡って四季の広場の方に出かけた。窈窕橋の手前では、ペアーの白鳥がキバナコスモスの脇で楽しそうに睦んでいた。


 窈窕橋の上から北方に見える好文亭を撮影して丸山橋を渡って桜山第一駐車場に戻った。


 駐車場からの帰りにはいつも行くスーパーに寄って、レタス、食パン、ヨーグルトや半額割引のアイスクリームなどを買って帰宅。歩くときはできるだけせっせと歩いたが、歩いたのは1時間程度と思う。

逆川緑地ウォーキング

2015-04-22 16:22:19 | ウォーキング
 久しぶりに好天になった。4月9日以来だから実に13日ぶりだ。そこで、2月28日以来今年2度目の逆川緑地をウォーキングした。14時過ぎ自宅を出て、15時少し前に帰宅。約4kmばかりを歩いた。

(左から、野鳥の森の中、小門橋から北側の緑地、ほとんど散っていたが残っていたサクラ)

逆川緑地ウォーキング

2015-02-28 16:53:32 | ウォーキング
 13時少し過ぎに家を出て、およそ1時間かけて逆川緑地を一回りウォーキグしてきた。久しぶりに昨日、今日と暖かい良い天気で気持よい時間を過ごせた。
 実は3月14日に市主催の「吉田松陰ゆかりの地散策ウォーク」があり、偕楽園をスタートし、永井政介の屋敷跡、会沢正志斎の屋敷跡、弘道館、常照寺など巡り、約11km、約4時間の催しがあり、それに参加できることになった。このところ身体を動かしていない。2月13日にゴルフ(カート使用)をしたことを除けば、半年は運動をしていない。そのために少し脚をうごかしておかねば、と思い歩いたものである。過去を見ると、前回の逆川緑地は丁度半年前だった。
 逆川緑地ではいろいろな動植物を観察できた。以下の他には、コハクチョウ、カルガモ、オオイヌノフグリなど。
  
(上の写真は左より、緑地の一部、梅、そのクローズアップ)

  
(上の写真は左から、チュウサギ、逆川のコイ、ヤブツバキ)

久しぶりの逆川緑地のウォーキング

2014-08-30 19:09:00 | ウォーキング

 午前中は時に薄日があるものの、曇りがちだった。午後になり日が差している時間が長くなった。14:40に自宅を出て久しぶりに逆川緑地を歩いて来た。
 木立の中を歩くと少々薄暗くなってひんやりと涼しくなる。緑地が広がるところに出ると、蝶やトンボが飛び交っており、近くの木々からはアブラゼミの鳴き声が良く聞こえる。足元にはコスモスの植え込みが広がっていたり、道脇にコミヤマカタバミやシモツケに似たようなかわいらしい花を見ることができた。
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 途中から日差しが続いて少し汗ばんだが、気温が比較的低いせいか爽やかで、時に吹く緩やかな風も気持ちよかった。およそ4kmほどを小一時間で歩いて15:35帰宅した。


逆川緑地ウォーキング

2013-03-22 16:39:34 | ウォーキング

 昨日水戸の桜の開花宣言がされた。標本木は
 今朝8時過ぎに外に出ると少し糸のような小雨があったが、すぐに上がった。その後は曇りだったが、時々晴れてきたので、逆川緑地まで歩いてウォーキングすることにした。 実は、昨日の開花宣言を逆川の桜で確かめよう、ついでに咲いている花があったら見ようと出かけた。 

 コブシの白い花や、ヤブツバキの赤い花が多く見られた。池にはヒキガエルのような大きなカエルが番いでいたり、泳いでいるコブハクチョウと卵を抱えているのがいたり、カルガモが仲良く泳いでいたりもしていた。我が家の周辺では未だ聞いていないが、ウグイスの声も聞こえた。
 水神橋を渡り、笠原水源の傍にある歴史広場にあるソメイヨシノもすでに開花していた。まだ、一分咲きにもなってはいなかったが、確かに咲いていた。
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 逆川緑地南半分の約2㎞を歩いて帰宅。 さくら通りのヤマザクラも咲き始めており、既に満開のものもある。 このさくら通りは現在4車線化工事中であり、このヤマザクラの並木もそのうち全て刈払われてしまう運命にある。でも、何年かかって完了するかわからない。道の両側には移動しなければならない建物が少なくない。


