この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

B級映画って何ぞや?

2017-08-08 22:28:39 | 旧作映画
 何ごとであれ、定義付けは難しいものですが、B級映画に関してもその例外ではないのだなぁととある記事を読んでそう思いました(こちら)。

 おそらくは管理人が貼り付けたと思しき画像の中に、『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』や『ファンボーイズ』に混じって、『レオン』や『ターミネーター』の写真があるよ。
 『レオン』や『ターミネーター』は絶対B級映画じゃないでしょ。。。
 この2作をB級映画に選んだ人はB級映画=低予算映画って思っているのかな?
 確かにB級映画である条件の一つは低予算で作られていることだとは思うけど、それだけじゃないよね。
 もしそうなら低予算で作られた映画は何でもB級映画ってことになっちゃうしね。
 
 自分が思うB級映画の条件は低予算で作られたこと以外に2つあります。
 一つ目が、知る人ぞ知る、とまではいかなくても、ある程度はマイナーな映画であること。
 『ターミネーター』のような、ほとんどの人が見ている(知っている)映画はB級映画とは言えない、と思います。

 もう一つ、これはそれこそ主観になっちゃうのだけれど、その映画にしかない、キラリと光る何かがあること、ですね。
 なので、低予算で作られ、マイナーな映画であっても、掃いて捨てるような、凡百な作品はB級映画とは言えない、いや、言いたくないですね。

 それを踏まえて、お薦めのB級映画を何本か紹介したいと思います。

 まず1本目は『26世紀青年』
 タイトルからしてかなり頭が悪そうですが、実際中身もバカが支配するようになった26世紀のアメリカを舞台にしたコメディです。
 馬鹿馬鹿しい!と切って捨てるのは簡単ですが、見終わった後、いろいろ考えさせられますね。
 この映画を作った人は相当頭がいいと思うなぁ。

 2本目は『アイデンティティー』
 陸の孤島と化したモーテルに集まった11人が一人、また一人と殺されていく、、、というありがちなサスペンスと思わせてどっこい!
 予備知識なしに見た方が楽しめると思います。

 3本目は『ディフェンドー 闇の仕事人』
 『アイアンマン』に代表される自警ヒーローものの映画は数限りなくありますが、たぶんこれが一番泣けます。
 見た目は子ども!頭脳は大人!といえば、某名探偵ですが、この映画の主人公は見た目はオッサン!中身は子ども!なのです。
 ちなみにサブタイトルの「闇の仕事人」というのは作品の内容と全然リンクしていないので要注意です。

 とりあえず今日は時間がないので3本だけの紹介とさせてもらいます。

 あなたが面白いと思うB級映画があったら教えてください。
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2 コメント

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Unknown (ぽいりん)
2017-09-19 09:11:59
B級映画って本来は低予算という意味合いだったみたいですけど、近年では低予算とはまた別な"ナンセンスな"映画を指して使われていることが多いみたいですね。
というかそれすらもボンヤリしてきているような笑
私の場合は低予算以外に褒め言葉としてのナンセンスな映画の事かなぁ、と考えていました。それがせぷさんの言うようにキラリと光る何かの部分なのかなともこの記事を読んで思いましたね。
でもやっぱり定義が曖昧になってきたのでオススメをと聞かれたら分からなくなってきてしまいました。笑
返信する
確かにボンヤリしてますよね。 (せぷ)
2017-09-20 21:32:56
何を持ってB級映画というか、確かにボンヤリとしてますよね。
自分が定義した「キラリと光る何か」というのもそれこそ曖昧な表現ですしね。
さらに近年ではB級から派生したZ級といったカテゴリーもあったりして、何が何やらよくわからん!って感じです。笑。
返信する

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