昨夜の千里山まちづくり協議会の定例会で、駅前の交通広場の設計再考に関する提案がされました。
十数年前に住民参加の主旨で始まった市民懇談会、そしてその後に定期的に開かれる設計・施行の進捗報告会において、吹田市の方から情報提供が逐次行われてきています。
昨年の団地棟の第一期工事に続き、今春には駅前商業ビル「BiVi」と千里山コミュニティセンターがオープンし、住民生活に多くの便益と彩りを添えてくれています。
あと残すは団地棟の第二期工事と交通広場の造成が待たれる状況になっていますが、ここにきて吹田市の方からようやく設計の方向性が見えてきました。
しかし、実際に平面図の形でどんなものになるのか分かるに連れて不満が生じ、それを叩き台により良い広場にしたいというアイデアが住民の間で出始めているようです。
昨夜の定例会の資料をその一つとしてご紹介しますと、千里山住民でもある建築家の歌一洋さんが考え方を纏めた平面計画です。
吹田市の案をベースにしながらも、交番の位置が移動して広場的なスペースが取られ、ロータリーの流れもより使いやすい工夫が感じられます。造形的にも柔らかなカーブでやさしいイメージを受けました。
それにプラスして、千里山出身で『大きな古時計』の訳詞で知られる、保富庚午さんのモニュメントなども顕彰されると、大変な地域プロモーションになると想います。
現在進んでいる地下の下水道関連の工事が終わると、いよいよ交通広場の工事になる予定と想いますが、まだ設計に関してはより素敵なスペースになることをテーマに再考しても遅いということは無いと想います。
※ 吹田市の原案と歌一洋さんの代案です。
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