茨城県北ジオパークから学ぶ(県民大学)8・9回目

2012-07-21 22:40:18 | ウォーキング

 今日はジオサイトの実地見学で、千波湖周辺のジオサイトを巡った。2時限ということで、回数は8回目と9回目ということになる。

12072101machiaichu  9:10自宅を出発、途中コンビニで今日の昼食用のサンドウィッチを買って、集合時間の9時半に丁度、西の谷駐車場に到着。西の谷駐車場というのはそれまで知らなかったが、県道342号線を挟んで偕楽園とは反対側(東側)の天王町あたりの谷間にある。主宰者の天野先生を待って10時10分過ぎ出発。

12072102daichikouzou  まず駐車場からすぐそばの線路沿いの上市台地の崖では、700万年前の泥岩(凝灰質砂岩)の上に20万年前以降に那珂川の堆積物である礫層(洪積岩)が見える。泥岩部分には穴があり、これは、笠原水道を造る際にここからこの泥岩を切り出し岩樋に使用した跡だという。2代藩主水戸光圀(黄門)は下総国・佐倉の平賀保秀に命じ、永田勘衛門が工事を担当し寛文2年(1662)から1年半をかけ総延長7㎞の水道を完成させた。このような岩を切り出した跡の穴は台地の崖にあちこちにある。

12072103nishinotanihigashigake 12072104nishinotaninishigake  さらにここから往路で東の崖に沿い北進し、その壁から伏流水の浸み出しを観察した(写真左)。復路では西の崖に沿い同様観察(写真右)。この谷を引き返し、線路わきに沿って西進。その途中民家のすぐわきにもこのような凝灰質砂岩の切り出し跡があった。穴は陥没していた。観梅時の臨時偕楽園駅前のトイレ舎脇には「農人形の記」碑があった。 

12072105minamidaichikitagake 12072106setsumeiban  偕楽橋に上がって、旧6号線の上を通って千波湖を反時計回りに回る。少年の森を形作っている台地の森北側に沿って歩く。この台地は、表層を関東ローム層、中層に洪積層(砂利)、下層に基層の泥岩からなっており、その泥岩の上部から湧水(伏流水が)出ている。

12072107lunch  アナハイム市交流碑の前で、丁度12時となり、そこで散開して銘々1時間の昼食を採った。小生は、朝途中のコンビニで買ったシャキシャキレタスのサンドウィッチにお湯を沸かしてのコーヒ2杯で済ませた。

12072108daidaraboudensetsu  そから再び湖畔に沿って歩き、「ダイダラ坊の伝説」の碑に寄った。このような伝説があるが、もちろんこれは科学的でもなく、真実でもない。千波湖の成立は約2万年前の氷河時代海水面は低下しており、上市台地を挟み込むように流れる那珂川と桜川は急な流れとなり深い谷を形成していた。しかし、約1万21千年前頃から地球の温暖化し、約6000年前には海水面は現在より約6m上昇。そのため那珂川の運搬力は弱まり土砂を下流部に堆積させた。そのご、再び海水面は低下して那珂川の堆積物により桜川の那珂川への出口が塞がれ、入江が取り残される形となり千波湖の原型ができたものである。

12072109yanagisakikaiduka  その先に、「柳崎貝塚」の碑がある。それには、「この貝塚は、標高約30mの台地からゆるい傾斜で低く突き出した先端部にあたり、千波湖に面している。貝塚は小規模ではあるが、関山式の土器片が認められたことから、3か所の貝塚とも関山式土器を主体とする貝塚である。また、貝類はヤマトシジミを主とし、まれにタニシ・ハマグリ・カキ等を含む主淡貝塚である。」と記載されている。実際に貝塚を見たかったが、説明者も未だ見たことなく、どこにあるのか知らない、と。

12072110hakuchooyako 12072111uwokuwaetahakucho 12072112konohazuku  あとは、千波湖を回って偕楽園に向かう。道路脇にはハクチョウやコクチョウ、カモなどが多く休んでいるが、傍を通ってもちっとも驚かない。湖面に目を向けると、湖水撹拌用の固定ボートの白鳥の嘴に鵜がとまっていて、それが白鳥が口に鵜を咥えているように見えた。さらに進むと、三脚に望遠レンズを上に向けて写真を撮っている人がいた。聞くと、コノハズクを撮っていると。小生も、手持ち撮影した。

 偕楽園の仙奕台(せんえきだい)の付近に集まって、各自一言ずつ本日の感想なりを発言してお開き。銘々駐車場に戻った。15:15に帰宅。


袋田の滝ジオサイト巡り

2012-06-13 18:29:18 | ウォーキング

 今日は社友クラブの「歩こう会」が企画した袋田ジオサイトを巡ってきた。袋田は、日本三大名瀑の一つの「袋田の滝」で有名であるが、ジオサイトとしても色々観るべきものがあり、茨城県北ジオパークの一つに指定されている。

    

 袋田の滝一帯は1700万年前は陸上にあり、現在の栃木県東部辺りにあった火山により火山灰が降り火砕流にたびたび襲われていた。この火山活動が落ち着くと安定し網状河川が発達し礫や砂が運ばれ堆積した。その後、海面が上昇し(温暖化や大地の沈降)、このあたりは海に没した。1500万年前には海底で火山活動が起こった。水中に噴出したマグマが水と接触し急冷され破砕して出来た水中火成岩(ハイアロクラスタイト)ができる。その上に砂岩や凝灰岩が堆積していった。その後800万年位になってプレートの移動によって陸地化していった。袋田の滝やその周辺の山々は水中火成岩からなり、隆起した後浸食により硬い岩盤が残って現在の地形を形成している。袋田の滝は全てハイドロクラスタイトの上を流れている。

     

 10:15集合、10:30町営第2駐車場発の予定だったが、それより早く10:25出発。最初に、川の中に頭を出している「河童の休み岩」に行く。 途中、桜田門外の変での井伊大老襲撃の実行責任者であった「関鉄之助」の歌碑を右手に見て進む。1206131kappanoyasumiiwa 河童の休み石は、この地域が陸地であった1700万年前の土石流によって石が溜まったところで、この石が固いので削られずに川床から顔を出しているものである。上流から流れてきた石ではなく、川底に根をはやしているものである。

     

 次に、「暴れ川の落し物」のところに向かうが、その途中にある「龍泰院」に寄った。ここは、熊野山と号す曹洞宗の禅寺で、天文2年(1533)佐竹氏によって創建された(一説には明応7年(1498)4月の創立とも)。元禄8年(1695)には徳川光圀公(元禄3年(1690)藩主を綱條に譲っている)が立寄っている。現在の大本堂は安永5年(1776)建立されているので236年経っている。

     

1206132abaregawanootoshimono  そこから、「暴れ川の落し物」といわれる礫岩の観察できる崖に向かう。この崖もこの地帯が海に沈む前の1700万年前の陸地であったときに土石流や強い川の流れにより運ばれてきた礫岩である。表面は剥離で危険なためか、表面には金網が張ってあった。

      

 そこから引き返し、袋田の滝に向かう。途中広い駐車場でめいめい持参の昼食を摂る。小生は、おにぎり2個と鰯の旨煮缶詰とお湯を沸かしての味噌汁を造った。食後には再びお湯を沸かしてコーヒーを淹れ飲む。アップルパイを持参していったが、時間の都合とお腹一杯になったので、それは食べなかった。

      

1206133fukurodanotaki 袋田の滝に入り、第一観爆台と第二観爆台から滝を眺め、集合写真を撮った。袋田の滝は今年これで3回目である。幅73m、高さ120mで四段になって落下することから四度の滝とも呼ばれている。水中火山岩から成っていることを思わせる、ごつごつした硬そうに見える岩肌である。

     

1206134byoubuiwa  吊り橋を渡って滝川の左岸に沿って歩く。途中振り返って、袋田の滝の北側に絶壁となって聳える屏風岩を眺める。これも水中火山岩からなっている。

 実は、この北側にある生瀬富士に登って東に稜線を通ると、この屏風岩の上に出る。ここから、眼下に眺める袋田の滝も全容を見下ろすことができてすばらしい。でも、高所恐怖症にはちょっとばかりきつい。

       

  

1206139shakousouri  滝川に沿って歩くと対岸である右岸に傾斜地層が見える。上流側(東側)が下がり、下流側(西側)が上がった傾斜地層である。実は、この付近に斜交層理が見える地層があるのだが、見つけられなかった。やはり、団体で歩くとどんどん歩いていくのでじっくり留まって観察することなどできない。特に、興味のない人々の集まりでは難しい。

     

1206136kokujyusuzuri  そこから少し下流に下り、橋を通って対岸に渡りさらに下流に下ると、「国寿石大子硯」の工房「岱山」(佐藤岱山氏代表)があり、そこに立ち寄った。これは、黒色粘板岩の硯で黄銅鉱の鋒鋩をもつ名硯といわれている。古くは水戸2代藩主徳川光圀公の時代から知られており、この硯石の原石を守るために、これが産出する大子町小久慈にある槐沢(さいかちざわ)を御留山にして保護した。9代藩主徳川斉昭が地名の小久慈の名をとって国寿(硯)と命名したという。高価なものらしい。工房と展示品を見せて戴いた後、駐車場に戻った。

     

 民家の庭や道端には色々の花が咲いていて目を楽しませてくれた。 この時期、花の種類も多く、何枚か写真を撮った。

      

 14:27駐車場に戻り、次回の予定などの連絡があり解散。傍の蕎麦屋に入る人も何人かいたようだったが、小生は、14:38駐車場を経って往路を引き返し、15:53自宅に無事到着した。

             

 本日の6月13日を「はやぶさの日」と日本記念日協会が認定した。小惑星探査機はやさが2010年6月13日地球に帰還(2003年5月9日打ち上げ)した偉業をたたえるものである。

  


ウォーキングで枝垂れ桜巡り

2012-04-11 16:44:13 | ウォーキング

 今日は社友クラブの第48回歩こう会の「宍戸の枝垂れ櫻→芸術の杜のソメイヨシノを楽しもう」に参加した。これまでに一度も参加したことはなく、初参加。

1204111mitoeki バスで水戸駅まで行って、コンビニで昼食用の助六寿司とポカリスウェットを調達。マクドナルドでローストコーヒを買う。駅北口にある黄門一行像の前のタイルが工事中だった。 東日本大震災の影響なのだろうか? それにしても修理が遅すぎる、気がする。9:37発水戸線小山行きに乗車。9:57宍戸駅に到着。1204112shishidoeki 世話人の方から説明があり、10:11出発。

 光明寺、唯信寺、完全寺の境内にある枝垂れ櫻を見た。完全寺は入口部がとうせんぼしてあり、境内には入れなかった。枝垂れ桜はほぼ満開状態で綺麗だった。でも陽射しがない分、鮮やかさには欠けた。

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左から光明寺、唯信寺、完全寺それぞれの枝垂れ桜

 10:30、これら3つのお寺が並んでいる場所を出発し、「北山公園」へ向け車道を歩く。1204116kitayamakouenhe途中白鳥の湖と看板の立つ池の道路路を隔て反対側にある射撃場からクレー射撃をやっているらしく、パン・パンとびっくりするほど大きな音がしていた。11:00北山公園「休憩施設」に到着。トイレ休憩をして10:17出発。公園の中にはミズバショウやスイセンなどが咲いていたが、ショウブなどはまだ10㎝ほどの芽が出た程度だった。1204117mizubashou ミズバショウも霜にやられたのか、茶色に変色していた。「展望塔」の脇を通って再び車道に出て「笠間芸術の森公園」に向かう。途中、黒色のガードレールを見た。初めて見た色で、何故黒なのか考えたが答えは見つからなかった。

 12:05東ゲートから公園に入る。ここで各自昼食後、12:45出発するとの告知があって、それぞれ散開した。小生は、他に3人の参加者と同じ休憩舎に席をとった。お湯を沸かして味噌汁を造って、朝、コンビニで調達した助六寿司を食べた。食後は、再度お湯を沸かして、コーヒを淹れ、いつもの仏様から下げたフルーツケーキのデザートを摂った。コーヒを飲んでいる時、集合写真を撮るとの連絡があったが、猫舌の小生には突然言われても困る。出発時間どおり茨城県陶芸美術館の傍に行くと集合写真を終えて、それぞれ帰路についていた。 1204118kasamageijyutsunomorikouen美術館前のソメイヨシノも満開であったので、クローズアップで撮った。

 すでに他の人たちはいなくなっており、ここからは一人で公園中心部にある笠間工芸の丘を見て回り、西ゲートから出た。そこから、「陶の小径」を通った。この頃から小雨が降り出したので、折りたたみ傘を差して歩いた。工房や窯元などがならんで雰囲気のある通りだった。やきもの通り(国道355号線)に出て、そこから笠間駅に向かい、1204119kasamaeki 13:20到着。駅にはほとんどの人がすでに到着していて、時ならぬ賑やかさを示していた。見ると、出発時間は13:31で、将にGood Timingに到着したことになる。笠間駅に来たのは初めてだった。

 友部駅で乗り換え、水戸駅到着14:00。14:10のバスに載り、14:25帰宅。


久しぶりの逆川緑地ウォーク

2012-03-28 16:16:15 | ウォーキング

 ブランチを摂ってほっこりした後、13時過ぎに家を出て、近くの逆川緑地を久しぶりに歩いた。春がどのくらい見つけられるかを確かめたかった。

 大分春になってきたことが目で確認できた。見つけた花も、鳥など動物も春を感じているようだった。

 暖かい陽射しの中の4㎞足らずのウォーキングを、自然を眺めながら写真を撮りながら、楽しんで帰宅。コーヒを淹れてのんびりした。16時頃から小雨が降り出した。

 今日見つけた動物の写真:

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写真は左上からシジュウカラ、カルガモ、コブハクチョウ、コイ、水戸市の鳥であるハクセキレイ)                                                                                                                                         

 同時に見つけた花の写真:

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